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人生脚本(ドライバーと禁止令)

  • 2024-03-19

「どうでもよい」は「自由な心」ではない

プレイセラピー風なワークで、物語をつくるようなものがあります。私は写真カードなどを使います。 自由のワークをすることもあります。 自由のワークの場合は、自分の人生を物語るというわけではなく、どちらかというと自分とは関係のない物語を作ってもらいます。自由に創るということに重きを置きますから。 自由だか […]

  • 2022-09-05

自己肯定感の低さが本当に根本問題なのか

幼少期に刷り込まれた何かが人生の足枷になっているというのは、心理セラピーのよくあるテーマです。 自己肯定感の損傷というのもその一つです。そして、それは殆どの日本人が持っている傷であります。 多くのクライアントも自己肯定感の傷を持っています。ですが、クライアントのお悩みの根本原因がそれかどうかはケース […]

  • 2022-07-05

信じないから信じられる

Kojunは「人に対してとてつもなく肯定的だ」と言われることがあります。 ちょぴり取り乱すクライアントなどの判断に困るようなケースへの対応について、どうしてそんなことができるのかと問われると、人を信頼しているからかなあと思うことはあります。 どうやら、私はクライアントの力を信じているわけです。 です […]

  • 2022-05-13

誰も信じない人は騙されやすい

「信じられない」という心の病があります。それは幼少期に作られることが多いようです。 「信じられない」病をもつ人は、騙されるのが恐いです。そして、「信じられない」病を解消すると騙されやすくなる、と思っています。 ですが、実際にはそうでもないです。 「信じれない」人の生きづらさ 誰も信じられない人は、相 […]

  • 2022-03-26

「自分でやる」けど「独りでやらない」 – 深層行動活性化

深層の心理セラピーやカタルシス体験などによって成長のブレーキが外れた後に行う、行動活性化についてお話してみたいと思います。 行動できるようになるための2段階 「ブレーキ外し」と「アクセル踏み」の2段階のようなものです。 深層のブレーキというのは、たとえば「家族を見捨てて私だけ幸せになってはいけない」 […]

  • 2021-03-22

「交流分析+実存療法」による 心理カウンセリング

Kojunの心理カウンセリングは、お悩み対処や解決のヒントを求められることが殆どですので、「聴くだけ」ではなく質問もコメントもします。 その対話は、交流分析的なものと、実存療法的なものが主になります。必要に応じて、わかりやすい具体例、類似ケースの克服シナリオなどもお話します。 交流分析的な対話 対話 […]

  • 2021-01-31

「自分がない」というお悩み

人の悩みは人間関係、お金、健康(病気)がほとんどを占めると言われてきましたが、実はここ数年間は「自分がない」というテーマを聞くことが増えています。 もともと、生きる意味が欲しい病みたいなのとか、自分探しとか、やりたいことがわからないという悩みなんていうのはありました。なかったわけではないです。ただ、 […]

  • 2021-01-28

人間関係に苦しむ「常に笑顔」の人

笑顔になる心のトラブルもあります。 心理用語では「ドライバー」と呼ばれるものの一種です。人を心配させないために、人の機嫌をとるために、人を喜ばせるために、人に好かれる(嫌われない)ために、笑顔をつくることが刷り込まれているケースです。 生き延びるために笑顔が必要だった人ですね。 カウンセリングルーム […]

  • 2020-07-06

「行動ができない」の正体!? - 完璧主義

「行動ができない」には様々な原因がありますが、その正体の一つにこんなのがあります。 行動すると成果を求められる↓成果が出てないと批判される(叱られる、がっかりされる、もっと頑張れと言われる等)↓めげる↓罪悪感を感じる このパターンを繰り返してきた人は、「行動をしない」が最善となってしまう。 これは失 […]

  • 2020-02-08

2通りのスモールステップ

行動計画には二通りあります。 (A)ゴールから逆算してスモールステップを決める。 (B)いま出来ることをやってみる。 (A)はコーチングや自己啓発でみかけるアプローチ。(B)はカウンセリングや行動療法でみかけるアプローチ。 似たようなことで、こんな観点もあります。 (a)面倒でやりたくないことを先に […]

  • 2020-01-21

人間関係に苦しむ八方美人

笑顔をつくるように心掛けるのではなくて、笑顔を抑えないように心掛けるのよ。 (心理セラピストKojun) 八方美人という病 「いつも誰にでも笑顔」の相談者がいます。 そんなにニコニコしていたら、さぞ人間関係は良好だろうと思われますが、お悩みはたいてい「人間関係が面倒」です。 心理カウンセラーの前でも […]

  • 2020-01-19

強烈な心理的なブレーキ

何かの行動がどうしても出来ない。普通なら出来るはずのことが出来ないというとき。 他人に説明できないなにかがあって、心臓が潰れそうな感じがする。 批判されそうだから理由を話せないものや、言葉に出来ない漠然とした感覚のものもある。 社会的な善し悪しはともかく、そうなっているには、理由がある。怠けてるとか […]

