隠れた感情に「気づく」レベルと「触れる」レベル

隠れた感情に気づくことで、日常の様々な問題が解決します。

それを、人に暴かれるのではなくて、自分で実践するのが、自分の心との対話のススメ。

さて、人生レベルの様々な問題の解決にも、同じようなプロセスがあります。気づくのではなくて、触れるという違いがありますが。

そのレベルでは、「気づきましょう」ではなく、「気づきたくない」への赦しが必要です。真逆になるのです。

命がけで作った壁を越えることに対して、抵抗があります。越えられないのが正常なのです。

それは「コンフォートゾーンの外に出ましょう」とかいうようなことではないのです。

コーチング界では、「ブレーキやトラウマがある人にはコーチングが効かない」などと表現されてきたようです。

コンフォートゾーンの外へ出て怪我をした勇者に、「コンフォートゾーンの外へ出ましょう」と促すのは、勇者を負け犬へと貶める働きかけです。

壁を越えられないという世界に立てる人が、立ち会える世界です。不可能を前にして諦めない。

言うなれば、人をコンフォートゾーンから引き出す人ではなく、自分が自分のコンフォートゾーンの外へ会いに行く人ね。

人を変えたい情熱は、セラピストの資質ではないよ。資質なくても、最近はメソッド習えば、なれてしまうようですが。

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