「収束~行動」ステージで、クライアントを聴く

※このページはアドバンストレーナー(旧マスタートレーナー)Kojunの私見です。POINTS OF YOU JAPAN の公式文書ではありません。
 

Points of You入門する方へ、一つのスタート地点を提案してみます。

Points of You メソッドの4フェーズのうち「収束」と「行動」では、「クライアントを聴く」ことに集中してみる。

※ちなみに、「ポージング」と「発散」では「クライアントを観る」ことです。ま、同じようなことなんですけどね。実践方法として分かりやすくするために分けています。

いわゆる「傾聴」とか「心で聴く」とか言われるものです。

頷きと相槌だと教えられ、がんがん首を縦に振ると、いかにも聴いてない印象になったり。(これはどちらかというと聴いているフリをする練習ね)

「耳+目と心で聴くのですよ」なんて言われ、頑張ってみたら、無言で睨みつけてしまったり・・・。

どうしたら出来るようになるかのヒントを書いてみます。あり方の問題でもあるので、簡単ではありませんが。

こんなことを試していただければと思います。

クライアントが話した内容とは別に、それを話した原動力を感じ取る。それを話したくなった原動力みたいなものがあります。それがあることを感じ取ります。「なぜそれを話したのか?」といった感じですが、その問いに答える必要はありません。何かを口に出す直前に心の動きがあります。それが何なのかは判らなくてもよいですが、それがあることを捉えます。

これは正しいとかいうよりも、単なる練習テクニックです。この状態で次の練習をします。

クライアントが「気づきのトーン」を発するのを捉える。テンションが上がった瞬間、深く腑に落ちた瞬間というのがあります。それを感じ取ります。

あるいは、クライアントが腑に落ちていない、迷っているというときもあります。それを感じとります。

つまり、上がったり下がったりについてゆきます。そして、話の内容に関心を持ちます。

それは、言葉掛けに表れます。「この人はいま何を言おうとしているのなろうか?」という関心が、適切な質問になります。新たな視点やヒントを投げ込むのではなく、クライアントと同じ景色を見ようとすることが、収束への質問になります。

上がり下がり以外にも感じ取れるようになります。エバンジェリスト養成講座では、セッション経験のある方ですと、Points of You メソッドの一部である「収束」という心の動きも捉えます。

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