LGBT勉強会なるものの印象

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いくつかのLGBT勉強会に行ってみました。交流会はまあまあの印象でしたが、多くの勉強会は正直なところ印象よくありませんでした。

「知識が欲しいけど、実物に触れるのは嫌う」「一般論には興味あるけど、各個人には興味がない」人たちが勉強会に集まっている様子。

参加者の中で「私は当事者です」という人がいると、講師やLGBTコンサルタントが避けます。彼らは当事者と距離を置きます。当事者でも学生/若者のような情報弱者はお好きなようです。

知識情報が現実に即していなくて、当事者コミュニティとの接点がないことがよくわかります。

お勉強というのは…

欲望の話なのに、あたかも自分は欲望がない観察者。
恋愛の話なのに、恋バナはしない。
アイデンティティの話なのに、お互いどんな人なのかに関心はない。

人間に関心がない人が勉強会に集まっていると思いました。

知識の仕入れ売りをしてきた、カウンセラーや講師が扱うとこんな風になるのだなあと思いました。なるほど、心理学の専門用語をつかって、話をかっこよくまとめます。でも、体験はない。体験していたら、「私は理解を促進する支援者です」なんて言わないと思うんですね。

 
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心理療法セラピスト 上野貢潤

心理療法セラピスト 上野貢潤

代表ファーストブレス
~自分の心と対話する~ 心理療法セラピスト/Points of You マスタートレーナー
カテゴリー: 多様性・存在・アイデンティティ・SOGI, 雑談 タグ: パーマリンク