レスリーらのセラピー専門書を読み直してみました。最先端とは言えないけど、ちょっぴり古いだけに基本がしっかり研究されています。心の問題解消のプロセスの前半は、やはり同じですね。ブログにもよく書いていますが、自分の体験に気づいていくこと。「自分の心と対話する」と表現しているのは、その入口です。
その「前半プロセス」で、日常の心理トラップはほぼ扱えます。様々なメソッドが形を変えてその「やり方」を教えています。私の講座では、「やり方」how-toはそこそこに、why-toを扱っています。
「後半プロセス」は、流派によって狙うところが違うように感じました。私がセラピーで提供するのは、人生を長期的に支配する自分の中の何か(広義のトラウマ)の解除です。
セラピー業で販売している商品は「心の自由」です。