誰も信じない人は騙されやすい

「信じられない」という心の病があります。 その病の人は、その病を解消すると騙されやすくなると思っています。 ですが、実際にはそうでもないです。 「なんでも信じてしまう」というのも病でしょう。 「信じられない」病をもたないということは、「なんでも信じてしまう」病をもつこととは違います。 さて、「信じら […]

「自分でやる」けど「独りでやらない」 – 深層行動活性化

深層の心理セラピーやカタルシス体験などによって成長のブレーキが外れた後に行う、行動活性化についてお話してみたいと思います。 「ブレーキ外し」と「アクセル踏み」の2段階のようなものです。 深層のブレーキというのは、たとえば「家族を見捨てて私だけ幸せになってはいけない」という深層心理などです。 それがあ […]

行動によって不安を解消する

ちょっとした不安で動けない場合や、広義トラウマや愛着などの深層の心の問題が概ね解けている場合、行動が不安を解消してゆくことがあります。 行動は不安の特効薬とも言われるのは、そのような場合のことを言っているのでしょう。 さて、それが自分に有効かどうか、検討するときに次のようなことが参考になるかましれま […]

マインドフルネス? 「考えない」のコツ

マインドフルネス、瞑想、ポージングなどは作為的な思考も含めて「なにもしない」状態をつくるんだけど。 「考えるな」という助言はあまり上手くいきません。 「雑念を否定してはいけません」というのも上手くいかないです。 瞑想などの実践について、よく聞かれる「無になるってことですか?」という質問に対して私は「 […]

心理的ヤング・ケアラーを分かりやすく

心理的ヤング・ケアラーと私が読んでいるものをコミカルな喩で説明してみたいと思います。 親子関連のトラウマについて当事者研究に参加していたときに、当事者の間で判りやすいと評判だった喩えですが、不謹慎かもしれませんので、引用にはご注意ください。 母と子が遊園地のお化け屋敷に入ったとします。 出口から出て […]

家族が老いたときの情報源

とはいえ、すでに差し迫っているという人たちも増えてくると思いますので、とりいそぎ家族の高齢化に関する入門となる情報を挙げておきたいと思います。 公的な窓口 自分や家族が高齢当事者になってきたという場合の相談先は「地域包括支援センター」が一般的でしょう。実際、なにかが起きてからここへ駆け込む人が多いよ […]

親子の心理的な別れと再会

別れは再開に先立つ 私のクライアントは中年期の方が多いので、幼少からの親子関係、家族関係の葛藤の問題がテーマになることも多いです。 理想的には、子は親から心理的に離れて、そして親が老いたときに再会するというのが健全なシナリオとなると言われています。ですが、離れるフェーズが上手くいっていない場合は、人 […]

心の問題を克服して変わったなにげないこと

心の問題を克服して変化したことについても書いてゆこうと思います。 心の問題というのは、愛着不安定、広義トラウマなどの精神的な不自由のことです。私も主ないくつかを解消してきました。 特別な症状などがなくなるというのはさておき、書いてみたいのは日常生活や世界観の変化ですね。 掃除が気持ちいい 私は引っ越 […]

「ありがとう」は「人権」を奪わない…だといいな

「身体障碍者の人は助けられてもお礼も言わない」というのを何度か聞いたことがあります。 まずは、すべての障碍者はこうだという一般化はナンセンスということは前提として確認しておきたいと思います。そのうえで、そういう人もいる、そういう傾向があるとしたら、というお話をしたいと思います。そして、それもすべての […]

診断名やラベルは原因ではない

子供を医師に診てもらって、「〇〇障害の診断がついた」と言う人と、「うちの子は〇〇障害だった」と言う人は、捉え方がかなり違うように思います。もちろん、表面的な言葉だけで決まることではないのですが。子供だけじゃなくて、本人の場合もです。 支援や対応が必要だと判断するのが今日の診断であったりもします。それ […]

「過保護」に関するとんでもない誤解

ある臨床家の先生は「過保護だとストレスに弱い子が育つ」と言っていましたが、私はそれは偏見だと思います。 心理学を教える立場の先生たちから、そのような言葉を聞くたびに心が痛みます。 過保護というのは一種の虐待のようなもので、身体拘束に似ていると思います。子供は自律(自分で決めて行動する)をしようとする […]

虐め被害の心理戦のポイント

日本では戦争やテロがない代わりに、DV、パワハラ、虐めなどのミクロな暴力が蔓延しています。ミクロといっても、戦争やテロと同じようなことが行われていたりします。その中でも虐め/継続的な暴力について、被害者のためのヒントを書いてみます。 主に現在進行形の問題を想定して書きますが、過去の出来事に対するトラ […]

