セラピストの探しかた

「痛みの当事者だからできる支援がうる」とか「支援者が問題をかかえたまま人の支援をするのは危険」とか、支援者の傷あり傷なしの是非。

様々なバリエーションがあり、「苦しみを知って支援職になった人」でひとくくりにできないように思います。

その分野もストーリーも様々。

離婚相手を恨んでいる離婚カウンセラー、親を恨んでいる愛着専門セラピストなどは、好ましくない例だと思います。

クライアント(来談者)とセラピストが同じブラインド(防衛機制人生脚本による心の死角)をもっていると、そのビリーフについて解決できないというのもあります。自己知覚、ブラインドのことね。

一方で、経験則として、「自分には問題がない」と言うセラピストはイマイチでした。これも自己知覚の裏返しかも。

ある師匠は「セラピストは自分の主な問題をいくつか解決しておくことが望ましい」という言い方をしていました。

全て解決していなくてもいけど、克服経験が全くないと心理セラピストは厳しいかもと思います。

先日話を聞いた早くから薬物療法の限界を認めて心理療法を真摯に実践している精神科医は、「カウンセラーも必ず問題をもっているので」と言っていました。

「自己知覚できない」とはどういうことかを体験的に知っている、というのは必要に思います。

それと、以前に考えたときに思ったことは、

問題をもっいるか、もっていないか

というよりも、

相談できる見守りあう同業仲間・師匠がいるか

と思いました。

まとめると、こんな感じ。

・いくつか克服経験がある
・自分に問題ある/あるかもしれないことを知っている
・よい仲間や師匠がいる

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