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Who is Kojun

心理セラピストKojunがどんな人か垣間見えるブログ記事です。[Kojunのプロフィール

  • 2024-06-04

感覚に従った実践

子どもの頃の実践 私は子どものころから、自分の感覚に従った様々な実践を行ってきました。痛みがあったり、苦しみがあったりしましたので、いろんなことを自分で試しました。お祈りしてみたり、ストレッチしてみたり、呼吸法をしてみたり、イメージワークをしてみたり、儀式(何かをする前の決まった動作)を取り入れてみ […]

  • 2024-04-13

異変に気づいてしまう性格

私は若き頃に、クジラの声や海の音を収録した環境音CDを購入したことがあります。 ブクブク泡のおとやキューというクジラの声などに聴き入ります。それは私が聴きたかった音でした。 ところが、そのCDは編集のつなぎ目で、フェイドアウトもせず、ブチっとカットして継ぎ接ぎしているのです。 環境音が不連続にぶった […]

  • 2024-01-05

Kojunのオススメ書籍・コンテンツ

Kojunがクライアントやサバイバーにお薦めする書籍などです。 セルフケア 『自律神経にやさしい音楽』(音楽) by 広橋真紀子 サンプルを聴けばわかります。苦しみの底からよちよち歩き始めるときによいです。瞑想ガイドがなくても、自分と音楽に耳を傾けていれば、ちょっぴり存在できます。 「Progres […]

  • 2022-09-14

クライアントの力を信じるカウンセリング

Kojunの心理カウンセリングの原則に、「クライアントをディスカウントしない」というのがあります。 ディスカウントとは料金のことではなくて、「みくびる」「過小評価する」という意味です。 カウンセラーがクライアントの力を信じないとか、親が子の力を信じないとかですね。 ディスカウントしないというのは、人 […]

  • 2022-09-12

グループセッション的なワークショップ

ひさしぶりにワークショップ(グループセッション)をます。(感染症リスクを考慮して少人数となりますが) 参加者になにを届けるか、すなわち参加者はなにを求めているのかを考えています。 当日に参加者の一人ひとりが教えてくれると思いますが。 近頃は、自分を知る、自分になるってことを求めている人が多いようです […]

  • 2022-08-29

公認心理師試験の結果

公認心理師の合格発表があったので、自分の気持ちも振り返っておきたいと思います。 試験の結果 Kojunの合格通知も届きました。 192点(得点率83%)、今回の合格者の中で上位3%(約16,000人の中で約500位)でした。 私にとっての試験勉強と登録 心理セラピーにおける「知識が人を救うわけではな […]

  • 2022-07-05

信じないから信じられる

Kojunは「人に対してとてつもなく肯定的だ」と言われることがあります。 ちょぴり取り乱すクライアントなどの判断に困るようなケースへの対応について、どうしてそんなことができるのかと問われると、人を信頼しているからかなあと思うことはあります。 どうやら、私はクライアントの力を信じているわけです。 です […]

  • 2022-07-04

心理支援職という肩書や職業に憧れたことはない – 私の心理セラピストとしてのルーツ

心理セラピストは私の大事なアイデンティティですが、実は私は「心理支援職になりたい」と思ったことはありません。 この記事の文章は分かる人にしか分からない内容になってしまうことを承知で、あえて書いてみることにします。 あるところで「心理セラピストになる」と決めましたし、そのように行動しましたし、結果的に […]

  • 2022-04-06

「児童虐待」という記号の使い方

「虐待が増えている」という表現に注意したい 「近ごろ児童虐待が増えている」という言葉をよく聞きます。多くの場合は、「よく聞くようになった」の言い間違いです。 稀に統計の話であったとしても、示されるのは児童相談所の取扱い件数の増加です。通告窓口の告知やキャンペーンなどにより取扱い件数が増えているであろ […]

  • 2022-03-13

心理メソッドの素晴らしさに感動したことなどない

私は心理セラピーやワークショップ・ファシリテーターをしているので、メソッド(手法や療法)は使います。 メソッドの素晴らしさに感動してセラピスト活動を続ける人もいます。 ですが、私は標準化された再現性の高いメソッドなんてものにはあまり興味がありません。 実は、セッションが上手くいったとしても、「〇〇療 […]

  • 2022-02-04

「僕がこうなったのは親のせいだ」から感じ取るメッセージ

心理カウンセリングで… 心理カウンセリングの感想で「初めて話を聞いてもらえた」というのがよくあります。カウンセリングの利用が初めてという意味ではなく。 私のカウンセリングはひたすら傾聴し続けるスタイルではありませんので、不思議です。 遮らずに頷きながら聴いたとか、共感的なリアクションをしたとかいう傾 […]

  • 2022-01-26

努力は必ず報われるか?

