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Kojunセラピーの特徴

Kojunの提供している心理セラピー/カウンセリングの特徴や具体例に関する記事です。

  • 2024-02-29

オーバーエンゲージメント

トラウマの心理セラピーなどで、出来事想起をしたり、イメージワークをしたりするときに、入り込みすぎしまうことをオーバーエンゲージメントなどと言います。逆に体験から距離をおきすぎてワークにならない状態をアンダーエンゲージメントと言います。それらの間でイメージワークをするわけです。イメージワークに限らず、 […]

  • 2024-02-20

ズバリ言われてもなぜか腹が立たない、直面化のカウンセリング

クライアントが認識を避けていることを認識するように促すことを直面化と言ったりします。 たとえば、「あなたは自分に嘘をついてるのではないですか」みたいなことですね。そんなぶっちゃけるかどうかはたもかくとして。 率直な言い方のことではなくて内容のことです。遠回しに言ったり、やんわりしてても直面化です。 […]

  • 2023-07-21

乗り越えるとき:「回避を手放す」よりも「自由を取り戻す」

抵抗と回避の意味 トラウマに関わる場所や物事を避けようとする症状を「回避」と呼びます。危険を避けるというよりも、危険じゃないのに避けちゃうってことですね。 また、同様に心理セラピーのプロセスに対しても回避反応が起きることがあります。 心理セラピーのプロセスには、一時的に抵抗を感じるかもしれないけど、 […]

  • 2023-06-23

勤務先の経営への不満と分離

勤務先の経営者への不満を、精神的分離の観点でみてみましよう。 カウンセリングの仮想事例の話をします。 「社長は従業員の幸せを願っていると言っているけど、実際には利益優先じやないか」という不満に苦しんでいるとします。(他の不満でも当てはまります) 一般的な周囲の反応としてあるのは二通り。ひとつは一緒に […]

  • 2023-05-07

ACは親を恨むための言葉ではない

AC(アダルトチルドレン)という概念は、「苦しみを親のせいにするのでけしからん」と言われることもあります。「機能不全家族」というのも、どの家庭にもあるようなことまで病気のように扱っているという批判もあるようです。(「誰が悪いのか」という視点から離れるために、Kojunは「機能不全家族」よりも「家族機 […]

  • 2023-04-09

あなたの悩みを外在化する心理セラピスト

悩みを客観的に眺める視点を「外在化」といいます。(また雑な説明をしてしまった・・・) 「私はパートナーに暴言を吐いてしまう」というのが非外在化だとすると、「私は暴言ちゃんにとりつかれている」というのが外在化です。 外在化には次のような利点があります。 ここでは、専門技術としての外在化と、当事者性によ […]

  • 2023-03-26

トラウマにおける「希望」

トラウマインフォームドケアが大切なものと指摘するHEARTSというのがあります。そのなかの「H(Hope)-希望」について書いてみます。 私の心理カウンセリングで実感するのは、他者の事例が希望になるということです。プライバシー保護のために仮想事例を話すことになるのですが、あるいは詳しく話さなくとも、 […]

  • 2023-03-09

「認知の修正」が中心でない心理セラピー

クライアントさんに変化が起きるとき、心の振舞い方が変わります。それはパーソナリティの変容とも呼ばれます。生きづらさから解放されてゆくときもそうですし、ある種の精神疾患の回復にも関係します。 ここでは、狭い意味での「認知の修正」アプローチとは異なるセラピーがあることを例を挙げてみてみます。 認知の修正 […]

  • 2023-02-23

感情処理と論理療法の使い分け

これは単純に言い切ることは出来ないのですが、大まかなイメージを「怒り」の例によって描いてみたいと思います。 ※事例は仮想事例です。 論理療法を優先したいケース 例1ー1 あなたが自転車で小道を進んでいると、数人のグループが道幅いっぱいに広がってあるいていた。あなたが通れないことなど知ったことではない […]

  • 2023-02-02

論理療法とKojunアプローチ:「正す」ではなく「選ぶ」

Kojunは「認知の修正」という言葉が好きではありませんが、認知療法の元祖(の一人)であるA.エリスの論理療法はちょっと好きだったりします。 ※論理療法の発展形である論理情動療法は人間性心理学であるという解説もあるようです。 それもまたクライアントの信念を変更するのですが、A.エリスの論理療法では変 […]

  • 2023-01-27

例:「いつも責められてるように感じる」

※このに記載するのは類似のケースを合成した仮想事例です。 主訴 Bさん「職場でも、社会でも、自分が悪者にされてるように感じて、イライラや怒りのようなものがある。生きづらいので、なんとかしたい」 心理カウンセリング それらの感情体験に共通する感覚として、「すべてお前が悪い」と言われてる感じが見つかりま […]

  • 2023-01-19

例:「辞めたい職業を辞められない」

症状ではなく、その奥にある深層を扱う、または過去を扱う。そんな心理セラピーは原因論の罠にはまると批判する人もいますが、Kojunは必要だと思っています。 ※このに記載するのは仮想事例です。 主訴:デザインの仕事をしたいけど公務員を辞められない 「ベンチャー企業に参加したいけど大企業を辞められない」な […]

