今回はドキュメンタリー映画『Girl Rising ~私が決める、私の未来~』を紹介します。
途上国の子供の厳しい状況を、9人のドキュメンタリーで分かり易く紹介しています。
NPO活動の支援を求める目的の映画ではありますが、とても観る人のためになります。
同情や罪悪感に訴える構成ではないです。
見どころ:運命を諦めない
過酷な状況にあって、いかに人は尊厳を持つのか、実例によって描かれています。サブタイトルの「私が決める」に注目してください。
あなたにも、辛い状況にあっても、捨てなかった何かがあるのではないでしょうか。
宿命 = 変えられない偶然
運命 = 変えられる必然
この映画では、過酷な宿命にあって、運命をあきらめない子供たちの心情がうかがえます。生い立ちは違えど、あなたにも身に覚えがあるのではないでしょうか。
心理セラピーの「決断」
心理療法に「決断」という概念があります。どのように生きるかは選べるというものです。
こういうのは説教されて納得するものではないと思います。
心理セラピーは自分を苦しめる生き方をやめるための「決断」が発動できるように条件を整えるための心理ワークですが、その後でこの映画を観ると”あきらめなかった自分”が見つかるかもしれません。
心理療法の「決断」のイメージに興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。
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