思考を否定することが、感情アクセスではない

感情に気づくことは、あらゆる問題の解決のカギであり、宝の宝庫です。

一説によると、思考と感情は同時に使えません。また、感情を避けるために、思考していることも多いです。

ですので、感情へのアクセスを促すために、よく「考えてはいけません」などと言われたりします。

でも、思考を否定しても、それは思考の否定という思考でしかありません。

実は、思考を否定することで感情に気づくことはできません。感情を大切にすることでしか、感情に気づくことはできません。

思考は逃げ道です。たいていのセラピストは、逃げ場をふさぐことで、感情へ向けようとします。「考えちゃダメ」と言います。

Kojunのセラピーでは、感情への怖れを共有したところから始め、感情の面白さへと招きます。

たとえば、クライアントの前で涙を流して見せます。「ほら、これが涙ですよ。あなたは、涙を流す人を見て、カッコ悪いと思いますか?」と聞いてみたりします。

たとえば、セラピストの恐怖体験を語り、鳥肌を見せます。「どうですか? これが弱い人にみえますか?」と。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

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