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セラピストの探し方

  • 2021-07-15

心理セラピストに、なんとかしてほしいけど、余計なお節介は困る

心理支援の探し方について、記事タイトルの観点で俯瞰してみたいと思います。そして、私の心理セラピーではどんなふうにしているかも書いてみようと思います。 フルディレクションとノンディレクション まずは、両極のスタイルをみてみましょう。 フルディレクション(ゆるぎない指示) これは、プロセスの正解を知って […]

  • 2021-07-08

ネガティブに耐性がないのは本当はポジティブではない

ボジティブシンキングな支援スタイルの限界 カウンセリングやセラピーの中には、ネガティブな考えをポジティブな考えに変えてゆこうとするスタイルがあります。 それが効果があるケースもあるのですが、一時的に気分が良くなって後に元に戻るというケースもあります。 問題の根っこが心の浅いところにあるお悩みの場合は […]

  • 2021-06-05

カウンセラーに話を聴いてもらえないと思ったら

心に課題をもつ人が「カウンセラーに話を聴いてもらえない」と言っていたら、私は「おしい!」と思うことが多いです。 それは自己メンタライジングへの機会 「話を聴いてほしい」「聴いてもらえなくて、私は・・・だ」と言えるまで、あと一歩です。自己メンタライジングの可能性が開けたということかもしれないのです。 […]

  • 2021-05-21

支援されて苦しむ人たちと本人中心アプローチ

支援されて苦しむ人たち たとえば、施設窓口での手続きが苦手な人がいたとします。心の準備をして窓口の手前まで来ます。 そこで「(手続きが)できますように、できますように」と唱えています。 そこである支援者は「過去にできたときのことを思い出して」と助言します。 これが支援者中心(または治療者中心)アプロ […]

  • 2021-04-24

よいカウンセリングの特徴 ~ 小さくなって返ってくるか?

ネイティブセラピストなどの心理支援者の活用法として、私がビオンサイクルと呼ぶものがあります。(ビオンの理論に基づいているので、このように呼んでます) セラピストが「失敗しちゃったね」「恐いのね」「困ったね」「悪い子ちゃんね」「痛いね」と言うとき、抱えられないものが、抱えられるように小さくなって返って […]

  • 2021-04-09

「克服」か「治療」か

近年の心の悩み当事者の傾向として、悩みを克服したいというよりは、治してもらいたい/助けてもらいたい/ケアされたいという人が増えているように思います。 以前は制度や権威のない世界でしたので、当事者は自分で支援者を探し回ったり、いろいろなアプローチを試したりしていたので、自ずと主体的になっていたと思いま […]

  • 2021-03-31

「治療」視点と「克服支援」視点の違い

「治療法」は誰でも学べるけど、「克服法」は当事者しか学べません。 たとえば、「子供を叩いてしまうんです。子供がトラウマとか愛着障害とかになると思います。子供を助けてください・・・」というママさんがいます。 一般世間は「子供を助けなきゃ」となるでしょう。 ある専門家は「ママさん、あなたが救われる必要が […]

  • 2021-03-20

カウンセラーの「傾聴」が気持ちわるい!?…からの「共感」を捨てるトレンド

「カウンセラーの共感しまっせな構えがキモい〜」 そんな話ありますね。私は「業務スキルくささ」と呼んでますが。 「傾聴」にまつわる技法の変遷を見てみましょう。 二十年前くらいは非指示療法(ノンディレ)が流行しました。カウンセラーは話を聴くだけで指示も助言もしないというものです。 カウンセラーは意見のな […]

  • 2021-03-08

心に傷のある心理セラピストの良し悪し

それは私がネイティブセラピストと呼び、カール・ユングがウーンデッドヒーラーと呼んだものです。トラウマ克服、精神疾患、心の痛みなどの経験や当事者性が、支援提供にあたり有効に働いている心理支援者のことです。 一方で、「自分が苦しんでたら、他人を助けられないでしょう」とか「そんな弱い人間に支援は無理でしょ […]

  • 2021-03-04

心理セラピストの探す視点 ~ 権威、手法、人

権威で選ぶ? 有名であるとか社会的地位があるなどの権威で選ぶ方法があります。多くの人は自覚せずにこの選び方を取り入れています。効率的によい情報にたどり着く場合と、権威に騙される場合の両方があるかと思います。 権威で選ぶことの良し悪しは一概にいえませんが、自分が権威で選んでいる点を自覚することはお勧め […]

  • 2021-02-28

心理療法の浅い/深いの選択肢

心理療法(心理セラピー)に浅い、深いという区別がでてきました。以前は深いのがよしとされていたのですが、浅いセラピーも流行しています。 相談者(クライアント)のニーズとしても浅い好み、深い好みに分化しているようです。 心理療法・カウンセリングの選択肢 その観点で心理療法・カウンセリングの選択肢を大まか […]

  • 2021-02-24

ウーンデッド・ヒーラーのピアジェ風発達

子どもの発達過程と似たプロセスが、人生の中で様々に再現されることがあります。ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)(傷つき体験の当事者が心理支援職になる適性を得ることがある)がどのように育つのか、経験則と発達心理学を参考にまとめてみました。 科学的理論ではなくて、個人的な考察です。 段階 1 具体 […]

