「傾聴」しないカウンセラーを絶滅させないで

私は心理職の均一化には反対です。玉石混ざるとしても、へんなカウンセラーは絶滅しないでほしいと思います。

否定することなく話を聴く「傾聴」は、全てのカウンセラーが持つべき基本的態度だとされています。

たしかに、それは基本なので修得はしておいてもらいたいです。

しかしそもそも本当に傾聴しているカウンセラーなんて一部です。多くは傾聴というマナーを守っているレベル。

ですが、スタイルとしてはそれに限らないと思います。

私がセッションを受けたある2人の心理セラピストは、私の言葉尻に反応して話を遮る人でした。どちらも「べき」というような言葉に反応して、パーソナリティの問題を決めつけてきました。

その一人は、的外れなだけで、あまり役に立ちませんでした。

しかし、もう一人は天才的なセラピストで、多くの心理専門家よりも深く的確に大切なテーマと解決法を見通す人でした。

天才的とまでいかなくても、そのような心理セラピストはかつてはチラホラいました。ぶっちゃけ、深刻な悩みの解決にとても役に立ちました。

ただ、そのような人は公共の相談窓口は向いてないでしょう。使いこなすのにコツがいるので、上級クライアント向けかもしれません。

でも、傾聴がちゃんと出来る無難なカウンセラーがそれに代わることはできないと思います。

また、決めつけるような言い方をしないというのもカウンセラーの基本的態度だとされています。

しかし、私のようにオネエキャラができれば、スバっと言って喜ばれることもあります。というか、ズバッと言ってくれと頼まれます。

ごく稀に出会いましたが、人を傷つけるのが楽しくてカウンセラーになったような人はさすがにダメだと思います。

私が絶滅を惜しむ無難ではないカウンセラーとは、なんだか憎めない暖かさを持っていました。

ちなみに、Kojunの解釈では「傾聴」とは、カウンセラーの聴く態度のとこではなく、クライアントが思っていることを話せる状態のことです

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