厳密に定義されたものではないですが、心の問題解決には2分野あると思ってみてください。
一つはアンインストール系。問題が生じているので、それを取り除けばよいというもの。
たとえば、飛行機恐怖症で海外出張に行けなくて困ってるとします。その場合は、飛行機恐怖症(飛行機は恐いという自動反応)を取り除けばよいわけです。
どちらかというと、アプローチは何でもよいわけです。
もう一つは、インストール系。発達過程に躓きがあったり、不安定な愛着スタイルのような場合。
これは、足りないもの(愛、安心感、内なる安心基地)を受け入れてゆくもの。人から愛をもらうようにして、自分を作ってゆくもの。
自分を作るわけだから、愛を与える側になってゆくものだから、それはアプローチは選びたいわけです。
「治ればよいというものではない」という感覚があります。
その満たされる体験が自分の中に残り続けるのですから、その直感は的を得ています。