クライアントを追い抜かない程度に干渉してみる!?
【エッジはお好きですか?】
傾聴と言うと、余計なことを言わないように気をつけて黙るみたいなイメージありますか?
そんなキャラじゃないんだけどなあという方のためのヒントを。
コーチングゲームは、セッショニストの専門性を頼りにするものではないので、過少干渉ぎみで十分かと思います。私の入門向けキャッチフレーズは「役に立とうとしない」。この挑戦はなかなかの醍醐味。
でも、まあそれはそれてして、ワイワイやりたいときはどうしようか。
オープンエッジというのを意識してみてはいかが?
難しいぞー、と言われる、これ。でも、簡単にしちゃいますよ。
「クライアントを追い抜かない、そのギリギリ」みたいな意味ね。たぶん。
クライアントが既に言ったことを繰り返す(オウム返しとか、イシューの確認とか)はエッジの手前。追いかけてる様子をイメージして。
セッショニストが推測や解釈をしたら、それはエッジを越えた先。追い抜いたイメージね。
そして、ギリギリの伴走で支援するのが、オープンエッジ。「クライアントの半歩うしろ」とも言われます。「探索的共感」とも言われるかな。
まず、このアナロジー(追い抜く、追い抜かない)を思い浮かべることで、自分がどこにいるか反省しながらやってみる。
次に、オープンエッジのお手本。それはGoogleの検索窓。
「目黒」と入力すると、「もしかして、目黒区?」と出るよね。決めつけて勝手に検索したりはしない。Googleは膨大な検索例を知っているけど、あくまでここで決めるのはクライアント。「もしかして」と前置きすればよいというもでもない。入力欄を侵してはならないのです。
当てようとしているのではない。
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これ大事
むしろ当たってはいけないくらいに思ってみると分かりやすいかも。当たってなくても邪魔にならないような言い方やタイミングが見えてくる。
ぶっちゃけ、上から目線の人と、リスペクトもってる人の差が、出ちゃいます。
それもまた、ゲーム。
4月のトレーナー養成講座では、触れないだけの安全を超えて、グループのプロセスを探求するのが大きなテーマ。グループでのオープンエッジ体験します。昨年私が見てきた、創設者エフラットのやり方もお伝え。
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