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心理セラピー

心理カウンセリングと心理セラピーはどう違うの?

これはよく訊かれますので、一度書いておこうかと思います。カウンセラーと心理セラピストの違いを尋ねられるのも同じですね。 明確な定義はないかもしれません。同じだと言う人もいます。 言葉を和訳すると、counseling=助言、therapy=治療なんですが… カウンセリングでは「余計な助言するな」が主 […]

高い目標を持つことで一歩も進めなくなっているケース

高い目標を持って何も達成できなくなる人がいます。 楽器を習うときに、「あの名曲を弾きたいんです」と言います。ドレミファソラシドの練習はしたくない、最初から名曲を弾きたいと言います。で、いつまでたっても練習が始まりません。 名曲を演奏して「すげー」と言われたいそうです。ドレミファソラシドは弾いても意味 […]

心理療法の「過去の記憶」に触れる/触れない

トラウマ解消の心理セラピー(心理療法)について、「過去の出来事について思い出さなくてすみます」という心理セラピーと「思い出す」心理セラピーがあります。好みや向き不向きがあるかもしれません。 私が主に提供してきたのは「思い出す」系です。(参考:) 「過去のことを思い出すセラピーは辛い」みたいな前提で説 […]

心理セラピーの、説明するか、説明しないか

心理セラピー(心理療法)をやっていると、「あのとき、相談者(クライアント)に起きていることを説明しておけばよかった」と後悔・反省することがあります。 でも、そのタイミングは、余計なことを言わない方がいいように思ったりして、言えないこともあるんですね。体験に集中してもらうためというのもあります。 たと […]

セラピストが実際の暴力やイジメや虐待の場面に出くわしたとき

朝のカフェでママが少女を叱ってました。 その叱り方に異変を感じました。 くっと引っ張って身体にショックを与えながら責めている。犬の首輪を引いてつけるような動作が気になりました。 甘えている泣き方ではなく、声が小さい。 うちでは感情任せに叩いてるかもしれません。 私も仕事がら、おやっとアンテナが反応し […]

私設心理相談室が好き

私がやっているような、公的機関でもなく、病院でもないカウンセリング業態は、昔からあるようで、私設心理相談室というそうです。 この業界(?)、これからはどうなるか分かりません。 けど、そっと発信しているところへ、人が訪ねてくるっていう、その世界を体験できてよかった。 クライアント(来談者)側としての私 […]

暗黙の契約

どうやって心理的問題(トラウマなど)を解決するかを教える手法が多いです。 今私は、待つのか、導くのか、といったところの学びを大切にしています。 私は、本人(クライアント)から注文されたことしかしないというスタンスでスタートしています。この注文の合意をセラピーの専門用語では「契約」と言います。 頼んで […]

なんだかユルいセラピーのスタイル

かつて、セラピーの練習会に行ってみて、なんか意見を求められたときに思ったことは・・・ セラピーすることが目的になってませんか? ってこと。 手法にはステップがあって、そのステップシリーズが進まないと言って悩んでいるのだけど、そんなことクライアントの悩みではないのね。 慣れないうちは手法のことで頭がい […]

多くのセラピストが「頭で考えるな」と言うのですが

クライアントの立場でいいますと、「頭で考えてはいけない」というセラピストやコーチの台詞が、私は苦手です。 セラピストとしての私は、クライアントに対して「頭で考えたことを、感じたことだと思い込まないように」とアドバイスすることはあります。 これらは、だいぶ違います。 多くのセラピストが、「頭で考えても […]

心理の問題の解決の2層構造

心の悩みについて、カウンセリングやセラピーやリトリートイベント等で起きる解決を、2層で捉えるのも参考になりましょう。 ◇二次災害の解決 そのことで自分を責めることがなくなったけど、そのこと自体は残っているというようなケースです。 怒りのコントロールのような応急処置もこれに含まれるでしょう。 ◇一次災 […]

昔の神託や儀式は心理セラピー?

