プロフィール

Kojun

当事者を診る専門家ではなく、当事者が見る世界の案内人

心理セラピスト Kojun

空椅子とKojun
ワークショップ風景
※公的機関向けのお仕事(相談員/講師)等もしていますが、各機関・他社サービスで当セラピストが担当した方は当サイトのサービスにはお申込みいだだけません。

特徴

🌿得意なテーマ

  • 幼少期逆境/広義トラウマ
  • 厄介な感情
  • 心の自由と存在の回復
  • 人生の宿題を扱う

🌿その他の特徴

  • 「助けたい」ではなく、「当事者の強さ」に魅せられて心理セラピストになった
  • 積極的技法/体験的技法が得意(傾聴では物足りないクライアント向け)
  • 理系の学問的背景がある(トラウマの神経科学的理解など)
  • サバイバー・センスを持ち、クライアントの体験知と繋がる(暗黙知、関係性、存在感の質)
※臨床心理学を鵜呑みにするでもなく、民間療法を妄信するでもなく、珠玉混交の在野で全てを疑い、試してきました。学術界と当事者界の狭間に存在します。
※「当事者」というと「弱者」をイメージする人も多いのですが、強くなり過ぎてることが多いです。

🌿背景

果てしなく繰り返された痛みの経験により、幼少期から心理技術を実践し始める。

人々から「頼むから死んでくれよ」「生まれてこなければよかったね」等の言葉を浴びて生きる。

社長たちに呼び出されて、コンサル料を貰いながら彼らが必要とするカウンセリングを叩き込まれる。

また、感情調整不全・破壊的自己概念・対人関係困難・逸脱行動を持つ人々を多く惹きつけ、その生々しい現実と人生の顛末1に精通してゆく。また、第二世代認知行動療法の限界も知る。

複数の臨床家から「よいセラピストになる」と勧められ、体験的技法を中心とする再決断療法(TA・ゲシュタルト療法)ベースの統合的心理セラピーを4人の師から学ぶ。虐待連鎖やDV加害者などの共同体の中で実践的な研鑽を積む。

神楽坂・目黒で開業し、福祉や医療から見放されたアダルトチルドレン/発達性トラウマ等の生きづらさに立ち会う。(後にトラウマ・サバイバーが加わる)

悩みを解決したクライアントたちが、「他にも必要な人がいるはずだから続けてくださいね」と伝えるだけのために追加セッションを申し込んでくる。

以来、10年以上にわたり心理セラピストとして活動。

権威から距離をおいていたが、心理カウンセラー業界で魔女狩り2が始まったので国家資格に登録。

※サバイバーたちと共に、生き延びるため体験的実践知(助ける方法ではなく、助かる方法)を学んできました。

アプローチ

🌿主な理論

人間性心理学/中核信念・人生脚本(交流分析)3/愛着理論・人格構造論/認知科学・神経科学4/ポリヴェーガル理論5

🌿主な技法

感情焦点化(EFT、再決断療法)/チェアワーク(ゲシュタルト療法、簡易サイコドラマ、セルフリペアレンティング)6/身体志向アプローチ/ナラティブ・アプローチ/投影的技法/トラウマ特化ケア/他

属性

📌資格

  • 公認心理師(試験成績192点/合格者の中で推定上位3%)7

📌加入団体

  • 大阪公認心理師会
  • 日本心理療法統合学会

📌学歴

  • 広島大学 理学部 卒業(物性物理学・神経回路網モデルと記憶)学士(理学)
  • 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) 人工知能研究グループ 修了(認知科学・状況意味論)修士(情報科学)

※情報理論は、トラウマ記憶、感情スキーマ、複雑系としての人間理解に役立っています。

📌修了プログラム

  • Trauma-Sensitive Mindfulness(13ヶ月/David A. Treleaven 他)
  • Narrative Exposure Therapy for PTSD
  • Prolonged Exposure Therapy for PTSD(24 hours)
  • SPR(米国国立PTSDセンター他 開発/兵庫県こころのケアセンター主催)

※これらの他に、リアルな克服プロセスに触れる実践系トレーニング、心理セラピスト自主訓練会などにも参加しています。

📌専門家ネットワーク

一匹狼スタイルですが、仲間がいないわけでもない・・・

  • ベテラン臨床家や学会理事など、複数のスーパーバイザーの方々とつながり、必要に応じて助言を受けてきました
  • 全国の対人支援職ネットワーク(福祉・医療・産業保健等)に参加し、事例検討や読書会を毎週続けています

📌検定合格

  • 法学検定〈基礎〉excellent8(離婚・暴力・人権・被害者支援など相談背景の理解のため)
  • 日本成人病予防協会 健康リズムカウンセラー
  • メンタルヘルス・マネジメントⅠ種

📌賛同・認定(民間)

  • TICCこころのケガを癒やすコミュニティ事業 認定 TI(トラウマインフォームド)コーディネーター(啓発活動)9
  • 日本グリーフケアギフト協会 認定 グリーフケア・プレゼンター(多死社会へ向けて)10
  • Attitudinal Healing Japan ファシリテーター(心の平和を目指して)11
 

体験的バックグラウンド

ここは、ゆっくり書き足してゆきます。

🌱実践系の心理セラピー訓練

学術系の心理療法トレーニングでは、生徒同士でペアとなってロールプレイ(役を演じる)などを行います。本当の話を扱うとしても、深刻ではないテーマで練習します。

一方で、参加者に学歴・資格制限がない在野での実践系トレーニングには、多くの当事者が参加しており、生徒同士の演習セッションでも「今朝家族を殴ってしまいました」というような深刻なケースを扱います。虐待連鎖やトラウマ対人恐怖の渦中の人たち(仲間たち)が実際に回復してゆく過程に立ち会います。先生のデモ・セッションは一緒に学ぶ仲間が目の前で受け、あとで愚痴や感想も聞けますし、先生だからといって盲信せず、後日の変化まで確認します。

学術界と在野で必ずこのように別れるわけではありませんが、総じて在野の方が生々しい訓練、本格的な実習でした。そこには当事者がいて、そこでは「学術的に正しいか」ではなく「ほんとうに助かるか」が問われてたので。

少なくとも当時は、医療・福祉業界の人たちが想像しているような「在野のピアサポート=素人の傾聴ワーク」ではありませんでした。ただし、最近では在野でも、体験的訓練をせずにセラピストになろうとする人が増えています。Kojunは古き良き在野の最後の世代のネイティブ・セラピストなのかも。

🌱サバイバーの実践知:学術より20年早かった神経ワーク

Kojunは、買い物しながら息を使った宇宙語を呟いたり、ぬいぐるみを持ち歩いたり、両手をぶらぶらしたり、目を左右に動かしたり、手足を撫でたり、吐く息だけ長くしたり、変わった行動をしてきました。変人だと思われてきましたが、これらは自律神経を整える作用がある神経エクササイズであることが解ってきました。生き延びるために、科学より前に答えを見つけていただけでした。

コンテンツ

🌿Youtube動画より

  

🌿ブログ記事より

全件一覧

※このページのKojun人物写真、イベント風景は多少の加工はありますが実際に撮影されたものです。
※ラジオ音声はゆめのたね放送局からの許可を得て公開しています。

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