「助けて」と言えない人には、その理由があります。
問題が軽ければ、頑張って「助けて」と言ってみるのも良いでしょう。深い問題は心理セラピーでアプローチするのが良いでしょう。
ここで紹介するのは、真の理由を受け入れることで、「助けて」と言えるようになるというアプローチです。
これは恐怖の感情を受け入れることを含みます。深い認識が必要ですが練習すればできます。
本当の理由を赦すアプローチ
こんなアプローチもあります。
「助けて」と言えないには、それなりの訳がある。その訳を大切に赦してみる。たいていは人に納得してもらうための言い訳がでてきますが、言い訳であっては効果ありません。
本当の訳を受け入れたとき、「助けて」を言えるという体験があります。どんなことから、どうな風に言えばよいかもわかります。
その体験の、なんとなくのイメージですが、「値段が分からない商品の購入ボタンが押せない」状態から「高いけど値段が分かっている商品の購入ボタンを押す」状態への変化にも似ているかもしれません。もっと深いですけどね。
「恐怖」を所有する
この本当の訳を自覚するというのは、恐怖の感情を受け入れるという側面を持つことが多いです。ですので、なかなな出来ないんですね。でも、練習すれば出来ます。
もう一度念を押します。自覚したいのは、言い訳ではなく、本当の訳ですよ。