プロフィール
心理セラピスト Kojun
活動



心理相談/心理セラピー
「精神的に自由になりたい」「存在したい」という相談が多いです。
グループ・セッション
その他
- 相談員/研修講師/コンサルテーション(行政機関向けメンタルヘルス等)
心理セラピストとしての特徴


幼少期から心理技術を実践し、AC/サバイバーたちと共に生き方を学びました。
複数の臨床家の勧めで心理セラピーを学び、理解され難い深い傷を扱ったクライアントたちから「このセラピーを続けてほしい」と託され、その願いを今も胸に活動しています。
- 姿勢・目的
- 沈黙を許し合う
- 心の自由と存在の回復をめざす
- 人生の宿題を扱う
- 傷つくことが否定されない場をつくる
- 技法
- 特定の学派に帰依せず、複数の師から学ぶ
- エンプティ・チェア等の体験的技術がベース
- 感情焦点化
- 身体感覚と神経系を扱う
- 役割
- 「当事者を診る専門家」ではなく、「当事者が見る世界の案内人」
- メソッド開発者の代理店ではなく、クライアントのためのエージェント
- 生き延びた先人たちから「私たちは存在しますよ」という証言を預かり伝える
客観データ
資格
- 公認心理師(国家資格)(試験成績192点・合格者中で推定上位3%)
- Points of You Japan アドバンス・トレーナー(写真投影法・表現療法的なワーク)(トレーナー養成実績あり)
相談業務に関連する教養・検定
- グリーフケア・リテラシー検定(喪失・悲嘆への対応)
- 健康管理検定2級(心と体の相互影響を考慮するため)3
- メンタルヘルス・マネジメントⅠ種(労働者の心の健康)
- 法学検定〈基礎〉excellent合格(離婚・暴力など様々な相談背景の理解)
- 情報セキュリティマネジメント試験(国家試験/プライバシー保護)
トレーニング受講(抜粋)
- Emotion-Focused Therapy Level 1 修了(isEFT 認定/感情焦点化療法)
- PTSDのためのPE療法研修会 受講済4(PTSD研究会/持続エクスポージャー法)
- Skills for Psychological Recovery 受講済(National Center for PTSD & NCTSN 開発・兵庫県こころのケアセンター/被災者・被害者の心理的回復支援)
- Professional Therapist Training Program 修了(JPTTA/認知行動モデル・交流分析・再決断療法・愛着理論を中心とする統合アプローチ)
- Attitudinal Healing Japan Facilitator Training 修了+OJT(AH Japan/心の平和を目的とするグループ実践)
- 医療・心理職者のためのマインドフルネス研修会 受講済(プラムヴィレッジ僧侶団 招聘)


