悩みを相談するなら、決めつけない人がいい

その悩みが答え探しならば、答えを知っている人に訊くのがよいでしょう。その悩みが葛藤なら、話を聞いてくれる人に話すのがいいでしょう。

そして、葛藤の場合であっても、聞いてくれるだけでなくて、ちょっともらうコメント、フィードバックが役にたつこともあります。

しかし、そのコメントが「決めつけ」だと、葛藤のプロセスの助けにはなりにくいです。悩みが深まることがあります。

相談相手の選択がイマイチだったのか、自分が素直じゃないのが問題なのか、さらに悩んでしまいますね。以前にも書いたかと思いますが、「決めつけない人」は人生の宝なので、そのあたりの判断のヒントをまた挙げておきます。

有益な「意見・感想」と「決めつけ」の違いはなんでしょうか?

強い意見・感想が「決めつけ」と思わない方がよいです。言い方が強いか弱いかではないのです。

「決めつけ」は、こんなふうに表れます。

「闘うのを止めてみたら?」

これは、「あなたは闘っていますね」(判断・推測)+「それをやめよう」の2つのステップが一緒になっています。

なので、「私は闘っていないつもりなんだけど、そうかなあ」と内省する機会がなく、判断・推測が決定されてしまっています。ここに小さな「決めつけ」があります。

これは会話の中で度々起こることなので、仕方のないことでもあるのですが、常にそうなっていたり、涙ボロボロの極まったタイミングでそれをされるようなら、ちょっと相談相手としてはきついかなと思います。

※当サイトの記事には実践経験に基づく意見や独自の経験的枠組みが含まれます。また、全てのケースに当てはまるものではありません。ご自身の判断と責任においてご活用ください。

※当サイトの事例等は事実に基づいてはいますが複数のケースや情報を参考に一般化して再構成、フィクション化した説明目的の仮想事例です。

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