【体験談】集団に属するのが嫌いな私

私は懇親会が苦手なタイプです。あまり楽しめないし、ノリに合わせることが苦手です。せっかく何かのコミュニティに参加しても、社交的になれず、人脈的に損をしています。

ボランティアでお揃いのポロシャツを着るとか、みんなで輪になって同じ動作をするとか、抵抗があります。とくに、みんなが楽しくはしゃぎ始めると、ついていけなくて緊張する。

一人ひとりとは仲良くできるのに、グループは苦手。

交流分析的には《集団に属してはいけない》禁止令として見立てることもできます。

それを解決する心理ワークの方法は知っているのですが、なぜかそれをやりたくない。それをやって解決すれば、楽になるかもしれないけど。でも、何か大切なものが置き去りにされるような気がしていました。

しかし、ある朝、ふとセルフ・セラピーをやってみたんです。

なんと。集団に混ざれないのではなくて、混ざりたくない。

多くの場合、「みんなに拒絶されそうな気がする」とか「みんなに傷つけられそうな気がする」とかいう心理が出てくるのですが、私の場合は変わったのが出てきました。

「あらためて人・集団と向かい合うと怖いな」←ここまでは普通
  ↓なぜなら・・・
「みんな嫌いだ」
  ↓なぜなら・・・
「同じ色になることを強制されそう」

ここで、小学生の頃の記憶が出てきました。

涙が出てくる。

一人の子を他の全員(私以外)がからかっている。イジメです。

友達が大喜びで興奮して、「おもしろいなあ」と言ってきました。

しかし、私にはその喜びがまったく分かりませんでした。

道徳的な気持ちをもったわけではありません。

からかわれて反応している子の挙動(泣いたり慌てたり)は正常に見えて、からかっている子たちの挙動(目を大
きく開き、飛び跳ねている)が異常に見えたのです。

自分と他の全員が違う生き物であるような感じです。

そして、私はこれに類する体験を人生で繰り返しているのでした。

「みんなと一緒に一緒のことをする(誰かを虐める)なんて無理っ!」というのが刷り込まれたわけです。

みんなが狂っているんだと思うとこわい、自分が狂っているんだと思ってもこわい。それを味わいたくないので、いつもグループから少し離れた場所にいる。

「一緒にいるとトラブルが起きそう。全く分かり合えないからケンカもできない。だから、耐えられなくなったら殺し合いになる」というような思い込みがあったようです。

そして不思議なことに、集団は苦手でも一人ひとりとは仲良くしているのです。

最近は集団も多様なので、同調圧力の少ない集まりにしれっと参加したりしています。

「誰かが虐められていたら、一緒になって虐める」という心のメカニズムが壊れているのです。おかげでイジメ被害トラウマなど扱うのが得意になったりもしています。心理職の業界でも、虐められたくないから虐める側にまわっている人たちの方が多数ですから。

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