大学時代の想い出

24歳頃をピークに知識は減り始め、本も少しずつ減ってきた。さっさと使って減らそう。

知識とは、まだ登っていない梯子。

大学理学部での専門授業がつまらなくて、なんとなく所属とは関係ない素粒子物理学の教授の部屋に遊びに行きました。何も知らない知的な人でした。

コーヒーを出してくれました。

「もはや実験で確かめることも出来ないような見えない世界のこと、どうやって証明するのですか?」

「その通りだね。でもね、世界中の物理学者に聞いてごらん。答えは同じなんだ。それはちゃんと”わかる”んだ」

「何か基準があるのでは?」

「それは・・・うん、あるね。ニュートン物理学は三次元だから式は3つだね。相対性理論は式は1つだけだね。だから相対性理論の方が進んだ理論なんだよ」

進むほどに、知識は少なくなるらしい。たしかにその通りでした。

「それじゃ、先生、とんでもない質問をしてもいいですか? ・・・・」

「君ねえ。その疑問をもつのは物理学者の中でも一握り。なるほど、授業がつまらないわけだ。気が向いたら、また遊びに来てください」

先生、気が向いたので、いま遊びに行きたいです。

十年くらい前に先生の名前を検索したら、追悼の案内を見つけました。

でも、よく覚えています。

コーヒー好きでもない私が、カップを集めたり、カフェにやたら行くのは、先生に会おうとしているのかも。

知識は視野を狭めてくれます。それを少し残さないと、凄まじい星の数に圧倒されてしまいそうです。

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