昔の神託やら儀式やらは、心理セラピーに似ていると思うことがあります。 こんなだったかもしれません。 「あなたは魔物に取り憑かれている」 (現代語訳:相手を変えようとするのではなく、自分を変えましょう。しかし、自分を責めることはありません) 「神は見ている」 (ここでは防衛反応を手放し、本当の自分に気 […]

「感じなさい」にもいろいろあります

「頭で考えるのではなく、感じなさい」などと言われますが、「感じなさい」にもいろいろあります。 グランディングを意図している場合 瞑想やボディワークでしばしば用いられます。 この場合の「感じる」は、いま、ここに意識を集中したり、身体感覚を取り戻すというものであることが多く、「未来の心配」「過去の後悔」 […]

「過去指向の罠」と「未来指向の罠」を超える

「過去をほじくりまわす」だけのカウンセリングは、自分が不幸である理由がわかるだけです。人生で起きるできごとを、過去のことによって解釈しながら生きるという制約を背負ってしまいます。これを「(間違った)原因論(過去指向)の罠」と呼んでいます。 「過去をないことにする」カウンセリングもあります。「原因論( […]

怒りの感情の解放

「感情を出しましょう」とは、「感情を相手に伝えましょう」という意味ではないです。抑圧に支配されていると、この違いが見えません。 怒りの感情を抑圧している人は、凶暴になりたくないと思っていますが、凶暴です。 怒りを抑圧してきる人は「怒りを出す」=「相手に思い知らせる」と思い込んでいます。 「怒り」は自 […]

現代のセラピーは、矯正から願いへ

昔のセラピーは社会の常識に合わせるために、異常を矯正するものでした。今は、本人の望みをかなえるためのものです。そんなことを時々、記事に書いています。 でも、昔は本当に異常なものを矯正するものだったのだなあと思います。 たとえば、動物に育てられた子供が保護されたのち、結局人間の生活になじめずにジャング […]

隠れた感情に「気づく」レベルと「触れる」レベル

隠れた感情に気づくことで、日常の様々な問題が解決します。 それを、人に暴かれるのではなくて、自分で実践するのが、自分の心との対話のススメ。 さて、人生レベルの様々な問題の解決にも、同じようなプロセスがあります。気づくのではなくて、触れるという違いがありますが。 そのレベルでは、「気づきましょう」では […]

心理的な悩みは、生物的な自分と、社会的な自分の間にある

心理的な悩みの根本解決(気を紛らわすとかの対症ではなく)をめざすとき、「葛藤」ということが起こります。葛藤は問題ではなく、解決プロセスなのです。ですので、ドラマ(名作映画など)では葛藤を描くことが肝とされているわけです。 王族や英雄が主人公のドラマはともかく、現実的な個人の悩みの場合、葛藤は「生物的 […]

自分と向き合うとは、感情を「所有」すること

自分と向き合うことを、「感情を受け容れる」とか言いますね。セラピーで言うところの「解放」も、それを含みます。 「受け容れる」という言葉のは、分かりやすさを狙った言葉で、人によって様々なニュアンスを持ちます。 専門的には、より中立な表現で「感情を所有する」と言ったりします。 今回は、この感情の所有をみ […]

心理セラピストが読み解く、映画『クジラの島の少女』

映画は人の成長や克服を描いています。心理セラピー(心理療法)もまた、そのプロセスを支援するものです。従いまして、よく似ています。 心理セラピストと一緒に映画を観てみましょう。 今回の映画は『クジラの島の少女』です。 あらすじ クジラと関わりの深いニュージーランドのマオリ一族。その族長一家に女の子が生 […]

【心理療法:事例】「なんで私がこんな目にあうのですか」をどうするか

カウンセリングについての議論で、こんな話題がありました。 ひどく苦しい状況の人に、こう聞かれたら、どう答えるか。 「なんで私(だけ)がこんな目に会うんでしょうか・・・」 これ、お気持ちのよくわかる、大きなテーマ(問い)ですよね。しかも珍しくないはず。 「この試練には何らかの意味があるはず」(実際には […]

【体験談】失恋のセラピー

ふと思いたって、失恋のセラピー、やってみました。自分に。 10年前の失恋ですが。 今更どうかとも思いましたが、しかし、…これいい体験です。ちゃんと他のセラピストにセッションしてもらえばよかったと思います。 ごく稀にですが、何かしら未消化な感じがありました。何か上手くいかないときに、あの時ちゃんとでき […]

人はプラス、マイナス、併せ持っている

よく言われることに、こういうのがあります。カウンセリングやセラピーはマイナスからゼロへを支援する、コーチングやメンタルトレーニングはゼロ以上からさらなるプラスへを支援すると。 これに違和感を感じるという人が私の知人には多い。私も同感です。   何かを解決しようとしている人、困難を乗り越えよ […]

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