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カウンセリングの活用

ご自身がディレクターとなり、主体的に克服や回復に挑むクライアントさんたちへの参考記事です。

  • 2022-12-02

カウンセラーに相談に来たことをねぎらわれる

そのような体験をしてホッとしたなら、それは結構なことです。 違和感があったなら、この記事がヒントになるかもしれません。 心理支援技術としてのテンプレート 心理師の過去の試験問題に来談者への対応を選択させるものがあり、「相談に来たことをねぎらう」というのが正解になっています。過去問にはよくありました。 […]

  • 2022-11-24

克服することの痛み

私たち開業セラピストは、私設に勤務する場合よりも、「この人とやりたい」と思われて申し込まれることが多いように思います。 それは、「分かってもらえそう」というようなものだったりします。 私の場合は、それは当事者側、サバイバーの視点があるからではないかと思います。それはなんなのか、書いてみようと思います […]

  • 2022-10-15

寄り添うカウンセラーがいるというよりは、寄り添う瞬間がある

カウンセリングや心理支援では「寄り添います」ということがよく言われます。 「寄り添ってください」とか「寄り添われました」という言葉はあまり聞かない。寄り添うというのは支援者側の言葉なのかもしれません。 でも、「寄り添います」って書いてあったら、ちょっと安心します。なんか期待しちゃいます。 なにを期待 […]

  • 2022-10-10

傾聴カウンセリングの2つの使い方

Kojunのカウンセリングでは、最初に要望や目的をお尋ねします。 うまく言えない場合は、おおまかに「聴いてもらいたい」か「解決や解決のヒントがほしい」かを内省してもらいます。 無料の相談窓口などでには、ひたすら聴いて欲しい、前者を求める人もいらっしゃるようです。 Kojunのクライアントは、後者また […]

  • 2022-10-02

間主観アプローチ

Kojunの心理セラピーの特徴でもある「間主観的アプローチ」について書いてみます。それは、主観的と客観的のどちらでもないものとして説明されます。 主観的 一人称 I 内省・体験・内面 間主観的 二人称 we = I + you 共感・対話・内面 客観的 三人称 it 科学・論理・外面 久保隆司著『ソ […]

  • 2022-09-20

セラピストとクライアントは対等ですか

対称ではないけど、対等だと思います。 心理支援の教科書には、対等ではないことを前提にしたようなものもあります。対等を目指すように教えるものもあります。 対等を目指すというのは、見下さないようにするということで、相当な訓練が必要とも言われます。ずっと出来ない人もいます。 それは上から目線の発言をしない […]

  • 2022-09-14

クライアントをディスカウントしない

Kojunの心理カウンセリングの特徴に、クライアントをディスカウントしないというのがあります。これは人間性心理学の特徴かもしれませんが。 カウンセリング用語では、被支援者を無力な者とみなすことをディスカウントと言います。ディスカウントとはみくびるという意味です。 カウンセリング料金の値引きのことでは […]

  • 2022-09-10

必要なのは「死ぬな」ではなく「生きてほしい」

ゲシュタルトの祈り、という詩があります。(インターネット検索ですぐ見つかります) それが援助職の倫理として正しいとも言い難いのだけど、真実を語っているようにも思います。 「助けたい」「助かってほしい」は願い。 「助けなければならない」は怖れ。 怖れは自分にとっての苦痛を避けているのであって、実は援助 […]

  • 2022-08-30

心理支援職におけるイニシエーションの危険性

大学で心理学を学ばずに心理職になることを批判する人があります。また、大学で学ばずに資格をとる人たちを許せないと言う人もいます(公認心理師Gルート批判など)。 まあ、批判しているのは一部の人たちらしいですけど。 ※無資格者批判と学歴主義とごっちゃになっててすみません。ここの述べるのは、それらに共通する […]

  • 2022-08-23

「科学的」が不幸を招くとき

たとえば「ポジティブな姿勢や言葉を使えば、いろんなことが上手くいく」ということが、「科学的に証明された」と言われたりします。 実はこれ、間違いなのですが、よく信じられます。 「科学的」という言葉を使うと科学でなくなる 実験室の中の出来事に科学というお墨付きをあたえると、実験室の外でも成り立つと信じら […]

  • 2022-08-03

心理セラピストの師弟関係

師を持つことは講座受講とは異なる 知識だけを学んで心理支援者になる人が増えているという懸念がささやかれています。 心理セラピストが学ぶプロセスで、知識以外のことというと、クライアント体験と、師弟関係が思い当たります。 クライアント体験については、ネイティブセラピストのトピックでいつも書いているやつで […]

  • 2022-07-20

決めつけないカウンセリング/分析するカウンセリング

カウンセリングやコーチングにおいては、昔から「評価・判断しない(ジャッジしない、決めつけない)」ということが言われます。 精神分析を嫌う専門家がいるのも、精神分析で評価・判断されたことがプチトラウマになっている背景がよくあるようです。 なんですが、「評価・判断しない」と強調する支援者ほど、なんか押し […]

  • 2022-07-20

守秘義務を知っていても方法を知らない!?

