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自己肯定感

  • 2024-02-27

無条件の自己肯定感!?

言葉の意味は恣意的 「自己肯定感」という言葉が一人歩きして、一部では己惚れていたり、反省がない、努力をしない人のことと思われたりしているようです。 また、ある心理セラピストは「自己肯定感は無条件の自己肯定である」とか言いますが、別の人は「いやいやそれは「無条件の自己肯定」と呼ぶべきだ」とかの意見があ […]

  • 2023-10-01

劣等感の克服 – 人を尊敬すること

劣等感による生き辛さ 消極的になってしまう場合 劣等感が思考や行動に影響している場合、チャンスを掴めなかったり、恥をかくのが恐くて挑戦できなかったり、損をすることは多いかもしれません。 劣等感が感情に影響している場合、傷つきやすかったりするかもしれません。単なる失敗が、自己否定につながってしまいます […]

  • 2022-10-27

自己肯定感の心理セラピー

自己肯定感の大事な理解 「周囲に優れた人たち、素晴らしい人たちがいると、自己肯定感が上がらない」というのは、注意を要する捉え方かと思います。 確かに、そなように感じるのは自己肯定感が低い状態かもしれません。 しかし、他者と比べなくても大丈夫なのが自己肯定感です。 このことは、自己肯定感の低い人にとっ […]

  • 2022-09-05

自己肯定感の低さが本当に根本問題なのか

幼少期に刷り込まれた何かが人生の足枷になっているというのは、心理セラピーのよくあるテーマです。 自己肯定感の損傷というのもその一つです。そして、それは殆どの日本人が持っている傷であります。 多くのクライアントも自己肯定感の傷を持っています。ですが、クライアントのお悩みの根本原因がそれかどうかはケース […]

  • 2021-11-20

「無条件の愛」は無条件ではない

心の回復のために「無条件の愛」というものが必要だと言われます。自分に向けた場合は、(良い意味での)自己愛となりますね。 この言葉、理屈の世界をみているか、体験的な世界を見ているかが表れるので、面白いと思います。 心の回復に必要ないわゆる「無条件の愛」について、私の思うところを書いてみます。 自己犠牲 […]

  • 2021-02-03

自己肯定感を「育てる」のではなくて「取り戻す」

条件つきではなくて、自分の存在そのものを肯定できるのが心理セラピーで目指す自己肯定感です。 それは自信をつけるアプローチとは真逆です。 赤ちゃんや幼児は自己肯定感がある。申し訳ないって感じで生まれてはこない。人より劣らないと自信があるから笑っているわけではないでしょう。 ※へんな投影がある人は赤ちゃ […]

  • 2021-01-27

高い目標を持つことで一歩も進めなくなっているケース

高い目標を持って何も達成できなくなる人がいます。 楽器を習うときに、「あの名曲を弾きたいんです」と言います。ドレミファソラシドの練習はしたくない、最初から名曲を弾きたいと言います。で、いつまでたっても練習が始まりません。 名曲を演奏して「すげー」と言われたいそうです。ドレミファソラシドは弾いても意味 […]

  • 2020-12-10

「自己責任」の前に精神的な自立と自由を

「自己責任」という言葉に違和感をおぼえる人が多いですね。それは誰かの「私は責任負いません」を意味してることが多いからでしょう。 自分に責任をもつとか、自分の人生に責任をもつという意味では、それは精神的な自立ということになります。心理セラピストの視点からすると、それは「精神的な自由」とも言えると思いま […]

  • 2019-12-21

自己肯定感は高めるものではない

近年「自己肯定感」という言葉が流行っているようですね。いろんな意味で使われているようです。ここでは、心理セラピーで扱う自己肯定感について書いてみます。 自己肯定努力は自己肯定感ではない 「俺は自己肯定感は大丈夫です。こうみえてプライド高いので、人から悪口言われたら、すぐ言い返します」 これはありがち […]

  • 2019-10-14

私の異性装〜ひと目を気にするために生きているのではない。

私が異性装(ここでは、身体と異なる性別の服装をすること)をSNSで公開したとき… よく「うけるね」ボタンが押されました。 それは残念でしたが、その不愉快に負ける気はまったくしませんでした。 そして、とくに説明もしなかった。 「笑わないでください」とお願いする気など毛頭ありませんでした。 当時LGBT […]

  • 2018-10-08

「人より優れなければ幸せになれない」という刷り込み

自信なさとか、余計な競争心とか、他者評価に生きるとか、そういったもの奥に、劣等感とか劣等コンプレックスというのが、ありますね。 劣等感を解決することは、劣等感を消せばよいというものではないというお話。 「人より劣っているという感覚」として自覚されることがあります。だからといって「人より劣っていない状 […]

  • 2017-11-16

人が死ぬとき後悔すること~「やりたいことをやらなかった」編

人の死に立ち会うお仕事の方々が、人が死ぬときに後悔することを挙げていらっしゃいます。それらに影響する心理課題について書いてみます。 今回は、後述の参考文献から、「やりたいことをやらなかった」について。  なんとなくやらなかったというのならば話は別ですが、なぜか出来ないというのであれば、深層 […]

  • 2017-05-02

心を開くことも必要だし、心が閉じることも必要

心を開くことは良いこと? 心が閉じるのは悪いこと? こんなような話をよく聞きます。 (なんらかのセッションで)心を開いたら、いじりまわされた。 (なんらかのワークショップで)心を開かないからダメなんだと言われた。 心を開くことも必要だし、心が閉じることも必要。 「自己開示しなさい」「感情に触れなさい […]

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