なぜ人は人を攻撃するのか? これは私の子供のこれからの疑問でした。
※特別に攻撃的な人の話ではなくてです。
そして、この謎は、ときどき訊かれる質問でもあります。
心理学的には「防衛」として説明されることが多いかと思います。
いくつかの観点がありますが、一つの答えを出してみます。
怒ったり、怒鳴ったり、ねちねち嫌みを言ったり、こけおろしたり、批判したり。そういう攻撃はなぜ起きるのか?
人が人を攻撃するとき、「人を変えたい」と思っていたりします。
苦痛をプレゼントすれば、相手はその苦痛を避けるために行動を変えると思っています。思っているといっても、意識的、理性的、戦略的に思っているのではないです。自分の情動から生じる無意識の自動思考です。
※攻撃が常態化している、発作的のような深刻なケースはもっと深いところに本質があるかもしれません。ここでは、比較的健康な人の日常の中のお話です。虐めなどの集団心理も除きます。
また、攻撃の根っこには、悲しみや不安があったりもします。
自分への攻撃が反転して他者に向くという場合もあります。
それを手放すための方法は、様々に提唱されています。
人を攻撃したくなったとき、自分は何を変えたかったのか、考えてみるのもいいかもしれません。