不安症の人が必ずしも気が弱いとは限りません。
いつも心配ばかりしている人が、いざというときに落ち着いていたりします。
それはセンサーが過敏な人に似ています。
震度1未満の揺れがちょくちょくあったとして、過敏な人はそれに気がつきます。ですからいつも心配です。
気が弱いと思われています。
あるとき震度5の揺れがきます。多くの人たちがパニックになりますが、過敏な人は比較的落ち着いて対処します。
緊張や覚醒はしますが、揺れを恐がる自分に慣れているからです。
不安症の人を脅しても、言うこと聞かないことがあります。恐いことに慣れているので、恐がりながら冷静な判断をします。
心理セラピスト