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心理支援者を探すヒント

学歴で心理カウンセラーを淘汰せよ!?

あなたは、どう思いますか? これは、長期にわたって心の悩みと向き合っている人、カウンセラーやセラピストを探している人は、一度考えてみてよいかと思います。 心理カウンセラーや心理セラピストに学歴は必要か? 大学で心理学心理学部を卒業している必要があるか? 大学院までいってないとダメとか、アメリカに留学 […]

心理カウンセリングと心理セラピーはどう違うの?

これはよく訊かれますので、一度書いておこうかと思います。カウンセラーと心理セラピストの違いを尋ねられるのも同じですね。 明確な定義はないかもしれません。同じだと言う人もいます。 言葉を和訳すると、counseling=助言、therapy=治療なんですが… カウンセリングでは「余計な助言するな」が主 […]

感情力動アプローチがセラピストを選ぶ理由

精神分析と感情力動の違い どちらもフロイトにルーツをもつ、無意識に触れてゆくアプローチではあります。 「意識化する」 ≠ 「頭で理解する」 無意識にあったものが、意識できるようになる。涙がボロボロこぼれたり、鳥肌が立ったりします。これは「頭で理解している」のでしょうか? 体感でしょう。 たとえば、「 […]

私が心理セラピストをしている動機

心理職をする動機として、「感謝されたい」「人を助ける自分になりたい」「人の役に立ちたい」というようなのは、あまりよくないと言われます。わかります。 たしかに、「あなたを助けることで私は価値のある人間になるのだ」って思っている心理職に出会うと、相談できないことってあります。 「助ける側の人間に価値があ […]

感情力動アプローチの「手順ではない何か」

感情力動(感情処理にもとづく精神力動)アプローチでは、抑圧された感情に触れてゆきます。 たとえば、あがり症の人は、具体的な話になると緊張場面に対して「平気です」と言ったりします。本当は恐いのですが、その感情を抑圧しているわけです。または、人を恐がっていることを認めたとしても、それがどういう感情なのか […]

本人中心アプローチ

支援されて苦しむ人たち たとえば、施設窓口での手続きが苦手な人がいたとします。心の準備をして窓口の手前まで来ます。 そこで「(手続きが)できますように、できますように」と唱えています。 そこである支援者は「過去にできたときのことを思い出して」と助言します。 これが支援者中心(または治療者中心)アプロ […]

宮廷道化師は王様のセラピストだったと思う

宮廷には宮廷道化師というのがいます。いわゆるピエロですね。 あれは王様向けのカウンセラー/セラピストだったんだと思うんですよ。しかも、傾聴スタイルではなく、直面化ありスタイルのね。 普通は家臣が王様に「ほんとは恐いんでしょ」なんて言おうものなら、首を切られてしまいます。だからだれも言えない。 ところ […]

心の悩みの相談先、3つのセクター

厚生労働省が均一化を推し進めていますが、心の悩みの相談先は本来は多様です。 相談先を探したり、組み合わせるには、ここで述べる3つのセクターを意識すると見通しがよくなるかと思います。 ここに述べるのは私見ですが、医療文化人類学のArthur Kleinmanを参考にしています。 ユーザー(素人)セクタ […]

よいカウンセリングの特徴 ~ 小さくなって返ってくるか?

ネイティブセラピストなどの心理支援者の活用法として、私がビオンサイクルと呼ぶものがあります。(ビオンの理論に基づいているので、このように呼んでます) セラピストが「失敗しちゃったね」「恐いのね」「困ったね」「悪い子ちゃんね」「痛いね」と言うとき、抱えられないものが、抱えられるように小さくなって返って […]

カウンセラーの「傾聴」が気持ちわるい!?…からの「共感」を捨てるトレンド

そんな話ありますね。私は「業務スキルくささ」と呼んでますが。 「傾聴」にまつわる技法の変遷を見てみましょう。 二十年前くらいは非指示療法(ノンディレ)が流行しました。カウンセラーは話を聴くだけで指示も助言もしないというものです。 カウンセラーは意見のない鏡のような存在という人もいました。それは技法で […]

心理セラピストの探す視点 〜 ネイティブな経験値

心理支援職(心理カウンセラーや心理セラピストなど)の選びかたの視点をもう1つ。どんな探し方、選び方があるかを知っておくとヒントになるかと思います。 知識と経験値 支援者は次の3つをもっています。「ネイティブな経験値」はもっている人と、もっていない人がいます。 心理支援者によってどこに比重があるかが異 […]

心理セラピストの探す視点 ~ 権威か手法か人か

権威か手法か人か 有名であるとか社会的地位があるなどの権威で選ぶ方法があります。多くの人は自覚せずにこの選び方を取り入れています。効率的によい情報にたどり着く場合と、権威に騙される場合の両方があるかと思います。 権威で選ぶことの良し悪しは一概にいえませんが、自分が権威で選んでいる点を自覚することはお […]

