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心の悩み

特性かトラウマか

発達障害の勉強会で対話して、思ったことを書いてみます。 私たちのような相談業の人が発達障害支援窓口を紹介するケースについて、「発達障害」という言葉が相談者にショックを与えるかもしれないということが言われていました。 私が発達障害支援窓口を紹介するとしたら、「発達障害かもしれないよ」というラベリングを […]

心血を注いだ仕事をクビになったときのショックについて

終身雇用の神話が崩れた今日、心血を注いだ店舗や仕事をクビになるということが、人生の中で起きることがあります。 収入面の心配だけではなくて、「あなたはいらない」と言われたことのショックが起きるかれません。 「クヨクヨしていても仕方ないので、次へ向けて進んでいく」ことになります。が、新しい状況に進んでも […]

説教とセラピー

セラピストの助言が、一般的な説教とは真逆なんてことがあります。 一般的には「頑張らなきゃ」と言われるような状況で、セラピストが「頑張るのやめたと言ってみて」といったりします。 「頑張れ」と「頑張るな」は、論理的には二者択一ですが、心理的には二者両立です。 セラピストがやめさせようとしているのは、「頑 […]

「なおる」と「なおす」は違う

ある種の精神トラブルについては、思うことがあります。たとえば、性的被害による男性恐怖や場所恐怖。これらは、ある意味で恐怖症ではないと思うことが多いです(診断ではなくて、お悩み解決方法の選び方のこと)。 犬に噛まれていぬ恐怖症になったのとは、問題の質が異なるのです。 それらはな「おすべき疾患」というよ […]

正体の分からない不安

不安(ときに恐怖ともいえる強い不安)を感じて、行動ができなきことがあります。 通常ですと、「何を心配しているのてすか?」とか、「行動するとどんなことが起きそうで心配なのですか?」との問いかけに対して、不安の正体が見えることがあります。 その不安や恐怖の正体が自分でなかなか分からないとき、それは「~が […]

自分でなんとかしようとしない方がいいこともある

自分でなんとかしないといけないことと、自分でなんとかしようとしてはいけないことごあります。 なかなか解決しないことは、これを間違っているかもしれません。 自分でなんとかしやうとしていることを、自分でなんとかしようとしてはいけないのかも、と思ってみたり。 自分でなんとかしようとしてこなかったことを、自 […]

憤怒が解消して残るなにか

適切な人を見つけて信じると、無駄な憤怒(身を守るためではない、怒りのような反応。思い通りと違う感じ)が解消することがあります。 憤怒の対象が、ただのミス、ただの役に立たないコメント、ただの間違い、ただの誤解、ただの事故になってゆきます。 憤怒が解消してゆくと、なにかが残ります。怖さとか、悲しさとか、 […]

ほしいアドバイス、ほしくないアドバイス

カウンセリングなどては、アドバイスしないことが基本とされてますね。 実は専門的なアドバイスをすることはあるのですが。 アドバイスが役に立たなくて害になるケースというのは、正しいことを言うやつね。 たとえば、失敗を恐れて行動できない人に対して「失敗を恐れるな」とアドバイスするとか。 多くの場合に、これ […]

「こわくない」と言わずに、「楽しみだ」と言ってみる

「こわくない」と言わずに、「楽しみだ」と言ってみるとよいですよ。 心理カウンセリングでは、「こわくない」はプロセスを諦めるときの台詞で、「楽しみだ」はプロセスが進むときの台詞です。 「こわい」を消すために「楽しみ」と言うのではないですよ。 心理の師匠にこの話をしたら、「怖いけど楽しみ♡」と言われまし […]

時間が解決しない心理的なお悩み

心理的なお悩みには、時間が解決するものと、時間が解決しないものがあるように見えます。 おおざっぱなことを言えば、時間が解決しない悩みというのは、解決しそうになると心理的な抵抗が起きるような仕組みになっていることが多いです。 それだけではありませんが、それが含まれていることが多いでしょう。 それは、解 […]

「ほら、やっぱり」は強化サイクルかも

「ほら、やっぱり」は強化サイクルの可能性があります。 人間は自分が心の底で信じていることを証明するように行動するという性質があります。 たとえば、「男性とは浮気をする」という信念が刷り込まれておると、浮気をしそうな男性を選び、浮気をするように仕向けます。 「私は出世できない」、「関東の食べ物は不味い […]

多くのセラピストが「頭で考えるな」と言うのですが

クライアントの立場でいいますと、「頭で考えてはいけない」というセラピストやコーチの台詞が、私は苦手です。 セラピストとしての私は、クライアントに対して「頭で考えたことを、感じたことだと思い込まないように」とアドバイスすることはあります。 これらは、だいぶ違います。 多くのセラピストが、「頭で考えても […]

