熊野宏昭教授の講演におじゃまいたしたした。
マインドフルネスの報道が改善されてきたようです。
マインドフルネスは「集中」と「広がり」と説明してるのに、それを取材したテレビでは「集中」だけが報道されてきた。そんな取材はお断りと主張して、やっと、ちゃんと報道してくれるようになってきたそうです。
どおりで、誤解が多いわけです。わたしはテレビをみないから気づきませんでした。
「集中」は何かに気を取られても戻ってくる能力、「広がり」は一点に固執せずあらゆるものを眺めるということになります。正反対のようですが、どちらも「とらわれない」ということが共通のポイントです。
多量の研究データを使った猛スピードの講演でした。会場からスピードに殆どついていけないとの声もありましたが、偏見のない素敵な講演でした。
雑念の重要性に関する現在研究中の仮説の話なども聴けました。