ほしいアドバイス、ほしくないアドバイス

カウンセリングなどては、アドバイスしないことが基本とされてますね。

実は専門的なアドバイスをすることはあるのですが。

アドバイスが役に立たなくて害になるケースというのは、正しいことを言うやつね。

たとえば、失敗を恐れて行動できない人に対して「失敗を恐れるな」とアドバイスするとか。

多くの場合に、これが本当に有害だったりします。

何が問題かをみつけて、それに「~するな」を付け足すと、「正すアドバイス」ができます。

これが専門的ではないアドバイスね。

どうすればうまくいくかではなくて、何がいけないかを言っているにすぎない。

これをされてきた側から見ると、それは「うまくいっていないやつ見かけたら、殴ってやろう」くらい乱暴なことに思えました。

そうでない場をつくりたいと、ずっと思ってきました。子供の頃から。

そうでない場があることも、ずっとまえから知っていました。

アドバイスすることが、よいか、わるいか、簡単には議論できません。

でも、私は子供の頃から、人からのアドバイスに苦しめられてきました。

アドバイスがいかに余計で有害か、人生の大半で感じてきました。

一方で、アドバイスが人を救うことも知っています。

アドバイスに傷つき、アドバイスに救われてきました。

これはカウンセリング技法を学んで身につくものではないと思います。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

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