「恐怖症」の心理セラピー

Kojunのところで取り入れている恐怖症の心理療法(心理セラピー)について。 そもそもそれは「恐怖症」なのか まず、「〇〇が恐い」が全て恐怖症であるとは見立てません。「見立て」はラベリングのためではなく、悩み解決の手法やアプローチ選ぶために行うのですが、「恐怖症」は認知の修正が有効そうなケースのこと […]

「変わりたくない」のではなくて「矯正されたくない」のだ

心理支援者(セラピストやカウンセラーなど)に相談に行くとこと躊躇する理由に、支援者に自分を変えようとされそうで嫌だというのがあります。 そこで「聴くだけ」という傾聴スタイルがカウンセリングの主流になったりしてきたのですが、一方では聴いてもらっただけでは解決しないお悩みもあります。 変化を手に入れたい […]

ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)とヘルシー・ヘルパー(健康な援助者)

「ウーンデッド・ヒーラー(傷ついた癒し手)」はユングの概念です。 心に傷がある(当事者体験のある)人が心理支援に能力を発揮するというような意味です。 不幸自慢ではありません。当事者体験がある人にしか見えないことがあるということです。 泳いだことはないけど教え方は知っているという水泳コーチと、泳いだこ […]

次の心理支援者を探すとき

さて、心理支援者(心理カウンセラーや心理セラピスト)と上手くいかず、次の心理支援者を探すときのことを書いてみたいと思います。 私もサバイバーの一人なので相談する側(クライアント側)としても何人もの心理支援者に会ってきました。 いい人たちに出会えたことも幸運でしたが、他の人たちを観察して重要なポイント […]

自己肯定感を「育てる」のではなくて「取り戻す」

条件つきではなくて、自分の存在そのものを肯定できるのが心理セラピーで目指す自己肯定感です。 それは自信をつけるアプローチとは真逆です。 赤ちゃんや幼児は自己肯定感がある。申し訳ないって感じで生まれてはこない。人より劣らないと自信があるから笑っているわけではないでしょう。 ※へんな投影がある人は赤ちゃ […]

大人向けの心理セラピー

いまのところ、私の心理セラピーは子供向けには提供していません。 心理セラピーのスタイルが「自立を促す」ものだからです。それは「甘えるな」ということではなくて、大人の自分と子供の自分を共存させてゆくという意味です。最終的にセラピストが側にいなくてもよくなると言うとわかりやすいかもしれません。 ※ここで […]

親の世界から、大人の世界へ

Kojunは「裁きから赦しへ」「正すから赦すへ」というお話をよくしています。 罰を与えても上手くいかないことがある。叱っても上手くいかないことがある。いろんな分野でそのことは発見されています。ありのままの自分を受け入れることが必要。 さて、してはいけないことはわかったけど、ではどうすればいいのか?  […]

「自分がない」というお悩み

人の悩みは人間関係、お金、健康(病気)がほとんどを占めると言われてきましたが、実はここ数年間は「自分がない」というテーマを聞くことが増えています。 もともと、生きる意味が欲しい病みたいなのとか、自分探しとか、やりたいことがわからないという悩みなんていうのはありました。なかったわけではないです。ただ、 […]

マーケティング心理学を自己洞察に応用する

マーケティング心理学は、基本的には他者を操るための心理学ですが、誘惑に勝てれば自己洞察に応用することができます。 たとえば、ヴェブレン効果。「高価なものはいいものに違いない」という認知バイアスがあります。その観点で自己洞察してみるわけです。 「自分は高価だから良いものに違いないと判断してることはない […]

笑顔の人は苦しんでいない!?

笑顔になる心のトラブルもあります。 心理用語では「ドライバー」と呼ばれるものの一種です。人を心配させないために、人の機嫌をとるために、人を喜ばせるために、人に好かれる(嫌われない)ために、笑顔をつくることが刷り込まれているケースです。 生き延びるために笑顔が必要だった人ですね。 カウンセリングルーム […]

高い目標を持つことで一歩も進めなくなっているケース

高い目標を持って何も達成できなくなる人がいます。 楽器を習うときに、「あの名曲を弾きたいんです」と言います。ドレミファソラシドの練習はしたくない、最初から名曲を弾きたいと言います。で、いつまでたっても練習が始まりません。 名曲を演奏して「すげー」と言われたいそうです。ドレミファソラシドは弾いても意味 […]

心理療法の「過去の記憶」に触れる/触れない

トラウマ解消の心理セラピー(心理療法)について、「過去の出来事について思い出さなくてすみます」という心理セラピーと「思い出す」心理セラピーがあります。好みや向き不向きがあるかもしれません。 私が主に提供してきたのは「思い出す」系です。(参考:) 「過去のことを思い出すセラピーは辛い」みたいな前提で説 […]

「頑張れ」が頑張れない人を増やす

立ち上がれないときは、二通りあります。 決断して、えいやっ、と思い切っれば立ち上がれる場合。 それをしても苦しいだけ、激痛が起きる場合など、諦めたほうがいい場合。ギックリ腰を想像するとよいでしょう。 思い切った方がいいとき(動きにくいとき) 諦めたほうがいいとき(動けないとき) で、なかなか立ち上が […]

ウツ病の人は笑わない!?

