気づきや知識が役立つかは「望み」次第
- By: 心理セラピスト Kojun(上野貢潤)
- カテゴリー: 対処法, 心理セラピー関連
心理セラピーの事前相談では目的を確認します。心理セラピーの当日も確認します。
それは、本人が望むこと以外(大きなお世話)をできるだけしないためでもあるのですが、もうひとつあります。
何かに気づいたとき、それに呪われるか、それを解決の糸口にできるかということです。
わかりやすいのは、ラベリングです。「○○障害」のようなことが自分に起きていると気づいたとします。
目的のある人は、「○○障害 解決法」と検索します。
目的のない人は、「○○障害 原因」と検索します。
実際には両方のようなことが起きるかもしれせん。
目的のある人は、全否定から部分否定へと視野が広がります。「私はダメだ」から「問題はそこか」となり、自分の健全なリソースを使いやすくなります。
目的のない人は、気づきやラベルにより視野が狭くなり、それまでなかった症状を作り出したりします。
目的というと堅いですが、何を望んでいるのかということです。「望みがある」とか「望みがない」とか、よく言ったものです。
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心理セラピスト/Points of You アドバンストレーナー(日本資格)/プラクティショナー

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