他人を対象とする心理学では自分は救われない

他人を対象とする心理学

以前、心理学の入門講座を覗いてみたことがあります。

本講座への勧誘では、「目の動きで人の心が読める」とか「こうすれば人を操作できる」というようなことが説明されていました。

これは大変ウケがよく、受講者たちは笑顔でうなずきながら大喜びでした。その場で数十万円の本講座の申込みをする人たちの行列ができました。大盛況。

「人の心を読む」「人を操る」という心理学は、大変に人気のようです。

しかし、会場には少数派ですが、どうも腑に落ちない表情をしている人たちもいました。

また、「人を助ける」という心理学も人気があります。

どちらも対象は「他人」です。

自分を対象とする心理学

一方で、私の講座は逆です。申込み行列はできませんが。(笑)

自分の心と対話し、自分に変化のチャンスを与えてゆく心理学。というか心理実践。

これには抵抗が伴います。

自分の闇に触れるからです。

私は闇の案内人。どうしたら、触れがたきものに触れることができるか、そんな旅をお手伝いします。

面白いのは営業研修です。自分の心の在り方を学んでいただいても、継続的に修練しない方は、すぐに心理の知識を自分ではなく客(他人)を分析して操るために使い始めます。そしてまた、元通り、客から警戒されて行詰ります。

これは「うちの旦那は〇〇タイプだから私の言うことをきかないのかあ」と分析しても問題が解決しないのと似ています。

一方で、自分の闇と向き合う練習を積むことで、これまでの悩みや辛さが人生の糧となってゆきます。

講座案内

実践講座「Journey編」では、シャドウが見えたり、消えたり、その抵抗に向き合う冒険を楽しみます。

実践講座「Just be編」では、見ていると思っていることの殆どが自分の空想であるということに気づきます。

人の心を覗いたり、人を変えようとするわけでもなく、それでも自分の信念にもとづいて人を支援したい人は、フォトセラピー 1Day講座もお勧めします。こちらは人の支援の練習を通して、自分に気づいてゆきます。

※追記:これらの講座は終了しています。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

※当サイトの事例等は事実に基づいてはいますが複数のケースや情報を参考に一般化して再構成、フィクション化した説明目的の仮想事例です。

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