これまでの歩み



- 幼少時代から痛みと向き合い、離人感とエンパス体質を持ち、身体性アウェアネス・脱フュージョン・瞑想等の心理セルフケアを実践する。
- 心に傷のある当事者たちを惹きつけ、その独特な傷つきシナリオ、人生の顛末に精通する。(後に脚本分析・人格構造論などの深い理解につながる)
- 数年間にわたりコンサル先の経営者/管理職たちに繰り返し呼び出されて、葛藤や不安対処のプロが好む傾聴スタイルを叩き込まれる。7(数百時間の実践)
- 自助グループ的手法アティテューディナル・ヒーリング(Attitudinal Healing)に参加し、その実践を深める。(セッショニストとしての土台が整う)
- 集団心理セラピー等に参加し、協働プロセスを体得する。サバイバーたちの逞しさと暖かさに触れ、尊敬が芽生える。8(ロールプレイ実習ではなく、ホンモノの当事者の一員となってプロセスを体験的に学ぶ)
- 複数の臨床家たちから「よい心理セラピストになる」と言われ、心理セラピー(TA・ゲシュタルト療法/チェアワーク/感情処理法/心理劇的手法/脱感作など)を4人の師から学ぶ。
- 最初に被虐待・DV加害/強い対人恐怖などを担当する。人が幸せになってゆく姿から、心理セラピーとは何かを学ぶ。
- 2015年に心理セラピストとして開業。予算のないクライアントたちのために1~2回で成果を出す超短期療法を実践する。クライアントとセラピストの生き様が出会う実存的アプローチで、「誰にも理解されなかった」という相談者に好まれる。
- 様々なカウンセリング等があまり役に立たなかったという、複雑性トラウマ/愛着不安定のクライアントたちから「はじめて納得いくセラピーに出会った」「他にも必要な人たちがいますから、絶対に続けてくださいね」と言い残され、サバイバーの松明を託される。(→体験者の声)
- 虐待を扱っていると、性暴力被害、ショックトラウマの相談も来るようになる。
- 犬恐怖症を理解するために自分も犬に噛まれてみる。恐怖症と呼ばれているものの多くが、恐怖症ではなくトラウマであることを知る。(→トラウマと恐怖症の違い)
- 地位ある大学教授に「大学で学んでない(臨床心理士ではない)くせに」9と激怒され、心理療法研究会への参加を辞退させられる。一方で、臨床心理士の養成経験もありながら「臨床心理士が全てではない。あなたはやめてはいけない」と応援してくれる先生たちとも出会う。
- 教育分析的SV(自分を知るための専門訓練のひとつ)を受けて、自身のトリックスター性と向き合う。
- 「あなたのような人は必要なのでしょう」と実業家たちに何度か助けられる。
- グループ・セッションや講座を始める。悩みの当事者や専門職が垣根なく参加する場となる。また、数十人のファシリテーターを育成する。(→イベント参加者の声)
- 権威主義・均一主義10による魔女狩り11が勢いを増す。
- 政治的背景にモヤモヤしながらも、上位成績で国家資格「公認心理師」に登録する。
- 臨床心理学の概念を数万件のデータベースに整理し、これまでの実践知と照合する。12
- 教育/福祉/司法などの対人支援職ネットワークに参加し、事例検討会で意見や演習を提供する。
- 児童福祉に関わろうとするが、「汚らわしい」「個性的すぎて話す気にもなれない」などと門前払いされる。
- 学術的公式トレーニングでは、何人かの講師陣からは実践知・視点を評価され、演習で同席した心理師・医師からプレゼンスを評価され、「貴重な体験が得られた」「参加してくれてありがとう」「おかげで自ら体験する勇気が持てた」「学び方を教えてください」等と言われる。
- 社会的格差が暴力を生む、社会構造的トラウマへの関心が高まる。
- 相変わらず、ぬいぐるみを持ち歩く。
あなたと私が存在するために
ノンバイナリー
古今東西「悩み相談」や「心の儀式」を担うクィアがいました。日本の古墳に埋葬されている巫女リーダーの骨もDNA鑑定では♂と判明したそうです。Kojunもジェンダー・クィア(ノンバイナリー)です。ファシリテーター仲間からは「巫女のような存在」と言われてきました。自然現象のような人とも言われます。
ジェンダーのことに限らず、「大人でもあり子どもでもあり」「理系でもあり実存的でもあり」など、複眼的な視点や弁証法的な姿勢に馴染みがあります。社会の常識からちょっと離れたところから眺めるお手伝いをしている、街の外に住む魔女、宮廷に住む愚者のようだとも言われます。
そんな存在に遭遇して、「会っただけで安心した」と言う人もいれば、「頼むから死んでくれ」と言う人もいます。
参考:LGBTQを「病気」としていた過去をアメリカ精神分析医学会が正式に謝罪
参考:Free & Equal:排除の代償(国連人権高等弁務官事務所)
トリックスター性
物語の中で常識の外にいる人間だか動物だか分からない存在が流れを変えたりします。カウンセリングにおいては、上手くいかないことを面白く捉えて流れを変えるような。かつてはトリックスター性のあるカウンセラーと無難なカウンセラーが補い合っていましたが、今日では心理職はこうあるべきという規範を押しつける風潮があり、またひっそりと活動することも許されない風潮もあり、トリックスター性のある心理職は絶滅の危機にあります。
周縁化されし側
若い心理師が「(心理学専攻の)大学にすら行っていない人がカウンセリングをするなんて許せない」と言うのを聞きました。学業を修めたご褒美として業務独占させて欲しいとのことです。心理支援は心理師たちの地位向上のために独占業務にするべきだという意見もありますが、当事者は、心理師の自己実現のためにトラウマになったわけではありません。
クライアントへのメッセージ
今日あなたが街ですれ違った人たちの中には、人生の宿題に挑み、すでに生き方を変えた人たちもいます。綺麗な言い訳に生きるか、闇を呑込んだ感動に生きるか。選ぶときがきます。
あなたに必要なものは何ですか?
私は、ご自身の中にある「深い洞窟」を通り抜けて、生き方を変える人たちと共にあります。
1/fゆらぎ音声
※ラジオ音声はゆめのたね放送局からの許可を得て公開しています。