人がチャレンジから逃げるとき

人がチャレンジから逃げるとき、逃げると決めてから、その理由を考え出します。そして、その理由があるから逃げることにしたのだと思い込みます。

このメカニズムは人の心理法則みたいなものなので仕方ないのです。

逃げることにした本当の理由は隠されます。それが隠されている限り、心は自由になりません。無意識の中の何かに支配され続けます。それによって、人生の中にワンパターンが生じます。

そのことを認めれば、その闇(隠された怖れ)が解ける可能性があります。その先には心の自由があります。

ただし、そのことを責めてもよくはなりません。責めずに認める。自分のことであれば「認める」、人のことであれば「自分も同じようなことをしていると認める」。

「頭で考えちゃダメ」とかいう批判ではなく、「あはは、人間って面白いな」と闇を解き始めると、人生の心理面が豊かになります。

今年の目標から逃げるときに、思い出してくださいね。

もし、あなたが自分自身のことではなく、他の誰かがチャレンジから逃げていることをなんとかしたいと思っているとしたら要注意です。

自分にせよ他人にせよ、逃げるなと批判してもあまり上手くいかないでしょう。逃げてることを隠すなと批判してもあまり上手くいかないでしょう。逃げたくなることが責められないとなったときに、やっと自由になり始めます。

逃げているあの人の心を改めさせようと思っているあなたの言動が問題を維持していることだってあります。

逃げている人も、逃げていることをやめさせようとしている人も、本当の理由は隠されているかもしれません。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

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