『不思議の国のアリス』とヒキコモリ

雑談

さて、お悩みの方々には、職や社会的地位を失ったりしついる人もいます。歳をとることで、弱い自分というものを体験するひと悶着います。

『不思議の国のアリス』では、アリスの体が巨大化したり、縮んだりします。

アリスが大きくなると、部屋に閉じ込められ、不自由になります。

アリスが小さくなると、テーブルの上のカギに手が届かなくなります。敵に出会うと、逃げ隠れする必要があります。

もしあなたが波瀾万丈の人生を送っているなら、大きなアリスは社会的地位が保証されていた頃のあなた、小さなアリスは社会的弱者となり欲しいものが手に入らない頃のあなたに似ていませんか? 小さいから見えるもの、小さいから通り抜けられる心の旅。

大きなアリスは、大人のあなた。小さなアリスは、子供時代の宿題をやり直しているあなた。

不思議の国は、大きくなったり、小さくなったり、しないと先へ進めないのかも。

WHOが健康を定義する「ウェルビーイング」は、身体的、精神的、社会的に良好な状態のことだそうですが、上記の「身体的な大きく、小さく」で喩えたのは「社会的なアップダウンが精神的な健康に必要なプロセスかもしれない」ということかもしれませんね。

大人を生きることと、子供を生きることとを、自在に繰り返せるようになってゆくのが、おかしな世界を生きる秘訣なのかもしれませんね。

 

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