大阪での心理セラピーを受付開始していますすが、7月1~19日まで個人セッションをお休みします。

来談者側からラポールをみる

カウンセラー選びの観点としてラポールを考えてみたいと思います。

ラポールとは「架け橋」を表す言葉で、カウンセラーとクライアントの信頼関係を意味します。

心理支援業務の作法としては、最初にラポールを築くこととされていることが多いようです。まずは、クライアントとの信頼関係づくりからってことですね。

ところが、わたしたち在野の心理セラピストの間では「ラポールを築いているようではダメだ」と言われたりします。

施設職員やアウトリーチ[1]被支援者からの申し込みを待つのではなく、支援者側からアプローチする職員の場合は、ラポール構築が最初のステップになるのは当然でしょう。

一方で、力動アプローチなどでは、会った瞬間からプロセスが始まることも多いです。ドアを開けて「こんにちは、はじめまして」とあいさつを交わした瞬間から「あ、だいじょうぶだ。うまくいく」と思ったという感想を聞きます。

在野のセラピストの場合は、クライアントがセラピストを選んでやってくるので、「この人に話してみよう」とか「この人のやりかたを受け入れてみよう」とか思って来ているわけですから、よほどイメージが違っていたりしない限り、最初からラポールの準備くらいはできているということもあるかももしれません。

さて、カウンセラー選びの観点としては、あなたに必要な共感はどんな共感かと考えてみるのはいかがでしょうか。

A)ラポール構築のための共感

B)ラポール構築のためではない共感

この2種類です。

どちらも所詮は技術なのかもしれませんが、これらを区別してみると自分が必要としているものが見えてくるかもしれません。

ラポールをかけてくれる人を探してるのか、ラポールをかけたい人を探しているのか、ということかもしれません。

脚注[+]