プロフィール

人生の核心に寄り添う

Kojun

当事者を診る専門家ではなく、当事者が見る世界の案内人

心理セラピスト Kojun

その他

相談員/コンサルテーション(行政機関等)

得意なテーマ

  • 心の自由と存在の回復
  • 人生の宿題を扱う
  • 感情にまつわるご相談

主なアプローチ

感情焦点化/脚本分析1/チェアワーク2/プレゼンスと協働調整3/身体感覚と神経系4/脳神経科学5/トラウマセンシティヴ・マインドフルネス

背景

  1. 幼少期から心理セルフケアを実践
  2. 社会の中でアダルトチルドレン/サバイバー等6の当事者たちと多く出逢う
  3. コンサルや業務改革などの経験からも、殆ど全ての問題は人の心がつくり出していることに気づく
  4. 複数の師から心理セラピーを学び、当事者共同体等で成功例を重ね、私設相談室を開業
  5. 悩みを解決したクライアント達から「他にも必要な人がいるはずだから、続けてほしい」と、当事者の松明を託される

「これまでの歩み」

※実践仲間と共に必要に迫られた学びを積み上げてきた叩き上げタイプです。

音声(1/fゆらぎ)

温泉のように温いと言われる1/fゆらぎ音声です。

資格

  • 公認心理師(国家資格/192点@第5回試験)7
  • Points of You Japan アドバンス・トレーナー(養成実績・合宿研修・実践報告)
Points of You Advanced Trainer Certification

加入団体

  • 大阪公認心理師会(正会員)
  • 日本心理療法統合学会(正会員)
  • 応用脳科学コンソーシアム(個人会員)
  • こころのケガを癒やすコミュニティ事業(会員/トラウマインフォームド・コーディネーター8

学歴

  • 広島大学 理学部 卒業(物性物理学・ニューラルネットワークと記憶9)学士(理学)
  • 北陸先端科学技術大学院大学(JAIST) 人工知能研究グループ 修了(認知科学・状況意味論)修士(情報科学)

※これらの学問は、心理学と脳科学の統合、複雑系としての人間理解、心理療法の本質理解10に役立っています。

検定合格

  • メンタルヘルス・マネジメントⅠ種(労働者の心の健康)
  • 法学検定〈基礎〉excellent(離婚・暴力など相談背景の理解)
  • グリーフケア・リテラシー検定(喪失・悲嘆・遺族対応)
  • 健康管理能力検定 2級(身心の相互作用を踏まえた支援)
  • 情報セキュリティマネジメント試験(国家試験/プライバシー保護)

研修修了

サバイバー当事者と共に学んだ実践知を補強・整理・確認するために、学術系/伝統系の研修にも参加します。

Trauma-Sensitive Mindfulness/Attitudinal Healing Japan Facilitator Training & OJT/24 hours of Prolonged Exposure Therapy for PTSD11/Skills for Psychological Recovery12/Emotion-Focused Therapy Level 113/Professional Therapist Training Program/Vipassana Meditation 10-day/他

サイコロジカル・リカバリースキル研修会(兵庫県こころのケアセンター)修了証
PE療法講習会の受講証明書
※その他、非公式の実践訓練会、当事者団体のイベントへの参加も重視。

