「人より優れなければ幸せになれない」という刷り込み

自信なさとか、余計な競争心とか、他者評価に生きるとか、そういったもの奥に、劣等感とか劣等コンプレックスというのが、ありますね。

劣等感を解決することは、劣等感を消せばよいというものではないというお話。

「人より劣っているという感覚」として自覚されることがあります。だからといって「人より劣っていない状態をめざす」とか「人より劣っていないと自分に言い聞かせる」とかは、対策としてはズレているわけです。(応急処置や個別対策にはなりますが、根本問題は深まります)

私は「人より劣っていることへの恐怖」と表現します。劣等恐怖、劣等不安、といった方がよいかなと。

まあ、劣らない方がよい、勝りたいというのは、それはそれでよいのですが、「劣ると死ぬ」とか「劣ると居場所がない」とかは問題となります。

そこには、刷り込みがあります。

「人より優れなければ幸せになれない」
「人より劣ると幸せになれない」

これを、自信のなさという観点とは区別してみてもよいかもです。

心理セラピーで扱うのは、優れるためのレッスンや、ポジティブシンキングではなくて、根本の方ね。

The following two tabs change content below.

関連記事

  1. ポジティブ思考もいろいろ

  2. 人の言葉の受け取り方の3種類

  3. 説教とセラピー

  4. 右脳とか左脳とか言ってるのは左脳的!?

  5. 「変わりたくない」のではなくて「矯正されたくない」のだ

  6. 「信じる」と「疑わない」は別のこと

  7. 性暴力被害の相談

  8. 「コンフォートゾーン(安心領域)の外へ出るんだ」とアドバイスされると動…