  • 2020-01-09

トラウマが解消して料理が気楽になる

ずいぶんと久しぶりに、家庭料理をつくってみました。ずっと以前と比べると、いろんなトラウマが解消していることに気づきます。 「一切無駄があってはいけない」のような完璧主義を脇においたり、包丁に緊張しなかったり、独りでも惨めにならなかったり、余計なものを入れすぎなかったり。 時間をかけても、かけなくても […]

  • 2019-12-21

自己肯定感は高めるものではない

近年「自己肯定感」という言葉が流行っているようですね。いろんな意味で使われているようです。ここでは、心理セラピーで扱う自己肯定感について書いてみます。 自己肯定努力は自己肯定感ではない 「俺は自己肯定感は大丈夫です。こうみえてプライド高いので、人から悪口言われたら、すぐ言い返します」 これはありがち […]

  • 2019-09-21

「ほら、やっぱり」は強化サイクルかも

「ほら、やっぱり」は強化サイクルの可能性があります。 人間は自分が心の底で信じていることを証明するように行動するという性質があります。 たとえば、「男性とは浮気をする」という信念が刷り込まれておると、浮気をしそうな男性を選び、浮気をするように仕向けます。 「私は出世できない」、「関東の食べ物は不味い […]

  • 2019-03-06

ネガティブを怖れれば、ポジティブも怖れる

ポジティブでも、ネガティブでも、怖れは怖れです。 セラピーでは、「私は悲しい」のような言葉を言ってもらう場面と、「私は幸せになります」のような言葉を言ってもらう場面とあります。 ネガティブ感情を怖れて言えない人は、ポジティブ願望も怖れて言えません。 ネガティブ感情を怖れなかった人は、ポジティブ願望に […]

  • 2018-10-21

こわくて動けないときの、シンプルな魔法の言葉

こわくて動けないときの、シンプルな対処法の1つを挙げます。 「こわくない」と言わずに、「楽しみだ」と言ってみます。 心理カウンセリングで、クライアントさんのプロセスが進むときも「楽しみだ」が出ることがあります。「こわくない」のではなくて「楽しみ」、「こわいけど楽しみ」などです。 「こわい」を消すため […]

  • 2018-04-12

生きる意味がほしい人へ

「生きる意味」がほしい、知りたいという言葉を聞いたことがあります。「生きる意味がみつかる」とか「生きる意味はあります」という書籍やセミナーは人気があります。 苦しんでいます。私もかつて経験したことがあります。 会う人、会う人に尋ねてみました。「生きる意味ってなんですか?」 苦しんでいな人、人生を楽し […]

  • 2017-12-13

LGBTQとトラウマ

いわゆるLGBTQ、同性愛や性別違和(身体と心の性が一致しない)の原因として、なんらかのトラウマ・心の傷によるものではないかという考察は昔からされてきました。現在ではそういうものが原因であることは立証されていないという説が主流かと思います。それは、「治したほうがよいもの/治せるもの」なのか「それはそ […]

  • 2017-10-11

「人目を気にしない」を目指すよりも

「人目を気にして生きる、人からどう思われるか気にして生きる、そんな生き方をやめたい」というご要望をよく聞きます。いいテーマだと思います。 一方で、「人からどう思われるか考えよう」と言う人もいます。ただ、「人からどう思われるか気になるようになりたい」というご要望は聞きません。「人目が気になっているのに […]

  • 2017-06-21

やりたいことが、やり尽くされる人

かつては、「やりたいことが、やりつくせないほどたくさんある」と思っていました。 「やりたいことはやりつくした」という年長者たちの言葉を聞いて、ふと思います。その方々にも、未だしたことないことはあるし、まだ行ったことがない場所もあるし、食べたことがない美味しいものもあるはずです。しかし、「やりたいこと […]

  • 2016-01-29

人の役に立つ必要のない者を友としたい

雑談です。 「人の役に立ちなさい」「人の役に立ちたい」 場合によっては、不気味な言葉。荒んだ心へ投げかけるような。 具体的な相手も、具体的なシーンもなく、 ”人のお役に立つ自分” だけがある。 あるTV番組で、障害を持つ姉の世話をしている少女が、「将来は医者になりたい」と言っていた。そこには具体的な […]

  • 2015-12-16

褒められると不安になる

人には承認欲求というのがあって、誰しも褒められたいと思っている、と言われています。 では、褒められると幸せになるのでしょうか。 「褒められると不安になる」、「褒められるのが苦手」という人もいます。 褒めることについては、いろんな側面があるのですが、ここで1つの視点を提供してみます。 自他を大切にする […]

  • 2015-09-06

なぜ人には寿命があるのでしょうか?

なぜ人には寿命があるのでしょうか。 ここで関心があるのは、肯定的な意味(なぜ神様は人に寿命を与えたの?)です。 ※生命科学的な理由は、細胞を作る回数(DNA複製の回数)に上限があるからだとか。 ありのままの自分や他人に出会う どんな自分でも素敵。 (いきなり、すぎましたか?) 中年後半くらいで、社会 […]

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