マインドフルネスは仏教の八正道のひとつである「正念」をルーツとする心理技法や実践です。今ここへの気づきを大切にするためのもので、あらゆる心理実践の状態作りに貢献しています。
マインドフルネス
- 2023-04-02
ACTの「コミットメント」と「アクセプタンス」 – サバイバー的な視点と解釈
ACT(Acceptance and Commitment Therapy)という心理療法(の総称?)があります。これについて感情や実存を中心に扱う心理セラピストであるKojunが心理的困難のサバイバーの視点から解釈をしてみたいと思います。 ※ここでは独自の解釈や想いを書きますので、一般的なACTの […]
- 2022-05-23
マインドフルネスの入門案内
マインドフルネスを学ぶなら、体験ありきなのですが、たくさんの人たちが教えているので、自分の習っていることが主流なのか亜流なのか、どんな特徴なのか、わからなくなりがちです。 そこで、実践会とは別に、教材を通してスタンダードに触れておくのもよいかと思います。これは必ずしもスタンダードが一番よいという意味 […]
- 2022-02-21
マインドフルネス? 「考えるな」では上手くいかない
マインドフルネス、瞑想、ポージングなどは作為的な思考も含めて「なにもしない」状態をつくるんだけど。 「考えるな」という助言はあまり上手くいきません。 「雑念を否定してはいけません」というのも上手くいかないです。 瞑想などの実践について、よく聞かれる「無になるってことですか?」という質問に対して私は「 […]
- 2019-10-18
痛みという能力のこと
本当の問題は見えないようになっていて、人によっては生涯自分の影を叩き続けます。 目を開ける方法は、目を閉じてることに気づくこと。 目を閉じてることに気づく方法は、目を閉じていることを責めないこと。 目を閉じてることを責めない方法は、他人が目を閉じてることを責めないこと。 責めないことは、「あるがまま […]
- 2017-04-29
医療・心理職者のためのマインドフルネス研修会に参加
聖路加国際病院 St. Luke’s International Hospitalにて開催された「医療・心理職者のためのマインドフルネス研修会 Mindfulness for Mind-Body Medicine」に参加しました。 世界的にも有名なマインドフルネスの一人者であるティクナッ […]
- 2017-04-19
目に見えないものを見るためには、眼に観えるものをちゃんと観ないとね。
目に見えないものを見るためには、眼に観えるものをちゃんと観ないとですね。 勝手な推測を、まるで観たことのように思い込んでいると、本当のことが観えません。 思い込みは真実を隠します。 よい推測をするためには、それが推測であることを自覚しないとですね。 「あの女性は網タイツで色気を演出して […]
- 2017-02-27
Points of Youとマインドフルネス
Points of You 実践講座 Just be編 – あるがままを観る(マインドフルネスで心の目を開く) の補講です。 投影か五感か Points of Youのプロセスは、知識や世界観の投影を現実と混同することを退けて、あるがまま観察(五感やinner search)を促すという […]
- 2017-02-27
マインドフルネスは「集中」と「広がり」
熊野宏昭教授の講演におじゃまいたしたした。 マインドフルネスの報道が改善されてきたようです。 マインドフルネスは「集中」と「広がり」と説明してるのに、それを取材したテレビでは「集中」だけが報道されてきた。そんな取材はお断りと主張して、やっと、ちゃんと報道してくれるようになってきたそうです。 どおりで […]
- 2016-11-04
五感を使って自分の心と対話する
Kojunは心理相談やワークショップで無意識を扱います。あやしいですよね。 お会いすることなく教えるのは難しいのですが、あやしくなくなる程度に説明してみたいと思います。 そのアプローチの1つに「五感を使う」を紹介してみたいと思います。このアプローチをとる場合、Kojunは3つの方法を同時に使っていま […]