児童虐待防止施策の気になるところ – 正義の功罪

児童虐待について法整備がされ通告義務などが知られるようになってきました。昔ながらの心理セラピスト視点で、またぶっちゃけたことを書いてみます。賛否あるとは思いますが、あえて言うならというお話です。 世代間連鎖と克服意志のある保護者 児童虐待については、虐待している保護者の救済・援助については語られるこ […]

性暴力/虐め被害 – 「闘い」は「戦い」とは限らない

差別との闘いについての議論で「戦わなければ負けだ」という言葉を聞いて、ふと思い出しました。それは違うと言っておきたいと思います。その議論を聞いていた人の中に、暴力被害者がいるかもしれないと思ったからです。 ※閲覧注意。暴力に関する記述あり。 虐めや性暴力の被害者で、腕力での抵抗(戦い)をあきらめた人 […]

「迷い」の心理相談

迷いについてのご相談にはいくつかの方法があります。私がご相談内容を聴いたあと目を閉じて考えているのは、どのアプローチが馴染むかを捉えようとしたいるのです。 「覚悟」アプローチ 選択による望みと痛み(恐れ)を問います。いわゆるメリット、デメリット比較に似ています。ただ、何を望んでいるのか、何を心配して […]

「希死念慮」の扱い

希死念慮については、対処法の違いから主に2つのタイプがあるように思います。各タイプの呼称はここだけの便宜的なものです。私のところで扱える可能性があるのはタイプ2です。 タイプ1)状況要因の希死念慮 これは経済苦、失業の長期化、虐めなどのによる環境的な苦痛が要因となっているケースです。つまり「死にたい […]

大人の虐め被害、過去の虐め被害によるトラウマ

職場の虐め被害、および子供の頃の虐め被害によるトラウマ、すなわち大人のケースについて書いておきたいと思います。 自分原因、他者原因 ひと昔前は、大人が職場で虐められているという場合、「ご自身の中にも原因(虐められやすさ)がある。それを解消しない限り職場を変わっても同じことが繰り返されるでしょう」とい […]

苦しみを大切にするということ

心理セラピーの現場では、「苦しんでいる人ほど、解決しやすい」と言われることがあります。 悩みの解消をしようとしない、あるいは解消いしたにもかかわらず悩みの状態に戻ろうとするということが起きます。いわゆる、抵抗ですね。 どういう人が悩みを解決するかというと、ちゃんと苦しんでいる人なんですね。 ところが […]

敵でも味方でもないものを大切にする

お悩みを抱えている人はなんらかのマイノリティ性をもっています。それは世間的に良しとされないなにかです。「出来るはずのことが出来ない」「弱い」「劣る」などです。 それに対する人の反応は次のように見てみましょう。 「叩く人」 「疑似味方」 「味方」 「叩く人」の心理は、あなたに不快を与えることであなたを […]

日本の心理業界の今昔 ~ ある当事者が観た風景

当事者と心理支援者の両面から見ていた時代の目撃者として、日本での心理セラピー(心理療法)の歴史を書いておこうと思います。 たくさんの感動や悲観を経験してきたので、客観的な文章にするのが難しいのです。むしろ研究論文ではないので、ちょっと面白めに書きます。心理支援業界がユーモアを失ったらおわりと思います […]

人は人を変えようとするとき、相手を傷つける

2種類の暴力があると思います。 人は人を変えようとするとき、相手を傷つけます。それが1つめです。 それ以外が2つめです。2つめは、虐めやパワハラです。 1つめは喧嘩なんかも含みます。 相手を変えようとしているかどうか、です。 なんでこれを区別するのかというと、対処法する心構えが違うからです。 人を変 […]

「変わりたくない」のではなくて「矯正されたくない」のだ

心理支援者(セラピストやカウンセラーなど)に相談に行くとこと躊躇する理由に、支援者に自分を変えようとされそうで嫌だというのがあります。 そこで「聴くだけ」という傾聴スタイルがカウンセリングの主流になったりしてきたのですが、一方では聴いてもらっただけでは解決しないお悩みもあります。 変化を手に入れたい […]

自己肯定感を「育てる」のではなくて「取り戻す」

条件つきではなくて、自分の存在そのものを肯定できるのが心理セラピーで目指す自己肯定感です。 それは自信をつけるアプローチとは真逆です。 赤ちゃんや幼児は自己肯定感がある。申し訳ないって感じで生まれてはこない。人より劣らないと自信があるから笑っているわけではないでしょう。 ※へんな投影がある人は赤ちゃ […]

親の世界から、大人の世界へ

Kojunは「裁きから赦しへ」「正すから赦すへ」というお話をよくしています。 罰を与えても上手くいかないことがある。叱っても上手くいかないことがある。いろんな分野でそのことは発見されています。ありのままの自分を受け入れることが必要。 さて、してはいけないことはわかったけど、ではどうすればいいのか?  […]

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