日弁連 シンポジウム「問題は何?『性同一性障害』と法」

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日本弁護士連合会のシンポジウム「問題は何?『性同一性障害』と法」を拝聴しました。この分野は、アイデンティティ、人間の存在証明に関わることとして、私も注目しているところです。私のクライアントには、諸感覚の違いから「人から理解されない」という思いの中で育ったと訴える人が多いということとも接点があります。

※「同一性」とはindentityの訳です。「性同一性障害」というのは「心の性と体の性が一致しない」という意味ではありません。
※今日では「性同一性障害」という診断名は廃止されていて、代って「性別違和」という診断名が導入されています。

パネリストのひとり針間院長、「今日は専門家が多いので、ちゃんと話します」とニューモアを忘れません。

タイトルの「問題は何?」は、どんな悪いことがあるかを挙げようという意味ではなく、本当の問題はなんだろうという意味でした。様々な視点が投げかけられました。「法」や「医療(診断)」の分野は、白黒はっきりさせるのが役割の方々なのですが、それでも行き着くポイントは「人によって違う」ということでした。

何かに当てはめるのではなく、それぞれの「個人」をよく見ましょうということですね。心理セラピーの分野と通じるところです。

施設における子供に当事者がいた場合、どのように扱うのがよいかという質問がありました。活躍している医療、法律、当事者活動家がそろっているにも関わらず、その質問への答えは「まず、その子供に相談しよう」(佐々木臨床心理士)でした。

 
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