合格点のカウンセラーを探すと、必要なカウンセラーが見つからない

心理セラピー・心理相談

自分に合うカウンセラーを探す。

支援を受ける経験の少ない人は、国などの当局がちゃんとした人を紹介や認定をしてくれればいいのにと思うようです。経験を積んだ人はそれが出来ないことを知っていて自分で探すものだと思っています。権威付けはあまり参考にならないと。

探し続けるか、探すのをやめるか、という選択があります。

カウンセラーは、決め手となる人に最初から出会えるとは限らない。しかし、最初の人をそれなりに活用できないと、次も探せません。

精神科医についても、5人目、10人目の医者で初めて自分にとって役に立つ医者に出会えたなんてよく聞きます。

福祉サービスなんかも同様かもしれませんね。

で、支援者探しは試行錯誤となるわけです。これが受け入れられるかというのは、主体的に取り組めるかということでもあります。

逆に、次々と医者を変え続けるドクターショッピングとか、カウンセラーショッピングというのもあります。「あーこいつもダメだった」と、ころころ変え続けることを言います。

セミナージプシーとかも似てますね。

試行錯誤はそれらと違います。その違いは、毎回何かを得ているということ。

期待通りではなかった場合に、全否定せずに、「でもここは役に立つこともあった」という部分を拾えるか。それが拾える人はだんだんと支援者選びの精度が上がってゆきます。

※ほんとに相性のよくないカウンセラーや医師もいますが。

拾えない人はだんだんと怪しいサービスへ引き寄せられてゆくこともあります。奇跡を期待するようになるんですね。批評家になる場合もあります。幸せになる、苦しみを手放すという目的を忘れて、支援者を評価するために生きてる人になってゆきます。

ちゃんと拾えるものを拾わないと「あいつは経験年数が少ないからダメだ」とか雑な判断基準が育ちます。「経験年数」は欲しい支援ではありません。もっと経験年数があればどうなると期待しているのか、が欲しい支援す。受け取れるものを受け取る人にしか、それは見えません。

それなりに役に立った部分をちゃんと拾って受け取ってゆくと、「自分に必要だけど、なかなか提供されない支援」が何なのかわかってきます。手に入りにくいものが何なのかわかる、これがカウンセラー選びの精度があがるということ。「本当の共感ができる人」とか「余計なことを言わない人」とか「例外の扱いが得意な人」とか、もっと言葉にらない何かかもしれませんが。「〇〇疾患の専門家」とか言ってるうちは未だ旅は始まってもいない段階かもしれません。

「10人目で出会った」というケースも、その10人目が完璧な人だったという話ではないのです。

私も来談者(クライアント)側の立場では、必要な1人に出会うために10人以上に会ってます。その1人にもダメなところや至らないとこらがあります。しかし、そこはスルーです。そこは他で補えるので。

ある種の心の課題がある人は、「全てを満たしてくれる一人」を探そうとする性質があります。すると、100点以外は0点となってしまいます。完璧はいないので、永久にハズレを引きながらさまよい続けるということになります。

この場合は、そのトラップから抜け出すことを支援できる人が会うべ支援者です。それは、自分が「この人なら不完璧でも許せる。不完璧でもいいから会いたい」と思える人、となります。完璧以外の世界を教えてくれる人です。

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心理セラピスト 広義トラウマの解除/生きづらさ改善(人生を支配するパターン、自己肯定、アダルトチルドレン、性暴力被害の過去、いじめトラウマ、PTSD、喪失、対人不安、愛着不安定、恐怖症など)を扱います。
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