「わたし愛着障害なんです」という言葉

人の健康に関わる支援業の方とお話しすると、「『私は愛着障害です』と自分で言う人が増えたのねえ」と言われます。 数年前に言葉が流行ったんですよね。つまりラベリング用に人気があるってことです。 「愛着大事だよねえ」ではなく、必ず「わたし愛着障害なんてす」という形で聞かれます。「愛着障害を克服したい」もめ […]

心理の問題の解決の2層構造

心の悩みについて、カウンセリングやセラピーやリトリートイベント等で起きる解決を、2層で捉えるのも参考になりましょう。 ◇二次災害の解決 そのことで自分を責めることがなくなったけど、そのこと自体は残っているというようなケースです。 怒りのコントロールのような応急処置もこれに含まれるでしょう。 ◇一次災 […]

ブレーキを外してはいけない人もいる

背中を押しても動けない人がいてね、「ブレーキがある」なんて言われるのね。そうなると、自己啓発や古典的なコーチングが効かないなんて言われるにゃ。 で、ブレーキを外すセラピーというのがあたりする。 たとえば、対人不安があるから伸び伸び活躍できないという場合、対人不安を解消すると伸び伸び活躍できたりする。 […]

ゆるしが引き起こすシャットダウン再起動

心の成長を伴う回復プロセスの中で起きるもうひとつのこと。赦しや安心のプロセスが進んだときに、瞬間的にぐったりすることがあるかもしれません。 たくさんの夢をいっきに見るような、覚醒とも爆睡ともつかない、感じだったりします。 それは大仕事の後の疲労感のようでもあり、肯定的な感じはすると思います。 急激な […]

回復の中で出会う抑うつ

心の成長を伴う回復プロセスの中で、抑うつが起きることがあります。それは、成長に対する抵抗のようなもので、行動や挑戦にブレーキをかけようとします。 そして、ブレーキの表れとして、体調が悪くなったりすることもあります。 周囲や関係者に言い訳が必要となりそうなときに、防衛反応として体調が崩れたりします。 […]

気づきや知識が役立つかは「望み」次第

心理セラピーの事前相談では目的を確認します。心理セラピーの当日も確認します。 それは、本人が望むこと以外(大きなお世話)をできるだけしないためでもあるのですが、もうひとつあります。 何かに気づいたとき、それに呪われるか、それを解決の糸口にできるかということです。 わかりやすいのは、ラベリングです。「 […]

心の悩みのダウンサイジング傾向

ひと昔前には、特殊な成育歴をもつ人や、病態の重い人たちのみがもつ性質と思われていたものが、最近では万人に少しずつみられるということが多くあるように思います。 たとえば、愛着不安定(いわゆる愛着障害)などは、昔は孤児院で育った人たちを研究対象としていたようですが、今日では大学生の2~4割がその性質をも […]

必要以上に怒る人は、必要なときに怒れない

必要以上に怒る人は、必要なときに怒れない。というようなケースがあります。 それは、恐怖に負けているところがあるからです。 (恐怖に負けるとは、恐怖を感じることではないです。恐怖に負けないとは、恐怖を感じないことではないです) 「あーあの人かぁ」ではなく、自分のためのヒントにしましょうね。 恐怖に負け […]

強い不安の応急対処

強い不安についての応急対応には、少なくとも2つのアプローチがあります。 何がよいかは一概に言えませんが、混同を避けるために、2つのアプローチの違いを挙げておきます。 タッチ 1つは、現実に近づくアプローチ。 目の前の現実に五感を触れさせます。テーブルや壁などの、目の前のモノに触ります。 そして、手す […]

あがり症の共通点

あがり症にも、いろいろあります。相手が目上のときに緊張するとか、相手が複数人のときに緊張するとか。 緊張の深層心理も、攻撃される感じとか、見捨てられる感じとか、様々にあります。 様々ですが、一つの共通点があります。それは「緊張することは悪いこと」「緊張してはいけない」という信念が刷り込まれています。 […]

売り手は、顧客視点を持てなくなる。

久しぶりに経営心理のお話です。 売りたい気持ちがあるとき、たいていは本人はその気持ちがあることを自覚するのは難しくなります。 自覚できない、すなわち無意識下に隠れる、すなわち心理的な死角(ブラインド・エリア)ができます。 そうすると、相手がそれを欲しがっているかどうか、相手が何を欲しがっているかどう […]

性トラウマの克服のビフォー/アフター

トランスジェンダーの苦労話というと、差別を思い浮かべるかもしれませんが、けっこうあるのがセクハラです。 「本当は男なんだから平気だろ」「そんなことをされたいから女っぽくしてるんだろ」と言われたり、笑われたり、被害を受けても社会が被害者とみなしてくれないという状況があり、乱暴な男性からは手を出されやす […]

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