  • 2023-01-07

Kojunセラピーと短期療法

「短期」の意味 短期療法と言っても、必ずしも時間制限をすることで急かすわけではありまん。セッション回数や時間制限を設ける手法もあるようですが、時間を意識はするもののそのような制限を設けない短期療法もあります。 短期療法の共通点は、目標を定めて焦点化するという点と説明されることが多いようです。 ※「治 […]

  • 2022-12-26

生きづらさの二次被害

トラウマやアダルトチルドレンなどの生きづらさ持つ人は、なんとなく嫌がられ、避けられることがあります。 それにはいくつかの理由がありそうですが、今回はその一つを取り上げてみます。 ACが受ける基本的属エラー 過去に仕事が上手くいかなかった、現在不利な状況にある、などの問題を経験していることが知られると […]

  • 2022-12-11

双性による性被害カウンセリング

Kojunのとこに性被害トラウマの相談があるのは、Kojunがダブルジェンダーであることも関係あるように思います。 ※ここでは当事者クライアントが女性、加害者が男性というケースを前提とします。 男性性の必要性 女性の性被害トラウマのセラピーは女性でないと出来ないと思われがちですが、意外と男性セラピス […]

  • 2022-10-28

アダルトチルドレンは親のせいなのか

標題にはアダルトチルドレンと書きましたが、それに限らず親からの影響で苦しんでいる人たちのお話です。 私たちの心理セラピーでも幼少体験を扱うことは多く、養育者が重要な存在として扱われます。 そこで、果たして親が原因なのか、親が悪いのかなんてことが問題にされることがあります。毒親という言葉があったり、親 […]

  • 2022-10-27

自己肯定感の心理セラピー

自己肯定感の大事な理解 「周囲に優れた人たち、素晴らしい人たちがいると、自己肯定感が上がらない」というのは、注意を要する捉え方かと思います。 確かに、そなように感じるのは自己肯定感が低い状態かもしれません。 しかし、他者と比べなくても大丈夫なのが自己肯定感です。 このことは、自己肯定感の低い人にとっ […]

  • 2022-10-07

クライアントに心理セラピーの手法を合わせる

心理カウンセリング/心理セラピーの世界において、「手法にクライアントを合わせるのではなく、クライアントに手法を合わせるのだ」ということが言われます。 これは、手法にクライアントに合わせようとしてしまうことはよくあるという戒めrえでしょう。 セラピストやカウンセラーも全てを理解しているわけではないので […]

  • 2022-10-03

幼少期を扱う心理セラピー

人生を支配する感情パターン/対人関係パターンのお悩みを扱う場合は幼少期に触れることが少なくありません。 アダルトチルドレンや家族機能不全の影響について扱う場合ももちろん幼少期に触れます。 「あの頃」と「いまここ」 ただし、深層心理に変化を狙う場合は、ゲシュタルト療法や力動アプローチを取り入れます。 […]

  • 2022-10-01

なぜマニュアル化されない心理療法があるのか?

感情体験を重視する力動的なセラピー、本人主導を重視する人間性アプローチというのは、手順よりもセラピストの生き様などが影響を与えやすいものです。それゆえ、マニュアル化、標準化しにくく、さらに効果検証、エビデンス研究が困難です。 そのことを具体的なイメージで説明してみましょう。 例1:マニュアル化すると […]

  • 2022-09-24

「罰」と「苦い体験」の違い

私は元ゲーム業界でゲームを企画開発していました。そして今、心理セラピストです。この二つの仕事には似ているところがあります。 それは、偶然の力を使うということです。 偶然の反対は作為です。開発側からみたゲームとは偶然を取り入れた作為のことです。 王様と占い師 参謀が王様に対して、「この戦争は撤退したほ […]

  • 2022-09-17

「手放すこと」を苦しんでもよい

悩みの解決とは、どうしようもないことを諦めて、出来ることをすること、とも言えるかもしれません。 生きづらい人は、あるテーマについて、変えられない過去を諦めずに、変えられるはずの未来を諦めているということがあります。 過去を諦めない人は、未来を諦める 心理セラピーは未来を変えるために行うものです。です […]

  • 2022-09-14

クライアントの力を信じるカウンセリング

Kojunの心理カウンセリングの原則に、「クライアントをディスカウントしない」というのがあります。 ディスカウントとは料金のことではなくて、「みくびる」「過小評価する」という意味です。 カウンセラーがクライアントの力を信じないとか、親が子の力を信じないとかですね。 ディスカウントしないというのは、人 […]

  • 2022-09-12

グループセッション的なワークショップ

ひさしぶりにワークショップ(グループセッション)をます。(感染症リスクを考慮して少人数となりますが) 参加者になにを届けるか、すなわち参加者はなにを求めているのかを考えています。 当日に参加者の一人ひとりが教えてくれると思いますが。 近頃は、自分を知る、自分になるってことを求めている人が多いようです […]

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