プロフィール

Kojun

心理セラピスト Kojun

感情処理/短期療法/ACEs・トラウマ

活動

心理セラピー/心理カウンセリング

主に対人トラウマ(暴力、性被害など)、人生を支配する厄介な感情反応/対人関係パターン、幼少期からの人生の宿題などを扱います。


特徴・対象者・相談例
体験者の声

グループ・セッション/講座

参加メンバーの目的に応じで臨機応変にナラティブな場を提供しています。

投影技法/表現療法
ワークショップ風景

グループセッション/講座
参加者の声

経歴等

人間は苦しみを持つと、他者または自身をを攻撃する。そのことを減らすことが人生のテーマでした。

略歴

  • 6歳から働きはじめる。1
  • 物理学や化学を学んだ後、心の知恵を求めて認知科学(理系の心理学)2を学ぶ。
  • プロセス・コンサルタント3、組織セラピー4など、人や組織を育てる仕事で人間集団の心理ダイナミクスを扱う。
  • 一方で、生きづらさ/サバイバーたちの回復共同体の中で共に生き、心理療法の統合アプローチ(体験的技法)を学ぶ。
  • コンサルタント経験の問題解決力、心理療法の体験的技法を統合し、心理セラピストとして開業。ワークショップや講座も開催。
  • お悩みを解決したクライアントたち(主にAC/ACEs)から「他にも私のような人がいるはずだから続けてくださいね」と言われ今に至る。

心理実践

心理セラピー

  • 物心ついた頃から離人感5あり。6人の心理士からコーピング、問題解決技法、行動実験、認知療法などの心理技術を習い、数十人に教える。その後、数人の専門家たちから治療法を自身で探求することを勧められる。
  • AC(アダルトチルドレン)/ACEs(小児期逆境体験)/トラウマの当事者の回復共同体の中で、当事者たちの実生活とその様々な顛末に触れる。
  • 心理セラピスト養成機関などで統合アプローチの心理療法(感情焦点化、信念システム、インナーチャイルド、ポリヴェーガル理論、TA・ゲシュタルト療法、系統的脱感作法など)のトレーニングを受ける。
Professional Therapist Training Program 卒業証書
  • 虐待の克服プロセス支援(加害/被害の両面から)など、実際の深刻なケースを通してセラピー実践や体験的実験を続け、仲間たちの多くが自助治療に成功する。6
  • 主に心理セラピー(心理療法)を提供する心理相談室を神楽坂・目黒で開業。流派の異なる複数のスーパーバイザー7を得る。
  • 夜社会/暴力現場/マイノリティコミュニティなどフィールドの肌感覚で臨床疑問を解いてゆく。
  • 推定上位3%の成績で公認心理師試験に合格。

グループ・ファシリテーション

  • グループ・メソッドAttitudinal Healing 8を学び9、後の心理セッションの基盤となる。
  • Points of You 10の認定アドバンストレーナー11として、実践者の育成と質の向上に貢献。
  • ナラティヴ・アプローチ/表現療法/投影技法/マインドフルネス/Points of Youを応用したグループセッションを80回以上提供。
  • キャンドル・イベント、ネコ耳撮影会プレイセラピー、女子会スペシャルなどのワークショップも開催。
Attitudinal Healing Japan Facilitator Training Certificate of Attendance
Points of You Advanced Trainer Certification

マインドフルネス

  • 20代後半から座禅12、茶の湯13、居合道14の実践を始める。
  • プラムヴィレッジ 15系の実践会/研修会16に参加。自身のサバイバースキルと擦り合わせてセラピスト・マインドフルネス17として統合。
寺院の鐘
茶道具
花