一部の受験生に悪評だった、第5回公認心理師試験の問1について。 これも面白かったので、私の考えを書いてみます。 問1 個人情報の保護に関する法律における「要配慮個人情報」に該当するものを1つ選べ。 ① 氏名  ② 掌紋  ③ 病歴  ④ 生年月日  ⑤ 基礎年金番号 (第5回公認心理師試験 問1) […]

  • 2022-07-20

虐待は善悪の問題か?

第5回公認心理師試験で出会った問78について。 暗記知識が使えない問題として面白かったので、私の考えを書いてみます。 講師の先生方の間でも意見が分かれたようです。 問78 ~ 虐待という問題を善悪で捉えるのか? 小児科外来で、医師が2日前に階段から転落した乳幼児の診察中に、虐待が疑われる外傷を認めた […]

  • 2022-07-11

天使のエビデンス、悪魔のエビデンス

情報を吟味するときに、天使のエビデンス、悪魔のエビデンスを区別しています。 天使のエビデンス 自らの実践をより発展させるために、実験結果やデータを活用とするエビデンスの使い方。 たとえば、PEとう手法の研究者が「PE単独での成果と、PE+CPの組合せた場合の成果を比較する実験を行い、PE単独の方が成 […]

  • 2022-07-08

在野の心理セラピストがアヤシイというのもわかる

こんにちは、在野の心理セラピストです。 権威のあるもや公的なものは信用されやすい。そして、私たち在野の心理セラピストはアヤシイものとして非難される。 でも、医師とか教授とかエビデンスのあるメソッドとか有資格者とか公的な相談機関だとか、そういったところで助からなかった人たちが、試行錯誤して、ご自身なり […]

  • 2022-06-27

「守秘義務があるのでご安心ください」とは言わない

カウンセリングの最初に「ここで話された秘密は守られますので、ご安心ください」と言うという作法があります。 それを言われて安心する人も、それを言われて不安になる人もいます。客層によって傾向が異なるのかもしれません。(またどこかの権威に怒られそうですが) それを言うと安心すると思っているカウンセリング講 […]

  • 2022-06-22

心理カウンセラーは占い師より偉いのか!?

占い師にモヤモヤする心理カウンセラー 占いを嫌う心理カウンセラーっています。まあ、わからなくもないです。似ている生業だからでしょう。 苦しんでいる人たちからお金を騙し取っているみたいな・・・・。 心理専門家の実証主義が、占いやオマジナイなどへの反発心であるは、よくあることかもしれません。 それによっ […]

  • 2022-06-17

そうせざるを得なくなって、そうなっている

私はセラピー手法や理論は、当事者視点のものと治療者視点のものがあると思っています。 治療者と当事者では見ている世界が違うと思います。 たとえば、当事者視点では「足を踏まれて叫ばずにはいられない」ということが、治療者視点では「叫んでいるのは足を踏まれたからだ」となります。 治療者からすると、叫ばなくな […]

  • 2022-05-30

「診断名」という商品

診断名を通して人をみることに懸念を呈するベテラン心理職がいます。傾向として臨床の初心者は診断名、その他のラベルが大好きです。 参考記事: そこでよく出てくるのが、「診断名によって救われた人がいます」という診断名への肯定的な意見。 そのあたり、整理してみようと思います。 ラベリングによる外在化効果 自 […]

  • 2022-05-25

認知行動の先生が精神分析の先生を叩く

精神分析の先生と認知行動療法の先生の間でありがちな討論を書いてみます。 認知行動療法の先生(以下、CB先生)は思想だのが嫌いで実証研究が人を救うと信じています。(すべての認知行動療法家がそうではありません) で、CB先生は精神分析の先生(PA先生)に言います。「で、けっきょく精神分析で治るんですか、 […]

  • 2022-04-01

心理セラピーを選ぶヒント:変化のレベル

技法で選ぶ場合についてもヒントを挙げておきます。 プロチャスカという人は目的に応じて技法を選ぶということを提案しています。その目的を次のようにレベルで分類しています。厳密にあてはまりものではないので、参考程度に見てください。 レベルKojunの解釈Kojuのサービス 症状/状況 症状が消えることがク […]

  • 2022-03-24

心理セラピーをあえて2つに別けるとしたら

心理セラピー/心理療法は数百もあるそうです。 疾患/心の病気というよりも、心の悩みという感じのときは、自分に合っているかということも考える必要もあるでしょう。 クライアント側としては便宜上に2つのルーツがあると理解しておくと実用的だと思います。 多くの心理セラピストは両方を組み合わせていると言います […]

  • 2022-03-22

心理カウンセリングの選び方 ~ 過少介入と過剰介入

心理カウンセリング/心理セラピーを選ぶ緊張には様々な理由があると思いますが、参考に書いてみます。 カウンセリングのメタモデル カウンセリングがどのような構造になっているかを知っておくとよいかもしれません。 もちろん、流派やカウンセラーによって異なるのですが、それらの相対的に捉えるには、モデルに「マイ […]

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