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生きづらさ

  • 2022-09-30

ビビらない不安症

不安症の人が必ずしも気が弱いとは限りません。 いつも心配ばかりしている人が、いざというときに落ち着いていたりします。 それはセンサーが過敏な人に似ています。 震度1未満の揺れがちょくちょくあったとして、過敏な人はそれに気がつきます。ですからいつも心配です。 気が弱いと思われています。 あるとき震度5 […]

  • 2022-09-11

自分を傷つけない味方が2割いる

生きづらさの解消のプロセスの多くが広い意味での愛着関係の修復とも捉えることができそうです。それは対人関係の変化のように見えますが、ほんとうは内側の変化です。 それは、たとえば、こんなふうに展開します。。 複数のカウンセラーを渡り歩きながら、段階的に心を回復するクライアントがいます。 いろんな人に会っ […]

  • 2022-09-11

心理的な「統合」ということ

人間関係や社会生活の中で、とても傷つく体験、絶望などに対して、どのように対処すればよいのでしょうか? それは医学的な疾患とは別の、傷つき、座礁として出会います。 その解決プロセスについて、深層心理セラピーでは「統合」という言葉が使われます。 それは分裂という心の病、もしくは分裂という未成熟を解消する […]

  • 2022-09-08

心が自由な人は反社会的か

過剰に人目を気にするという心の病があります。過剰にというのは、自分の幸せに反してということです。 心理セラピーでそれを解消した人など、心が自由になった人はそうではありません。 さて、人目を気にせずに、自分が生きたいように生きるとなると、サイコパスや独善的な人になるのではないかと心配されます。 心が自 […]

  • 2022-09-05

その人生は自己肯定感の低さがもたらしているのかどうか

幼少期に刷り込まれた何かが人生の足枷になっているというのは、心理セラピーのよくあるテーマです。 自己肯定感の損傷というのもその一つです。そして、それは殆どの日本人が持っている傷であります。 多くのクライアントも自己肯定感の傷を持っています。ですが、クライアントのお悩みの根本原因がそれかどうかはケース […]

  • 2022-08-26

親の命令に反発しながら服従し続ける人生

たとえば「人目を気にしすぎる」「優秀でない自分を許せない」「新しいことに挑戦できない」などの悩みが人生レベルで続いている場合、親から引き継いでいる場合があります。 すなわち、人目を気にして指図する親、優秀じゃないと許さない親、新しいことに挑戦しようとすると止める親です。 それがどうも親の影響であるこ […]

  • 2022-08-09

どうしたいか分からないという悩み

かつてよくやっていたグループセッションでは、参加者の目的を訊ねて臨機応変にワークをしていました。即興ワークショップね。 ある時期から、自分の求めるものをうまく言えないというお悩みをよく聞くようになりした。なので、グループセッションの名前を「Wish(願い)」にしちゃったほどです。 Dream(夢)だ […]

  • 2022-08-06

フォーカシングの練習(トーク動画)

対人プロ向けの勉強会のために、フォーカシング実践入門のプチ講座を動画にしましたので、しばらくHPでも公開します。 行詰ったとき、なにを解決すればいいのか分からないとき、自分の心身をメンテナンスする方針を得るために役立ちます。

  • 2022-07-16

「ゆるす」とは「ゆるさない」こと

被害体験のある人から「ゆるすってどういうことですか?」と訊かれることがあります。 その答えはもちろんその方が決めることですが、セラピストの意見もあります。 それはもちろん文脈次第ですが、またひとつの答えを挙げてみましょう。 前回の視点 以前ブログに書いたのは、「ゆるす」ということは「怒らない」という […]

  • 2022-07-07

「原因論の罠」と「目的論の罠」

旧い精神分析への批判にこのようなものがあります。 はい、指摘しただけではラクにはなりません。指摘するだけではセラピーとは言えないでしょう。 そこで、「原因」ではなく「目的」に注目しましょうというのが目的論です。 旧い精神分析がやっていたのは、道徳規範などによる抑圧によってヒステリー(変換症など)が生 […]

  • 2022-06-30

「生き辛さ」と「苦労」は異なる

私のクライアントの主な主訴である「生き辛さ」というのは、分かってもらいにくものだと思います。 クライアントの多くが「分かってもらえない」と言います。それは生き辛さのことかもしれません。 「生き辛さ」というのは「苦労がある」というのとは違います。 ですから、「生き辛い」と語っても、「誰だって大変なこと […]

  • 2022-06-27

無秩序型の愛着パターンから大人をみる

子どもの愛着パターンの中に無秩序型というのがありますね。 私は大人向けの心理相談をしていますので、別の類型で愛着スタイルというのをみているのですが、ちょっと気になりまして。 幼児のことはさておき、思春期や青年期などの子が無秩序型とも似た様子を示すという話を聞いたりしたとき、ふと思うのです。 回避型や […]

  • 2022-06-26

社交不安・対人不安が解消した人たち

社交不安について、一般的な専門的解説は次のようになっているそうです。 「不安は必要なものであり、なくすことは困難。よって、不安と適切に付き合ってゆくことが治療目標である」 深層心理のセラピーをしている私からは、なんだかニュアンスが違うように思います。 最近は「with 〇〇」が流行っていますので、「 […]

  • 2022-06-23

「それじゃだめだぞ」と思い知らせたくなる!?

