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恐怖

  • 2022-12-19

感情の解放ってなに? 「恐怖」編

感情の解放について書いてみます。今回扱う感情は「恐怖」です。 感情のコントロールとの違い 恐怖の感情コントロールの究極は、回避・麻痺になりえます。トラウマは過剰な感情コントロールの結果とも言えます。ですが、その回避・麻痺は緊急対応としては自然なこととも言えます。 慣らすことは解放ではない 「恐怖対象 […]

  • 2022-09-30

いざとなると度胸のある不安症

不安症の人が必ずしも気が弱いとは限りません。 いつも心配ばかりしている人が、いざというときに落ち着いていたりします。 それはセンサーが過敏な人に似ています。 震度1未満の揺れがちょくちょくあったとして、過敏な人はそれに気がつきます。ですからいつも心配です。 気が弱いと思われています。 あるとき震度5 […]

  • 2022-08-26

親のメッセージに反発しながら従い続ける人生

たとえば「人目を気にしすぎる」「優秀でない自分を許せない」「新しいことに挑戦できない」などの悩みが人生レベルで続いている場合、親から引き継いでいる場合があります。 すなわち、人目を気にして指図する親、優秀じゃないと許さない親、新しいことに挑戦しようとすると止める親です。 それがどうも親の影響であるこ […]

  • 2022-07-02

トラウマ克服のために恐怖や怒りの感情を扱う

暴力被害トラウマなどの場合は、恐怖や怒りの感情の扱いについて書いています。実際には様子をみながらカスタマイズして行います。 また、様々な手法があるので、ここに挙げていることが全てではありませんし、異なる立場をとるものもあります。 ここではよく知られたPE、CPT、IPTなどとは少し異なるところを挙げ […]

  • 2021-12-29

恐怖に関するお悩み

ラザルスという人の認知的評価理論によると、恐怖が強まるのは次の2つがYESと認知された場合だそうです。 A.それは脅威(危険)であるB.それは対処できない これを参考に、恐怖に関するお悩みについて、大雑把に異なる種類があることを見てみましょう。 ここでの分類は一般的な診断基準とは異なります。心理セラ […]

  • 2021-01-26

心理セラピーの「過去の記憶」に触れる/触れない

トラウマ解消について、「過去の出来事について思い出さなくてすみます」と宣伝している心理セラピーがあります。一方で、私などが主に提供してきたのは「思い出す」系です。(参考:) 「思い出す」から「辛い」のか? 「過去のことを思い出すセラピーは辛い」みたいな前提で説明されることもあるようです。 しかし、過 […]

  • 2020-06-14

恐怖や不安について思うこと

恐怖症とか不安症というようなものについて、思うことがあります。 たとえば犬恐怖症の場合、犬に噛まれることを自動的に想像していたりします。 そこで、「噛まないよ」ということを言う人がいますが、ちょっと外している感じがします。「噛まれそう」ということと「噛まれたら大変」ということは別のことなんですね。 […]

  • 2020-01-11

「人からどう思われるかがこわい」

「人からどう思われるかがこわい」 これは、多くの人を支配している。 動けない(制止)、やれない、迷う、などなどの正体がこれであることは多い。 そして、その正体のさらに正体というのがあって、そこは人それぞれ。 名前がついているものだけでも、愛着周辺(基本的安心感が育ってない)、自己肯定(見下されるとい […]

  • 2019-11-15

正体の分からない不安

正体の分からない不安があることは、時に行動を制約することがあります。 正体を知ること 一般的には不安の正体を知ることは有効で、「何を心配しているのてすか?」とか、「行動するとどんなことが起きそうで心配なのですか?」との問いかけに対して、不安の正体が見えることがあります。 イメージの中に対象がある場合 […]

  • 2019-10-20

「こわい」ときには、「楽しみだ」と言ってみる

危険が迫っているときの「こわい」なら、危険回避行動を取ってください。安全確保ですね。 恐がりたくないのに「こわい」ときはの対処法を一つは挙げてみます。 それは、「こわくない」と言わずに「楽しみだ」と言ってみることです。 心理カウンセリングで何かに向き合うときにも、「こわくない」と言っちゃうと克服プロ […]

  • 2019-05-03

「恐さ」は最も根源的のように見えます

人はネガティブ感情を避ける。その中でも、とくに「恐い」を怖がる。 自分の悲しみ、怒りは、目をそらしたがるけど、他人のそれは傍観しやすい(需要しやすい)ですが。恐怖だけは、他人のそれも怖れやすい(赦せない)です。 心理相談でも、「恐さ」を認めたくないという抵抗は、あまりにも支配的である場合があります。 […]

  • 2019-04-09

強めの一時的な不安イメージの応急対処

強い不安についての応急対応には、呼吸法が有名ですが、ここではそのほか2つのアプローチを紹介して比べてみます。 タッチ 1つは、現実に近づくアプローチ。 目の前の現実に五感を触れさせます。テーブルや壁などの、目の前のモノに触ります。 そして、手すりなどに触れます。目の前の人の体に触れるわけにはいかない […]

