「性的マイノリティの心理支援」という差別目線

私も心理職ではありますが、「性的マイノリティの心理支援」という言葉には違和感を感じています。

性的マイノリティに適した療法などが研究されているようです。

もしも、埼玉県の自殺率が高い(仮想例)と分かったら、「埼玉県人の心理支援」というお題が立つ前に「なぜ埼玉県は自殺率が高いのか?」というテーマになるでしょう。

そして、調査の結果、埼玉県人は自己肯定感が低いと分かれば、自己肯定感を上げるための療法を提供する案が出るでしょうか?

したとしても、それは「自己肯定感が低い人のための」であって、「埼玉県人のための」ではないでしょう。

「性的マイノリティの心理支援」に感じるのは、そんな違和感です。

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心理セラピスト Kojun(上野貢潤)
心理セラピスト/Points of You アドバンストレーナー(日本資格)/プラクティショナー
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