特徴・対象者・相談例
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3つの特徴
中年期の方が対象
40代を中心に35~55歳くらい。すでに生きづらさを生きぬいてきていて、人生の時間の貴重さを自覚してるクライアントが多いです。心理セラピーでは、心の中の大人の部分と子供の部分の両方を活用します。
深層心理セラピー
感情や無意識を扱います。過去の記憶にも触れます。症状ではなく根本を解決したいクライアント向けです。また、セラピストの生き様によっも結果が変わりやすいです。
短期療法
多くの場合、2~5回のセッション回数。短期療法と呼ばれるセラピーの中でも短いです。しかし、子供時代からのお悩み、数十年にわたるお悩みを扱うクライアントが多いです。
できないこと
ご相談例
原家族3の影響に悩む人が半数くらい。次いで感情トラブル、性被害を含む相談が多いように思います。
人生を支配する対人関係パターン
具体例
- 好ましくない異性と付き合ってしまう。
- 他人の評価ばかり気にして生きている。
- 支配されやすい、虐められやすい。
- 亡くなった配偶者に未だ支配されている
- すぐ喧嘩腰になってしまう
- 人がこわい、女性/男性がこわい
- チャンスがくると逃げる
ブログ記事
⇒「嫌なのに誘いを断れない」人に必要な質問
⇒「信じる」と「疑わない」は別のこと
⇒「嫌われるのがこわい」を解消すると嫌われる?
⇒人間関係に苦しむ八方美人
⇒「相手ではなく、自分を変えよう」の勘違い
⇒人生で繰り返されるパターンの正体
人生を支配する感情反応パターン
具体例
- イライラ、怒りが止まらない
- キレやすい(脳機能障害ではない)
- 表には出さないが沸々と感情が込み上げる
- 別れて数年経つのにまだ泣いている
- もう終わったことなのに、感情が止まらない
- 怒りのコントロールを学んでも幸せになれそうにない
ブログ記事
⇒反論して言い負かしたくなる感情パターン
⇒怒りの感情の解放
⇒感情解放セラピーの注意点
アダルトチルドレン
具体例
- 機能不全家族に思い当たる生きづらさ
- 愛されていたはずなのに苦しい
- 原家族にまつわる人生の宿題
- 他界しているのに親の影響から逃れられない
- みんな敵だという感覚、味方はいないという感覚
- 生きていること自体がこわい
- 対人不安、自己肯定感、愛着不安定など、幼少期に思い当たる性格
※親を恨むためのセラピーではありません。
ブログ記事
⇒幼少期を扱う心理セラピー
⇒親のメッセージに反発しながら従い続ける人生
⇒「安心・安全基地」と「好ましくない依存」の見分け方
性被害トラウマ
出来事から数年以上経過していて、人生に影響し続けているなにかを解決したい。
具体例
- 数年以上続く性暴力トラウマ
- あのせいで人生が上手くいかない感じ
- 断れない、性生活が乱れる
- 罪悪感、コソコソしてしまう
- 健全な出会いが出来るようになりたい
- 素敵な人に冷たくしてしまう、追い払ってしまう。
- 助けてくれなかった人への複雑な想い
- 自分が嫌い、自分がゆるせない、自分を捨てたい
- ショックトラウマによる性格・行動への影響4)
ブログ記事
その他
- 虐め・人間関係によるトラウマ
- 死別や失職による喪失感
- パターンから抜け出したい

効果の特徴(短期間・深層)
短期間での変化
多くの場合、事前相談と心理セラピーの計2~5回で結果を得ます。
愛着不安定や感情抑圧が強い場合などは回数が多くなることがありますが、1年以上通い続けることは稀です。5
参考記事:心理カウンセリングの選び方 ~ 過少介入と過剰介入
深層心理の変化
かさぶた(症状)をとるのではなく、かさぶたの下にある傷を癒すことを目指します。
(前略)そう考えると、いきなり症状だけを取り去ってま仕方がないことが理解される。症状を引き起こす「おおもと」を改善しなければならないのである。
『家族臨床心理学入門』p.31 村尾康弘
近年の主流となっている浅層心理セラピー(狭義認知行動療法など)と比べてみます。あくまで大雑把なイメージですが。
浅層心理セラピー | 深層心理セラピー (Kojunは主にこちら) | |
ターゲット | 症状 | 症状を生み出す無意識 |
目的 | 日常生活の維持/社会復帰/症状の緩和 | 生き方を変える/自分をとりもどす/精神的な自由 |
世界観 | 行動や認知を理性で修正する。 (自分を直す) | 置き去りにされた自分を救済する。 (自分をゆるす) |
メリット | 過去や感情に深く触れなくてすむ。 | よい人生経験になる。効果が深い。 |
デメリット | 根本解決ではない場合がある。 | 相性よいセラピストを探すまでが大変。 |
(例) 対人恐怖 | 「全ての人は恐い」という過度の思い込みを修正する。徐々に対人場面に慣らす。 | 「緊張してはいけない」という抑圧を手放す。対人恐怖の役割を完了させる。 |
※認知行動療法(狭義)などの浅層セラピーも提供は出来ますが、保険適用カウンセリングやワークブック書籍のほうが費用は抑えられるかと思います。6
参考記事:心理セラピーでは、変えられない過去を「原因」と呼ばない
参考記事:心理セラピーの「過去の記憶」に触れる/触れない(音声あり)