数年前に、こんな言ったら世間から叩かれそうで言えなかったこと、今なら大丈夫かもしれないので書いてみます。 「新型ウツ」という言葉が流行ったことがあって、マスメディアにこんなような事例と記事が載せられていました。 A君は ウツ病 の診断をもらい会社を休職しました。それなのにお出掛けして、満面の笑顔の写 […]

心理支援者の種類~たくさん助けたい人、ひとりを助けたい人

心理セラピスト、心理支援者の種類なんてものを、また一つの書いてみます。 今回の観点は、たくさん助けたいセラピストと、ひとりを助けたいセラピスト。 ※「助ける」という言葉が上から目線かどうかの議論はここではしません。 「たくさんの人を助けたい」という支援者がいます。多くの人に効果のある手法を学びます。 […]

心理療法とエビデンス(2)「効果」よりも細かなこと

前の記事: の続きです。 「セラピストの個人的な経験則や直感ではなく科学的根拠にもとづいて心理セラピーは行われるべきです」という科学主義やエビデンシャリズムは思想であって、科学的に証明されてた事実ではありません。セラピストの個人的な経験則や直感に助けられた人はたくさんいます。それをやめるべきだという […]

心理療法とエビデンス(1)個よりも多数を大事にする

「エビデンスのある心理療法」というような言葉が流行しています。エビデンスというのは薬物療法などで「効果があると研究で証明された」みたいな意味ですね。 さて、このエビデンスという言葉、「それ以外の方法はあやしい、効果がない」という印象を与えます。エビデンス・ベースド・アプローチという考え方は、エビデン […]

カウンセリング等の「行動」のサポートの違い

カウンセリングやコーチングなどの対人支援での「行動」の支援について違いをみてみましょう。 来談者(クライアント)が企画した行動を実行できなかったときに注目すると、支援の性質が様々に異なることがわかりやすいでしょう。 企画した行動とは、たとえば「〇〇教室を見学する」「次の面談までに映画を観に行く」とい […]

「感情力動アプローチ」による心理セラピー

ここではKojunのの土台の1つ「感情力動アプローチ」(感情処理に基づく精神力動アプローチ)について書いてみたいと思います。 そのルーツ 「精神力動アプローチ」はもともとフロイトの流れをくむ心理療法の主流の1つです。人間の無意識を扱うというのが特徴です。 「力動」というのは物理学の力学エネルギーの比 […]

心理セラピーの、説明するか、説明しないか

心理セラピー(心理療法)をやっていると、「あのとき、相談者(クライアント)に起きていることを説明しておけばよかった」と後悔・反省することがあります。 でも、そのタイミングは、余計なことを言わない方がいいように思ったりして、言えないこともあるんですね。体験に集中してもらうためというのもあります。 たと […]

【ラジオ音声】愛着不安定をもったまま生きる!?

「愛着不安定(愛着障害)をもったまま生きていく方法を知りたい」という、リスナーさんから頂いたテーマでお話します。 愛着不安定をもったまま生きる!?〜前編 愛着不安定をもったまま生きる!?〜後編 関連記事: ・「愛着スタイル」のブログ記事一覧 ※音声はゆめのたね放送局からの許可を得て公開しています

映画『えんとつ町のプペル』を観ました

賛否の別れている『えんとつ町のプペル』を観ました。 私はイントロのお化けが踊るシーンが好きです。 私は肯定派からはアンチと思われ、アンチからは肯定派と思われるでしょう。 細かいところに個人的に良いテーマも見つかりましたが、全体のテーマについては、うーんどうだろうなあと。 私がアンチなのは、称賛しなけ […]

「性暴力被害」の心理セラピー

約8割が世間に知られないと言われています(女性被害者の場合)。実は非常に多く発生している出来事だと思います。変な言い方で申し訳ありませんが、たくさんの仲間(声なきMeToo)がいると思ってよいでしょう。 ※私たちトランスジェンダーや男性の被害者の場合はほぼ10割が世間に知られません(事件として扱って […]

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