2021-03-02 このサイトの今後の執筆予定について

このサイトで書いてゆきたいことを、挙げてみます。 ・心理支援者(とくに心理セラピスト)を探す人のためのヒント。主体的に自分で探す人を応援したいと思います。 ・語り部として。心理業界に何が起きたか、相談者、支援者の双方の視点で時代の証人になろうと思います。失われつつある先人たちの宝を今後に残します。 […]

ウーンデッド・ヒーラーのピアジェ風発達

子どもの発達過程と似たプロセスが、人生の中で様々に再現されることがあります。ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)(傷つき体験の当事者が心理支援職になる適性を得ることがある)がどのように育つのか、経験則と発達心理学を参考にまとめてみました。科学的理論ではなくて、経験に基づく世界観です。 段階 1 […]

ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)とヘルシー・ヘルパー(健康な援助者)

「ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)」はユングの概念です。 心に傷がある(当事者体験のある)人が心理支援に能力を発揮するというような意味です。 不幸自慢ではありません。当事者体験がある人にしか見えないことがあるということです。 泳いだことはないけど教え方は知っているという水泳コーチと、泳いだこ […]

次の心理支援者を探すとき

さて、心理支援者(心理カウンセラーや心理セラピスト)と上手くいかず、次の心理支援者を探すときのことを書いてみたいと思います。 私もサバイバーの一人なので相談する側(クライアント側)としても何人もの心理支援者に会ってきました。 いい人たちに出会えたことも幸運でしたが、他の人たちを観察して重要なポイント […]

心理療法の「過去の記憶」に触れる/触れない

トラウマ解消の心理セラピー(心理療法)について、「過去の出来事について思い出さなくてすみます」という心理セラピーと「思い出す」心理セラピーがあります。好みや向き不向きがあるかもしれません。 私が主に提供してきたのは「思い出す」系です。(参考:) 「過去のことを思い出すセラピーは辛い」みたいな前提で説 […]

心理支援者の種類~たくさん助けたい人、ひとりを助けたい人

心理セラピスト、心理支援者の種類なんてものを、また一つの書いてみます。 今回の観点は、たくさん助けたいセラピストと、ひとりを助けたいセラピスト。 ※「助ける」という言葉が上から目線かどうかの議論はここではしません。 「たくさんの人を助けたい」という支援者がいます。多くの人に効果のある手法を学びます。 […]

心理療法とエビデンス(2)「効果」よりも細かなこと

前の記事: の続きです。 「セラピストの個人的な経験則や直感ではなく科学的根拠にもとづいて心理セラピーは行われるべきです」という科学主義やエビデンシャリズムは思想であって、科学的に証明されてた事実ではありません。セラピストの個人的な経験則や直感に助けられた人はたくさんいます。それをやめるべきだという […]

心理療法とエビデンス(1)「多くの人に効果がある」と「私に効果がある」は異なる

「エビデンスのある心理療法」というような言葉が流行しています。 「エビデンスがある」と聞くと効果が保証されている、あやしくないように聞こえます。「エビデンスがない」と聞くと効果がなさそう、あやしそうに聞こえます。 それは思考停止させる言葉のマジックかもしれません。 実際にはエビデンスはあっても効果は […]

カウンセリング等の「行動」のサポートの違い

カウンセリングやコーチングなどの対人支援での「行動」の支援について違いをみてみましょう。 来談者(クライアント)が企画した行動を実行できなかったときに注目すると、支援の性質が様々に異なることがわかりやすいでしょう。 企画した行動とは、たとえば「〇〇教室を見学する」「次の面談までに映画を観に行く」とい […]

支援メソッドという矛盾

カミングアウトしたことで幸せになった人たちはいます。だからといって、「カミングアウトしましょう」と言うのはひどいことだと思います。 加害者を許して楽になった人たちはいます。だからといって、「許しましょう」というのはひどいことだと思います。 自己開示して心の問題を解決した人たちはいます。だからといって […]

悩みを聴いてもらう、アドバイスをもらう

誰に相談するか。相談相手の選び方について。 悩みを聴いてもらいたいのか、解決したいのかによって、求めるものが違うように思います。両方ということもあるでしょうけれども。 カウンセリングの基本で「アドバイスしない」というスタイルもあるようですが、それもケースによって善し悪しです。アドバイスが欲しいかどう […]

大学教授を怒らせてしまった話

数年前だったか、私が大学教授が主催する心理療法の研究会に参加を申し込んだら、断れらました。 参加要件には、「学生」「臨床心理士」のほかに「心理に興味のある方」もありました。ところが参加を断る理由は「臨床心理士ではないから」でした。なぜダメなんですかと尋ねると、「臨床心理士でないと事例の守秘義務が守れ […]

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