Q&A「心理セラピーによって、言葉になっていない願望がはっきりするようなことはありますか?」

Q.言葉になっていない願望がはっきりするというようなことはありますか?

心理セラピーを通じて、ご自身の願望がわかるようになるということは多々あります。どうしてそうなるのか、その一部をみてみましょう。

深層心理の足枷解除によって

「一番好きな人ではなく、二番目に好きな人と付き合う」ということを繰り返している人が、その原因となる足枷を解除すると、どうなるでしょうか。

「人からの評価を気にしてビクビクする」というのが解除されると、どうなるでしょうか。暖かい自分からの評価の声が聞こえます。

「幸せそうにしてると罰が当たる」というのが解除されると、願望を隠す必要がなくなります。

あるいは、「頑張らないとダメ人間になる」という怖れが解除されると、「ダメ人間にならないため」ではなく「実現したいことを実現するため」に頑張りたくなります。「ダメ人間」と「実現したいこと」を同時に想像することはできないからです。

「いつ死んでもいいや」というのが解除されると、人生の時間に限りがあることに気づきます。

感情のレッスンによって

また、「環境に適応するために、必ずしも感情を抑圧(無かったことに)する必要はない」というレッスンにもなるので、自分の気持ちに気づきやすくなります。抑圧した感情を正当化するための偽の願望も減ります。
(感情マスタリーと呼んでいます)

恐がることを自分に隠さないようになれば、「こわいけど、やりたい。でも、こわい」と思うことも可能になります。

真の悲しみに触れることができれば、今まで自分がやってきたことの理由がつながりはじめます。そして、報われないことを手放し、報われることをやりたくなります。

真の怒りの感情を扱うことができれば、犠牲者の恨みではなく、問題解決へとエネルギーが向かいます。犠牲者の恨みは、加害者の罪を証明するために自分を不幸であり続けさせようとしますが、真の怒りは不幸を避けようとします。

感情マスタリーは足枷はずしと合わせてやっていく必要があります。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

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