これまでの歩み

KojunとPoints of You創設者Efrat

体験的バックグラウンド

  • 物心ついた頃から、離人感とエンパス体質を持つ。
  • 幼少時代から身体性アウェアネス・瞑想等の心理的セルフケアを身につける。
  • 逸脱した行動パターンを伴う人たちを多く惹きつけ、彼らの独特な傷つきシナリオ/人生の顛末/意外な回復ストーリーに精通する。(これが後にTA脚本分析などの深い理解につながる)
  • 数年間にわたりコンサル先の経営者/管理職たちに繰り返し呼び出されて、葛藤や不安対処に伴走させられる。プロのクライアントが好む傾聴スタイルを数百時間にわたり叩き込まれる。14
  • 中年期が近づくと強いストレス反応が慢性化する。精神科医から「自分勝手な性格に問題あり」「歯を食いしばって頑張りなさい」と言われ、その2年後に病気になる。別の医師から「なんでこんなになるまで頑張ったの」と言われる。
  • 民間の様々な心理セミナーや団体を覗いて、役に立つもの/役に立たないものを見分けるようになる。(少なくとも当時は民間にこそ良い体験の場があった。もちろんヘンなのもあったが)
  • 非営利的な運営で半世紀ほど続く心のグループ実践、アティテューディナル・ヒーリング(Attitudinal Healing)に出会い、そこでの体験が後のグループ・セッションや心理セラピーの基礎となる。
  • 集団心理セラピー等に参加し、協働プロセスを体得する。サバイバーたちの逞しさと暖かさに触れ、尊敬が芽生える。15(ロールプレイ実習ではなく、ホンモノの当事者の一員となってプロセスを体験的に学ぶ)
  • 複数の臨床家たちから「よい心理セラピストになる」と言われ、心理セラピー(TA・ゲシュタルト療法/チェアワーク/感情処理法/心理劇的手法/脱感作など)を4人の師から学ぶ。
  • トレーニング会や共同体実践で被虐待・DV加害/強い対人恐怖などを担当する。人が幸せになってゆく姿から、心理セラピーとは何かを学ぶ。

開業してクライアントと歩む

  • 2015年に心理セラピストとして開業。予算のないクライアントたちのために1~2回で成果を出す超短期療法を実践する。クライアントとセラピストの生き様が出会う実存的アプローチで、「誰にも理解されなかった」という相談者に好まれる。
  • 犬恐怖症を理解するために自分も犬に噛まれてみる。恐怖症と呼ばれているものの多くが、恐怖症ではなくトラウマであることを知る。(→トラウマと恐怖症の違い
  • コーチ/カウンセラーの共同集客チームに加わるが、嫉妬による妨害が繰り返され16、個人活動が主軸となる。
  • 様々なカウンセリング等があまり役に立たなかったというクライアントたちから「はじめて納得いくセラピーに出会った」「他にも必要な人たちがいますから、絶対に続けてくださいね」と言い残され、サバイバーの松明を託される。(→体験者の声
  • 虐待を扱っていると、性暴力被害、ショックトラウマ、境界性人格の相談も来るようになる。さらなる学びの必要性を感じる。
  • 投影法を応用したツールPoints of You®に出会い、事業主の危機カウンセリングで成果を出す。アドバンストレーナーとなり、数十人のPoints of Youファシリテーターを育成する。
Kojun
KojunとPoints of You創設者Efrat
  • グループ・セッションや講座も始める。Points of You、マインドフルネスやリフレクティングプロセス、自助グループやセラピーの要素を取り入れる。悩みの当事者や専門職が垣根なく参加する場となる。(→イベント参加者の声
  • 「あなたのような人は必要なのでしょう」と実業家たちに何度か助けられる。

視野を拡げる

  • ボスと呼ばれる某大学教授に「大学で学んでない(臨床心理士ではない)くせに」と激怒17され、心理療法研究会への参加を辞退させられる。
  • 一方で、臨床心理士の養成経験がありながらも「臨床心理士が全てではない。あなたはやめてはいけない」と応援してくれる先生たちとも出会う。
  • 教育分析的SV(自分を知るための専門訓練のひとつ)を受けて、自身のトリックスター18性と向き合う。
  • 臨床心理業界の学歴・資格・権威主義(外集団差別)19による魔女狩り20が勢いを増す。
  • 政治的背景にモヤモヤしながらも、高成績21で国家資格「公認心理師」に登録する。
  • 臨床心理学の概念を数万件のデータベースに整理し、専門知識とこれまでの実践知と照合する。
  • 教育/福祉/司法などの対人支援職ネットワークに参加し、事例検討会で意見や演習を提供する。
  • クライアントの幼少期に触れてきた経験を活かすため児童福祉に関わろうとするが、「汚らわしい」「個性的すぎて話す気にもなれない」などと門前払いされる。
  • 学術的公式トレーニングに参加すると、演習で同席した心理師・医師・講師陣から実践知・プレゼンスを評価され、「貴重な体験が得られた」「参加してくれてありがとう」「おかげで自ら体験する勇気が持てた」「学び方を教えてください」等と言われる。
  • 臨床心理業界の外集団差別を目の当たりにして、トラウマ・サバイバーたちが経験した虐めや暴力と構造や手段が酷似していることに気づき、社会的格差が暴力を生む「社会構造的トラウマ」への関心が高まる。
  • 他分野出身者として臨床心理業界から差別/排除されてきたが、脳神経科学が心の謎を解明しはじめたことで、かつて学んだ理学・情報科学が最先端心理療法の深い理解の助けとなる。
  • 相変わらず、ぬいぐるみを持ち歩く。

