「無理せずに頑張る」とは、どういうことか?

苦しい現状を変えるのが難しいとき、無理してるから上手くいかないなんてことがあります。心理相談のお客さんは殆どそう。

でも、頑張って思い切ってみないと何も変わらないってのもある。

無理してはいけないし、無理しないといけない。

その謎を解いてみましょう。

たとえばフィットネスクラブに通おうと思っているけど、恥ずかしくてむりーっってなっているとします。もう2年間も思ってますが、入会できません。

「無理しない」というのは、いきなり入会することに拘らなくていいということ。つまり、スモールステップ化ね。とりあえず、申込書をもらってくるとか、建物の入り口の扉に触れてくるだけかもしれません。そんなことすら大変なのかもしれないのです。

「無理しよう」というのは、その大変な超スモールステップを思い切ってやってみようということです。

つまり、「できることをする」が頑張るところで、「できないことをしない」が頑張らないところ。

実際の感覚でいうと、「頑張らないことを頑張る」というのもあります。つまり、ハードルを下げたり、スモールステップ化することへの心理的抵抗がある場合には、それと頑張って闘う必要があります。
低いハードルやスモールステップの達成を喜べるか、と言い換えることもできます。

ハードルを下げる勇気がないと、跳ぶ勇気もないのです。

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