こんな人が相談に来ます(中年期・主体的)
中年期(30代~50代)の方が殆どです。人間が生き方を変えるこの時期をユングは「人生の正午」と呼びました。
職業は無職・事業主・会社員・対人援助プロと様々。
隠れ家のような私設心理相談室を探し当てて来る方の典型は、公的/医療的な相談窓口で上手くいかなかった方々。そういう意味では、教科書やマニュアル通りのセラピーでは解決しない難易度が高いクライアントです。7
ですが、悩みぬいていて、自分と向き合える、モチベーションが高いという意味では、相性さえあえば成果が出やすいクライアントでもあります。
主体的なクライアント
悩みの克服に積極的な方が多いです。自己決定が尊重されることを好みます。
3.患者は、苦痛な症状、ネガティブな姿勢、および行動上の問題に自分の人間関係のあり方がいかに寄与しているのかを進んで考慮しなくてはならない。ここで重要な意味を持つ言葉は「進んで」である。(中略)感情について進んで吟味しなければならない。
『短期精神療法の理論と実際』p.216, 第6章 期間限定力動的精神療法 Hanna Levenson, Ph.D. TLDPの患者の選択基準より
お悩み歴が長いクライアント
多くは10~30年間も自分に合った心理支援者を探し続けている方であり、ご自身でかなり調べたり学んだりしいる場合も多く、肥えた目でセラピストを選びます。8
性や虐めの暴力被害については、出来事から数年以上が経過している人が主です。9
- お悩みをかかえてから10年以上経つが、これまで相談相手が見つからなかった/わかってもらえなかった/本題を話せなかった。
- 既にいろいろ試していて、自分の悩みの難しさについてある程度分っている。
- 既に何人かの心理支援者に会って、セラピスト選びの精度を上げてきた。
- かつて支援を求めたが、噛み合わずに支援トラウマになった。(恨んでいるわけではないけど、次を探すのがこわい)
- 「わかってもらえない」(約半数のクライアントがこの言葉で人生を表現します)
短期療法は一般的には長期化/慢性化しているお悩みに向かないとされることが多いですが、Kojunセラピーではむしろ得意です。
深い解決を求めるクライアント
変容・変化を求めているのも共通点です。10
- 一時的な慰めではなく、永続的な解決を目指したい。
- ネガティブなこと/苦しみを否定するのではなく、通り抜けたい。悩みに直接向き合いたい。
- 人生の時間には限りがあることを実感している。(30~50代のクライアントが多い)
- 「自由になりたい」「存在したい」(これらがKojunの商品)
勝者は自由で自然にふるまうことができる。彼は前もって決定された、融通のきかないやり方で反応する必要がない。状況の変化に応じて自分の構えを変えることができる。
M.ジェイムス/D/ジョングウォード『自己実現への道』p.6
準備期~実行期の方が個人セッションに申し込まれます。
ステージ | Kojunの解釈 | Kojunのサービス |
無関心の時期 ↓ | 困っているが変化ではなく世話を求める 「私は〇〇障害だ」とラベリングしている | とくになし |
熟考の時期 ↓ | 根本解決や本当の幸せについて調べる 人生の責任者11になる | ブログ/講座 心理カウンセリング |
準備の時期 ↓ | 解決可能性を知る | 心理カウンセリング/事前相談 |
実行の時期 ↓ | 変化のためのアクション | 心理セラピー |
維持の時期 | アフターケア | フォローアップカウンセリング/ワークショップ |

感想より
「人間の社会の中に、まだ小さいですが自分の居場所はちゃんとあるという感覚が生まれました」
「誰かに信じてもらえると言う事で、こんなに安心感を得られると言う事を初めて知った」
「誘導もない、否定もない、隠す必要もない。自分にとってはとても心地よい時間でした」
「お腹のあたりにあったものがごっそりなくなって空洞となり爽快で気持ちいい感じが続いた」
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