  • 2021-02-15

ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)とヘルシー・ヘルパー(健康な援助者)

ウーンデッド・ヒーラー 「ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)」はユングの概念です。 心に傷がある(当事者体験のある)人が心理支援に能力を発揮するというような意味です。 ※Kojunは同じような意味でネイティブ・セラピストという言葉を使っています。 不幸自慢ではありません。当事者体験がある人にし […]

  • 2021-02-08

次の心理支援者を探すとき

さて、心理支援者(心理カウンセラーや心理セラピスト)と上手くいかず、次の心理支援者を探すときのことを書いてみたいと思います。 私もサバイバーの一人なので相談する側(クライアント側)としても何人もの心理支援者に会ってきました。 いい人たちに出会えたことも幸運でしたが、他の人たちを観察して重要なポイント […]

  • 2021-01-22

心理支援者の種類~たくさん助けたい人、ひとりを助けたい人

心理セラピスト、心理支援者の種類について、また一つの観点で書いてみます。 今回の観点は、たくさん助けたいセラピストと、ひとりを助けたいセラピスト。 ※「助ける」という言葉が上から目線かどうかの議論はここではしません。 もしかすると、あなたは多くの人を助けている支援者(カウンセラーなど)を探していませ […]

  • 2021-01-19

「行動」のサポートの違い

カウンセリングやコーチングなどの対人支援での「行動」の支援について違いをみてみましょう。 来談者(クライアント)が企画した行動を実行できなかったときに注目すると、支援の性質が様々に異なることがわかりやすいでしょう。 企画した行動とは、たとえば「〇〇教室を見学する」「次の面談までに映画を観に行く」とい […]

  • 2020-12-25

悩みを聴いてもらう、アドバイスをもらう

誰に相談するか。相談相手の選び方について。 悩みを聴いてもらいたいのか、解決したいのかによって、求めるものが違うように思います。両方ということもあるでしょうけれども。 カウンセリングの基本で「アドバイスしない」というスタイルもあるようですが、それもケースによって善し悪しです。アドバイスが欲しいかどう […]

  • 2020-09-16

複数のカウンセラーに相談してよいか?

「複数のカウンセラーに相談してよいか?」 最近、このトッピクについて質問されることがあります。いくつかの観点があるのですが、その一部を書いてみます。 私は概ね「よい」と思っているのですが、「よくない」ケースとしてどんなのがあるかなと考えてみました。 手法が影響しあう ある手法にのっとってカウンセリン […]

  • 2020-08-26

自己啓発の教えを実践しないのには理由がある

自己啓発を教える人は、 「こうすれば、上手くいく。しかし、大抵の人はやらないんだよね。だから大抵の人は成功しないんだ」 と言います。 「98%の人は成功しない。なぜなら私の言うことを聞かないからだ」と思っているわけです。 たとえば「直感に従って行動する」とか「いつも感謝する」とかですね。 心理セラピ […]

  • 2020-08-06

合格点のカウンセラーを探すと、必要なカウンセラーが見つからない

カウンセラー探しは試行錯誤でよい 自分に合うカウンセラーを探す。 カウンセラーは、決め手となる人に最初から出会えるとは限らない。5人目、10人目で初めて自分にとって役に立つ支援者に出会えたなんてよく聞きます。 支援者探しは試行錯誤となるわけです。私は権威を妄信するよりも、そういうものだと思って主体的 […]

  • 2020-08-03

インターネット検索だけで解決しない心の問題

心の問題を解決するために調べるとして、インターネットで調べても出てこない情報というのがあります。 インターネットで調べて分かることなんて、けっこう薄っぺらい知識だったりすることもあります。統計情報などは役に立つことがあります。 とくに、インターネットで自分の悩みのついで調べて、「○○障害、当てはまる […]

  • 2020-07-11

心理セラピーでは、知識は人を救わない

専門知識が人を救うと言う人もいる たしかに、たとえば、お薬の副作用の知識とか、甲状腺の不調とウツ症状が似ていることなどは、専門知識が人を助けます。 しかし、ある講演会で「ひきこり家族の会」の幹部の方いわく「これまで何人もの心理士/心理師さんを呼んで講演してもらったけど、成果はなかった。なるど心理学の […]

  • 2020-07-10

「正す」と「赦す」アプローチ

対人支援(カウンセラー、相談員など)プロ向けの講座をしていると、「プロは何が違うのですか?」と聞かれることがあります。 いろいろありそうですが、心理セラピストやカウンセラーに関して言えば、「正す」以外のアプローチ「赦す」を知っているということを挙げてもよいかもしれません。 たとえば、水泳のクロールで […]

  • 2020-06-09

当事者や元当事者の対人支援プロ

対人支援での余計なアドバイスというのは、見下し、憐れみ、差別から起きることが多いように思います。そのさらに奥にはジャッジ(決めつけ)や思い込みがあります。 たとえば、セックスワーク(いわゆるフウゾク業等)に従事したことがある人に対して、女性カウンセラーは憐れみのような見下した気持ちをもつかもしれませ […]