「努力は必ず報われる」という言葉に励まされる人もいれば、違和感を感じる人もいます。 努力、誠実さ、信念、挑戦など。 違和感がある場合には、支援者都合の言葉なのかもしれません。上手くいけば「ほらね」と喜べるし、上手くいかなければ「諦めたからだ」と言えます。 必ず報われると信じて続けることで得られる結果 […]

  • 2021-12-08

心理セラピーの二人の師匠

私には複数の心理セラピーの師匠がいますが、その中の二人について書いてみます。 心理セラピーでは「葛藤」を扱います。つまり、変化したいという気持ちと、その背後にあるものを変えたくないという抵抗が拮抗するわけです。 抵抗が強いと心理ワークに真剣に取り組まないこともあります。つまり、逃げちゃうわけです。 […]

  • 2021-12-06

心の問題を克服して変わったなにげないこと

心の問題を克服して変化したことについても書いてゆこうと思います。 心の問題というのは、愛着不安定、広義トラウマなどの精神的な不自由のことです。私も主ないくつかを解消してきました。 特別な症状などがなくなるというのはさておき、書いてみたいのは日常生活や世界観の変化ですね。 掃除が気持ちいい 私は引っ越 […]

  • 2021-11-27

断捨離から代謝へ

断捨離が必要だと感じていて、いろんな考え方やテクニックを試してみたけど、どうも苦手だという方。 代謝という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。 断捨離が苦手なら、新陳代謝というメンタルモデルに切り替えてみる 断捨離というのは実は新陳代謝の一部分を表現した言葉だと思います。 断捨離が得意そうな人をみて […]

  • 2021-11-13

心の問題はもつれた糸

心の問題の解決というのは、もつれた糸を解くことに似ていると思います。 失敗やハズレの心理セラピーというのも、実はプロセスになっていることがあるように思います。 つまり、試行錯誤ってことです。 最近の心理支援では、臨床心理学に正しい答えを求める風潮があります。答えは教科書に書いてあると信じる立場です。 […]

  • 2021-10-16

児童虐待防止施策の気になるところ – 正義の功罪

児童虐待について法整備がされ通告義務などが知られるようになってきました。昔ながらの心理セラピスト視点で、またぶっちゃけたことを書いてみます。賛否あるとは思いますが、あえて言うならというお話です。 世代間連鎖と克服意志のある保護者 児童虐待については、虐待している保護者の救済・援助については語られるこ […]

  • 2021-08-29

Q&A 人の悩みを聞いて苦しくなりませんか?

心理セラピーをしていると、人の苦しみを扱います。小児期逆境体験、寂しさ、暴力被害、理不尽な体験などなどのエピソードもよく出てきます。対人支援の者が相談者お話を聞いたりしていて、しんどくなってしまうことを「もらっちゃう」と言います。 私は「もらっちゃう」がありません。 苦しみに共感はしますが、私が元気 […]

  • 2021-08-22

「自殺防止」という言葉に冷淡さを感じます

ずっと前から、叩かれそうになりながら、ひっそりお伝えしていますが、私は「自殺予防」とか「自殺防止」という言葉に違和感を持っています。 これまで自殺防止とは、たいていはゲートキープ(自殺しそうな人を止める)のことを指していて、それはそれで必要なことでもあるのですが、そもそも死にたくなる事態をなくさなけ […]

  • 2021-08-12

「専門家の規範」への微妙な違和感

「専門家としての姿勢」みたいな話 専門家としてふさわしい価値観や倫理をもつべしというものです。 専門家の言動が人に与える影響というものをよくよく配慮しましょうという説明もされていて、それはまあ分かります。なので、全面反対ではないのですが、この言葉にはかすかに、微妙な違和感を感じます。 感じる違和感 […]

  • 2021-07-11

私が心理セラピストをしている動機

心理職をする動機として、「感謝されたい」「人を助ける自分になりたい」「人の役に立ちたい」というようなのは、あまりよくないと言われます。わかります。 たしかに、「あなたを助けることで私は価値のある人間になるのだ」って思っている心理職に出会うと、相談できないことってあります。 「助ける側の人間に価値があ […]

  • 2021-07-02

Kojunの声は、倍音を多く含む1/fゆらぎ波長

私はホルモン投与や手術などの性適合治療へ向けて進むことはしませんでした。ときおり涙を流すことはありますが、フツーの女性になるよりも、自分の魅力を追求したいと思います。 いろいろあるジェンダー要素の中で、「声」についてはちょっと特別です。 私の声には倍音成分が多く含まれています。有名人では美輪明宏さん […]

  • 2021-07-02

積極的だが「なおさない」セラピー(2)

悩みの解消だったり、心の成長における、「なおさない」「治療しない」というのは、どういう感じのことを言っているのか、もう1つ例を挙げてみたいと思います。 たとえば、暴力被害トラウマのケース。心理セラピーでトラウマは解消はします。ですが・・・ なおるんだけど、なおすわけではない。 「なおす」スタイルの例 […]

  • 2021-06-30

積極的だが「なおさない」セラピー(1)

私はカウンセリングやセラピーの特徴として、よく「なおさない」だねと言われてきました。 で、私の「なおさない」というのは、どういう感じのことを言っているのか、例を挙げてみたいと思います。 「なおす」スタイル 世間から叩かれる不安を背負っている相談者の例です。 相談者が「僕は世間から叩かれているゲイです […]

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