- 2023-04-19
心理支援業界の「標準化」概念はちょっと旧い
情報科学/IT業界を経験しております私からすると、心理とITは共通する部分があります。 コンピュータシステムせよ、管理システムにせよ、機械的な理想論ではなく、人間の心理を踏まえた現実論が生き残ってきました。 臨床心理学は各業界の中に潜んでいるのですが、ここでは2つ業界そのものについて感じることを書い […]
情報科学/IT業界を経験しております私からすると、心理とITは共通する部分があります。 コンピュータシステムせよ、管理システムにせよ、機械的な理想論ではなく、人間の心理を踏まえた現実論が生き残ってきました。 臨床心理学は各業界の中に潜んでいるのですが、ここでは2つ業界そのものについて感じることを書い […]
どんぐりの背比べ かつてエビデンスがなかった療法も研究が進むとエビデンスが出てきたりします。そして、適応がある療法であれば、療法の効果率(何割の人に効果があるか)は「どんぐりの背比べ」という印象を持っている専門家も増えているようです。 これは、どうやら技術要因(療法の選択)よりも治療関係(セラピスト […]
私のところで扱う虐め被害や性暴力被害のPTSDについて、少し以前から広義PTSDという表記にしています。医学的診断名と区別するためですが、それについてちょっと書いてみます。 ※追記 かつてはショックトラウマと呼んでいたのですが、それに戻してもよいかなと思っています。 流行りの症状-診断名-療法選択モ […]
「エビデンスのある心理療法」というような言葉が流行しています。 「エビデンスがある」と言われると、効果が保証されているように聞こえます。「エビデンスがない」と言われると、アヤシイ感じに聞こえます。ですが、これらは「よくある誤解」です。 「エビデンスのない手法を撲滅しよう」なんて言うエビデンス警察もい […]
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