傾聴カウンセリングの2つの使い方

Kojunのカウンセリングでは、最初に要望や目的をお尋ねします。

うまく言えない場合は、おおまかに「聴いてもらいたい」か「解決や解決のヒントがほしい」かを内省してもらいます。

無料の相談窓口などでには、ひたすら聴いて欲しい、前者を求める人もいらっしゃるようです。

Kojunのクライアントは、後者または半々を選ぶ人が多いです。

聴いてもらうことが目的のカウンセリング

とにかく聴いてもらいたい。とにかく話し続ける。というスタイルです。

聴いてもらうことで楽になることはあります。

そしてやっと、なにを解決したいかを考えることができるようになることもあります。

目的のある傾聴カウンセリング

解決したいことを自覚していて、そのプロセスの中で傾聴が必要になる場合もあります。

たとえばショックトラウマの解消のために、出来事場面のことをクライアントが語ることがあります。それをセラピストが聴いている様子は傾聴そのものですが、わりと目的ははっきりとしています。

セラピストの指示や提案による場合もありますし、本人が半無意識的にそれを望む場合もあります。

別の例では、愛着、自由意思、自己効力感などの心の成長を目的とする場合には、クライアントは冒険と隠れ家を往復するために、日常生活での挑戦体験(冒険)をカウンセリングルーム(隠れ家)で語ります。

これも聴いてもらうことに効果がありますので、やっていることは傾聴です。

ですが、これらは目的あるプロセスの中の一部ですので、クライアントも意図を持つことができます。

クライアントが意図を持って傾聴をリクエストすることも可能です。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

※当サイトの事例等は事実に基づいてはいますが複数のケースや情報を参考に一般化して再構成、フィクション化した説明目的の仮想事例です。

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