他人のことについて、これはダメだなあと思ったとき、それを思い知らせたくなりますか? イライラしながら教えるっていうのも似てますね。 それとも、ゆるしますか? それとも、イライラしながら、そんな自分を見つめますか? 私は若いころ、思い知らせたくなる病を持っていました。 まあ、誰でも多少はやることかもし […]

  • 2022-06-21

見捨てられ不安と癒し

見捨てられ不安をもつ人は、見捨てられるのが恐いので、人と距離をおくかもしれません。 なにかしらの「見捨てられたかも」サインに過剰反応してしまうから。 ということは、「見捨てられたかも」サインに傷ついたとき、大事なことがあります。 「でも大丈夫」って感じが育っているかってこと。 「傷つかないこと」では […]

  • 2022-05-30

「診断名」という商品

診断名を通して人をみることに懸念を呈するベテラン心理職がいます。傾向として臨床の初心者は診断名、その他のラベルが大好きです。 参考記事: そこでよく出てくるのが、「診断名によって救われた人がいます」という診断名への肯定的な意見。 そのあたり、整理してみようと思います。 ラベリングによる外在化効果 自 […]

  • 2022-05-13

誰も信じない人は騙されやすい

「信じられない」という心の病があります。 その病の人は、その病を解消すると騙されやすくなると思っています。 ですが、実際にはそうでもないです。 「なんでも信じてしまう」というのも病でしょう。 「信じられない」病をもたないということは、「なんでも信じてしまう」病をもつこととは違います。 さて、「信じら […]

  • 2022-04-06

「児童虐待」という記号の使い方

「虐待が増えている」という表現に注意したい 「近ごろ児童虐待が増えている」という言葉をよく聞きます。 そのとき示される統計は、児童相談所の取扱い件数の増加です。通告窓口の告知やキャンペーンなどにより取扱い件数が増えているであろうことを考慮すると、児童虐待自体が増えkaているのかは慎重に判断したほうが […]

  • 2022-03-26

「自分でやる」けど「独りでやらない」 – 深層行動活性化

深層の心理セラピーやカタルシス体験などによって成長のブレーキが外れた後に行う、行動活性化についてお話してみたいと思います。 行動できるようになるための2段階 「ブレーキ外し」と「アクセル踏み」の2段階のようなものです。 深層のブレーキというのは、たとえば「家族を見捨てて私だけ幸せになってはいけない」 […]

  • 2022-03-02

行動によって不安を解消する

ちょっとした不安で動けない場合や、広義トラウマや愛着などの深層の心の問題が概ね解けている場合、行動が不安を解消してゆくことがあります。 行動は不安の特効薬とも言われるのは、そのような場合のことを言っているのでしょう。 さて、それが自分に有効かどうか、検討するときに次のようなことが参考になるかましれま […]

  • 2022-02-21

マインドフルネス? 「考えるな」では上手くいかない

マインドフルネス、瞑想、ポージングなどは作為的な思考も含めて「なにもしない」状態をつくるんだけど。 「考えるな」という助言はあまり上手くいきません。 「雑念を否定してはいけません」というのも上手くいかないです。 瞑想などの実践について、よく聞かれる「無になるってことですか?」という質問に対して私は「 […]

  • 2022-02-18

心理的ヤング・ケアラーを分かりやすく

心理的ヤング・ケアラーと私が読んでいるものをコミカルな喩で説明してみたいと思います。 親子関連のトラウマについて当事者研究に参加していたときに、当事者の間で判りやすいと評判だった喩えですが、不謹慎かもしれませんので、引用にはご注意ください。 母と子が遊園地のお化け屋敷に入ったとします。 出口から出て […]

  • 2022-02-03

家族が老いたときの情報源

とはいえ、すでに差し迫っているという人たちも増えてくると思いますので、とりいそぎ家族の高齢化に関する入門となる情報を挙げておきたいと思います。 公的な窓口 自分や家族が高齢当事者になってきたという場合の相談先は「地域包括支援センター」が一般的でしょう。実際、なにかが起きてからここへ駆け込む人が多いよ […]