【心理セラピーQ&A】かえって精神状態が悪化することはありますか?

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Q.心理セラピーで、かえって精神状態が悪化することはありますか?

人間がもともと備えている機能、および本人の意志を使い、本来の心の状態へと解放するものです。なので、基本的に悪化はないかと思います。(下に考えられる例外を書きます)

ショック療法のようなことを想像されているのかもしれませんが、当方の心理セラピーは、そのような受身的なものではありません。

また、隠れていた問題が感じとれるようになるという体験はあり得ます。この場合、健全だった精神が不健全になるわけではありません。「気づいた」という表現をされる方も多いですが、「知らなければよかった」というのは、聞いたことありません。

感情の増幅ではなく完了(解放)

また、すでに持っている苦しみが、さらに大きくなるのではと危惧されているのかもしれません。
セラピーで感情に触れるのは、ネガティブな感情を増幅しているのではありません。感情にその役割を完了させることを行っています。増幅するのか、完了するのか、そこはちゃんと理論がありますので、適当にやるわけではないのです。
おおまかに言うと、自分を騙せば(はぐらかせば)別の感情が増幅し、真の感情に触れれば完了へ向かいます。

痛みに喩えるなら、転んで「痛くないっ」と思えば痛くなくなりますが、意識の届かないところで増幅しているわけです。子供が”転んで、わーっと泣いて、すぐにケロッとしている”のが完了です。

もともと無い感情がセラピーのせいで作られたりはしません。

昔のことを思い出して蒸し返すことに怖れを感じるとしたら、完了していないというシグナルかもしれません。

とはいえ、それをセラピストが言い当ててもしょうがなく、いろいろ試してもらうというのがセッションでの扱い方です。

感情の完了の経験を忘れている人は、感情が出ることは精神状態の悪化とのイメージをもつかもしれません。

普段の私たちは、感情を隠した状態が安全という原則に則って生活しています。

しかし、感情が完了していれば、より安全になります。

完了することができるということを体験的に知っていれば、生きるのが楽になります。

※完了することと、出来事を忘れること、許すことは別のことです。
※ここで言っている「完了」が「解放」と表現されることもあります。

例外的に精神状態が悪化するケース

例外的ですが、精神状態が悪化するケースも、全くあり得ないわけではないです。
セラピストが技法を間違っている場合(ちゃんと学ばずに真似している等)、セラピストが自身の重要問題から目をそらしている場合(誰かへの恨みがカウンセリング業の動機になっている等)に、クライアントの精神状態によくない影響を与えることがあるようです。ただし、その程度のことで、人の精神が崩壊したとか、立ち直れなくなったとかいう話は聞いたことありません。

※統合失調症、双極性障害がある場合は、病状悪化の可能性が高いので、セラピーはお断りしています。

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心理セラピスト 上野貢潤

心理セラピスト 上野貢潤

代表ファーストブレス
本当の自分を生きるための深層心理セッションを提供する 心理セラピスト/経営心理コンサルタント。
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