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生きづらさの二次被害

トラウマやアダルトチルドレンなどの生きづらさ持つ人は、なんとなく嫌がられ、避けられることがあります。

それにはいくつかの理由がありそうですが、今回はその一つを取り上げてみます。

ACが受ける基本的属エラー

過去に仕事が上手くいかなかった、現在不利な状況にある、などの問題を経験していることが知られると、多くの人から「その人に問題があるのだろう」と推測される傾向があります。

これは基本的帰属エラーと呼ばれるバイアスです。簡単に言うと、自分の不幸は環境や運のせい、他者の不幸は本人(性格や特性)のせいというわけです。

やっかいな社会的同化

これのやっかいなのは、人格面の評価となりやすく、それを浴び続けると、ご自身もなんとなく自分が悪いような気がしてくるというものです。

社会の評価判断に自分の認知を合わせてしまうのを、私は社会的同化と呼んでいます。

これは罪悪感のような台詞で表現されることがあります。

日常的な対処法

かつては、失業した人は本人に非があるに違いないと吊るし上げられていました。いまはコロナ禍で失業が身近になったので、コロナ禍以前に失業した人もさほど吊るし上げられないようになりました。

自分のことについては基本的帰属エラーが生じにくいので、相手に自分事のように思ってもらえることで弱めることができます。

そのために他者に苦しみを与えようという道を選んでしまうのは最悪となります。

「あなたもアレを経験したかと思いますが」と言うように、思い出してもらうのです。

それがない場合は、ある程度は基本的帰属エラーが起きることは覚悟したほうがよいでしょう。

また、似たような人たちが集まる自助グループに参加するのも、安全を体験する機会になりやすいです。これはどちらかというと応急処置ですね。しかしこれには社会的同化に歯止めをかける効果もあるかと思います。

社会的同化と心理セラピー

二次障害としての不適応な認知が生じるには、社会的同化と過剰調節があります。

過剰調節は「目上の人は恐い」というような常識から外れるもので、いわゆる恐怖症、過度な思い込みなどです。

それは認知行動療法的な再調節によって解消できることが多いように思います。深くトラウマになっているような場合でも、普通の感情処理と再決断療法で対応できるでしょう。普通の感情解放セラピーのようになります。

しかし、社会的同化は、他者の認知です。そもそもご自身が思っていることではないので、「私は本当はダメじゃない」と頭で納得しても気分や行動の問題は解消しません。

その場合は基本的帰属エラーの持ち主である他者を癒やす必要があります。そのためにロールプレイやドマラセラピーを取り入れた心理セラピーになります。

ただし、「『他者が私をダメだと思っている』とご自身が思っている」ところにスタックがある場合は、他者を癒やしても効果がありません。

技術を寄せ集めただけだと、逆のアプローチをしてしまう可能性があります。試行錯誤はいたしかたないと思いますが、その人にとっての正解に近づいてゆく必要があります。

標準化された手法をいくつか試すか、何が起きているか見立てできるセラピストと試行錯誤するか、となるでしょう。

※当サイトの記事には私見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

※当サイトの事例等は本質を損ねない範囲で合成・再構成によるフィクション化をしています。

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