実践の経緯

※臨床心理学等の学問の毒にあたると、形式知が暗黙知を邪魔して、セラピーの腕が鈍ります。ここ数年間は、言葉もなく一緒にいるだけでクライアントのトラウマが解消してゆくような深いセラピーは出来なくなりました。しかし、学問の中にも先人の知恵、必要な情報や概念があります。さらに、ポリヴェーガル理論などは「一緒にいるだけ」の効用を支持しており、今後は実践知と相性のよい脳神経科学を重視してゆきます。

ジェンダーについて

古今東西「悩み相談」や「心の儀式」を担うクィアがいました。日本の古墳に埋葬されている巫女リーダーの骨もDNA鑑定では♂と判明したそうです。Kojunもジェンダー・クィア(ノンバイナリー)です。ファシリテーター仲間からは「巫女のような存在」と言われてきました。自然現象のような人とも言われます。

女でもあり男でもあり、子どもでもあり大人でもあり、理系的でもあり実存的でもあり。

そんな存在に遭遇して、「会っただけで安心した」と言う人もいます。一方で「頼むから死んでくれ」「生まれてこなければよかったね」と言う人もいます。

参考:LGBTQを「病気」としていた過去をアメリカ精神分析医学会が正式に謝罪

エビデンスに対する考え

メソッドの効果エビデンスについては、売り手が競争のために掲げる宣伝文句(他の選択肢を蹴落とすため)であることが多いと感じます。多くの場合、それは統計的な情報(個ではなく母集団への効果)であるため、少数派や個人差を無視することに繋がります。エビデンスが付与されない「少数の者に対して有効なメソッド」、「セラピストの個性によって結果が変わるメソッド」を使いこなすことは心理セラピストの重要な仕事と考えます。従いまして、「うちではエビデンスがあることしかしません」「このメソッドはエビデンスがあるからやりましょう」という立場は取りません。

一方で、脳科学などにおいて「トラウマ等によって扁桃体が過活動になる(ことがよくある)」というような研究のエビデンスについては重視しています。これは「そのような(典型と異なる)人も存在する」という個人差を証明しするものですから、個人差を無視させようとするエビデンスとは方向性が逆です。少数派への脱スティグマを支持することもあります。

しかし、効果エビデンスも、「このメソッドが正解である」ではなく「それで良くなる人が一定数いる」と解釈するならば、役に立つと考えます。似たような他の方法を否定するための悪魔のエビデンスから、様々な方法の可能性を示唆する天使のエビデンスが読み取れることもあります。

クライアントへのメッセージ

今日あなたが街ですれ違った人たちの中には、人生の宿題に挑み、すでに生き方を変えた人たちもいます。綺麗な言い訳に生きるか、闇を呑込んだ感動に生きるか。選ぶときがきます。

あなたに必要なものは何ですか?

私は、ご自身の中にある「深い洞窟」を通り抜けて、生き方を変える人たちと共にあります。

Kojunらしさのブログ記事

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※このページのKojun人物写真、イベント風景は多少の加工はありますが実際に撮影されたものです。
※ラジオ音声はゆめのたね放送局からの許可を得て公開しています。

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