  • 学術界から脳神経科学者の視点も取り入れる。18
  • 企業研修担当者やワークショップ活動家向けに原理説明や場づくりへの応用を指導。19

その他

  • 精神疾患者約50名20が参加する主体プログラムのリーダーを務める。
  • 劇団に顧問カウンセラーとして関わる中で、ドラマセラピーや物語療法のヒントを得る。21
  • 夜の街やアンダーグラウンド界隈を通じて心の闇の当事者達(その多くは普通の心理専門家が出会うこともないような人々)と直接関与しながら、共依存や攻撃性、極端なパーソナリティなどの様々な生の事例に触れる。
  • 事故・商法トラブル・ネット被害・モラハラ被害に対するトラウマ化防止の緊急心理支援22なども行う。
  • 近年は福祉・教育分野・心理相談の事例検討会に参加して助言を提供している。

学歴

  • 広島大学 理学部 物性学科(現・物理学科) 卒業 23 24(神経回路網)
  • JAIST(大学院) 人工知能グループ 博士前期課程修了(認知科学/状況意味論)
※認知科学は「心理学×脳科学×情報科学」の学際領域です。数学・情報科学・物理学は基礎であり、心理学や脳科学へも影響を与えています。

つまり計算の概念の奥深くには、生命や知能に密接に関連する何かが宿っていると感じたのだ。

メラニー・ミッチェル『ガイドツアー複雑系の世界』p.14

特徴と性格

ジェンダー・クィア

女性と男性が流動的にブレンドされている双性のジェンダー・クィア(ノンバイナリー)です。心理セラピーでは両方の性役割を使います。

Kojun when young
Kojun

昔から世界各地に「悩み相談業」や「心の儀式」を担うジェンダー・クィアがいたようです。25

参考:LGBTQを「病気」としていた過去をアメリカ精神分析医学会が正式に謝罪

治療共同体から学んだ

心理セラピーの実践を経てからは「やさしい」と言われなくなり、代わって「あたたかい」と言われるようになりました。

昔のKojun
Before

セラピー実践後のKojun
After

昔のKojunは目力で人を駅のホームから突き落とすぐらいの殺気がありました。今はたぶん大丈夫。

当事者性については賛否両論ありますが、専門家のトレーニングに代えられない当事者経験もあります。「泳いだことがある水泳コーチ」もいたほうがよいでしょう。

クライアントの多くは「わかってもらえない」ということに苦しんでいました。

視点

心理支援のテキストはほぼ全て「(専門家が)どうやって人を助けるか」という角度から書かれています。それと対照的にKojunには「自分だったらどうするだろうか/どうしてほしいだろうか」という視点が常に併存します。

技術

技法の効果をクライアント変化として学ぶ強化学習ではなく、技法によって当事者の内面になにが起きるかを学んでいます。「頑張れと言わない方が上手くいく」という援助技法の知識ではなく、「頑張らなくていいと思考ながら、走る動作をする」とはどういう状態なのかという体験知を知っています。

体験より先に心理学の知識を学ばなくて、本当によかったと思っています。専門家になってしまう前に、たくさんの当事者仲間と共に過ごすことができて、本当によかったと思います。

世界観

機械や手術は専門家なくして存在しませんが、トラウマ克服や心理サバイバルは専門家なくても存在します。克服プロセスは専門性に先立ちます。

心理技術は専門家ではなく、当事者の先人たちによって作られたものと思っています。私は当事者の知恵と力を信じています。26

好きな言葉

  • 「山水に得失なし。得失は人の心にあり」夢窓疎石27(山水の美しさは、それを見る人の心の中にあるという意味)
  • 「知識は人を救わない」ある心理療法の師(専門知識を学ぶだけでは心理セラピーは出来ないという意味)
  • 「心で見るときだけ本当のことがわかる」星の王子さま
  • 「闘うより生きろ」スティーブン・C・ヘイズ28 29
  • 「うろじ30より むろじ31へ帰る一休み 雨降らば降れ 風吹かば吹け」一休禅師
  • 「信念があれば、階段全体が見えないときでも最初の一歩を登ることができる」マーチン・ルーサー・キング

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