  • 2019-02-23

あがり症の共通点

トラウマによる対人緊張の場合 対人緊張には様々な反応場面がありました。「相手が目上のときに緊張する」とか、「相手が複数人のときに緊張する」とか。 その背景にある深層イメージにも様々にあります。「攻撃される感じ」とか、「見捨てられる感じ」とか、「笑われる感じ」とか。 それらの「される」恐怖が強く、悩み […]

  • 2018-10-21

こわくて動けないときの、シンプルな魔法の言葉

こわくて動けないときの、シンプルな対処法の1つを挙げます。 「こわくない」と言わずに、「楽しみだ」と言ってみます。 心理カウンセリングで、クライアントさんのプロセスが進むときも「楽しみだ」が出ることがあります。「こわくない」のではなくて「楽しみ」、「こわいけど楽しみ」などです。 「こわい」を消すため […]

  • 2018-06-03

嘘がバレるのは、隠そうとするから

嘘がバレるのは、隠そうとするからでしょ。 女性の方が嘘が上手いというのは、嘘をつくことは必要なことと了解しているからでしょう。 嘘がバレてはいけないという心理的な圧が高いほど、隠そうとする反応が出てしまい、嘘がバレるわけです。 「鞄の中身を確認させていただけませんか?」と言われて、怒鳴り始めたら、あ […]

  • 2018-03-31

弱みをみせられない立場は、人を弱くする

弱さを認められない 傾向として、とくに男性の社長さんとか、管理職とかは、自分が恐がっていることを認めると自分が弱くなると思っていたりします。 実は、弱いから認められないし、認めないから弱いんだけどね。 たとえば、ある社長・・・ 「裏切り者のあいつが、2ちゃんねるにオレの悪口を書いている!!」 Th「 […]

  • 2018-03-23

「助けて」と言えない人へ

「助けて」と言えない人には、その理由があります。 問題が軽ければ、頑張って「助けて」と言ってみるのも良いでしょう。深い問題は心理セラピーでアプローチするのが良いでしょう。 ここで紹介するのは、真の理由を受け入れることで、「助けて」と言えるようになるというアプローチです。 これは恐怖の感情を受け入れる […]

  • 2018-02-22

「恐れ」と「怖れ」

このブログで度々触れているテーマですが、「恐れ」と「怖れ」の違いをまとめておきます。 多くの人は、恐がることは弱さだと思っています。そして、恐がらないように努力すると強くなると思い込んでいます。ですが、事実はそうでもありません。 正式な定義ではなく、ここだけの言葉の使い分けですが、心の悩みの解決に挑 […]

  • 2017-09-19

「恐がるな」=「チャレンジするな」

恐がることは悪いことだと思っていますか? 自分が何を恐がっているか知ることは、チャレンジには欠かせません。 私の経験からすると、男性経営者の多くは恐さを認めません。そして、心の課題をなかなか解決できないことが多いです。女性経営者は、恐さを認めてセラピーのプロセスを進め、そのビジネスを飛躍させることが […]

  • 2017-08-28

一切の恐さを避けて生きる

「恐い」と「楽しい」の身体反応は同じ。 ですので、一切の恐さを避けて生きると、人生を楽しむことは難しくなります。 やってみるとわかります。 チャンスがなくなるから得るものが少ないという意味ではありません。 両方の生き方をやってみるとわかります。

  • 2017-07-20

すぐ喧嘩になる本当の理由 ~ 「こわがらない」という怖れ

こわがらないと、こわくなります。そして、喧嘩になります。 反射的に言い返すのは恐がっているから 例えば、店主(自分)が客から不満を言われたとします。「悪いのはあんただ」と、心の中でそのように思う。 例えば、セミナー講師(自分)に参加者が嚙みついたとします。そこで、「上手くいかないのはあなたのせいです […]

  • 2015-06-27

「行動できず苦しい」を抜け出す6ステップ

行動ができない。心身が疲れているなら、休むのも必要ですが、疲れてない、または休んでも動けない。動かないことで悪循環。その対処法、なんとか動きだすための方法を書きます。 ここでは、面倒がっているのではないのにストップがかかる、行動しようとすると抵抗・苦痛を感じる、ベッドから出ようとすると胸が張り裂けそ […]

  • 2015-02-25

不安への対処法7ステップ

なんだかとても恐ろしい感じがする。自分にとってショッキングな刺激があって動揺している。「あー、どうしよう、どうしよう」と敏感になり過ぎている。絶望が迫ってくる。 人が恐い、実行できない、焦りまくる、など、不安が状態では、消耗し、冷静な判断がむずかしくなります。 様々な技法を参考に、当事者たちと一緒に […]

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